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国公立大人気が凋落したわけ(有名私立大の難関化の理由)を教えてください。
国立大學の昭和49年度入学者までは学費が年額18,000円でした。翌年度に48,000円、その翌年度には96,000円に。当時、「ずいぶんひどいことするなあ・・」と感じたものでした。それが現在は535,000円。隔世の感があります。文系で比較すると私立大学との納付額の差は狭まりました。 一方、昨今の入試難易度では、単純比較はできないものの併願先や第一志望校の動向を見ると、首都圏や京阪神の都会の伝統ある私大がかなり難関化し、国公立大の合格辞退者もかなり多いようです。少子化の影響で両極化とは言え有名国公立大へは入りやすくなっているはずなのにせっかく合格しても辞退するというのはいかにも不思議な気がします。 例えば、MARCHクラスの私大の文系で考えた場合、本当に地方国立大よりも就職が良いのでしょうか?割高の納付額を納めるに値するだけの教育環境が準備されているのでしょうか?私にはただ単に地方の若者が高い生活の利便性を求めて地方から首都圏等に出てくる傾向が強いだけなような気がするのですが、本当のところどうなんでしょうか。いろんなお立場の方々に広くお伺いしたいと思います。これは私がずうっと心にひっかかっていた疑問なのです。よろしくお願いします。
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お礼
衝撃的なご回答でした。有難うございました。私どもの年代では新潟大は一期校、北陸の雄です。当時は北大文系でも地方のトップ進学校からですら合格はなかなか容易ではありませんでした。旧帝は高嶺の花でしたから、金沢大に次ぐ新潟大の人気はかなり高く私の同僚も非常に優秀な人が揃っています。当時はといえば・・新潟人文法を蹴って明治法は1%もいないはずです。それが今は家計的に可能であれば半数以上が明治を選ぶのではないでしょうか。私の頃も中央法は難関でしたが、今のように平気で北大や九大、場合によっては東北大も袖にするほどではなかったですしね。ご回答を読んで問題の核心に触れた思いがします。明治、さらに「勉強の虫」中央の企業受けが良いというのも納得できました。