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コードの種類
自分はエレキギター始めて2週間経ちます。 ちゃんと練習本も買ったんですけど、 本が詳しくなくて、 「Gのパワーコード」ってあったんですけど、そのあとに「Gのオープンコード」ってあったんですよ。 指の違いは分かるんですけどパワーコードとかオープンコードの意味がわからないんですよ。 それにコードは3つの音が合わさったものだとなにかでみたんですが Gのパワーコードって二つしかならさないので意味がわからないんです。 教えてください。よろしくお願いします。
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パワーコードというのは、2つの音程で構成される複音のことで、基準となる音程(ルート音)にその3音半、7フレット分上にある音程(完全五度)を加えたものになります。 少し詳しく言えば、コード(和音)を成立させるには最低限、そのコードの基盤となる音程のルート音、ルート音の3倍音と同じ音程でルート音の響きを補強する完全五度上、コードの響きの長短(メジャー・マイナー)を決める3度の音程の3つの音程が必要ですが、この中からコードの長短を決める3度の音程を省略したものがパワーコードになります。パワーコードは、構成音が2つしかないので厳密にはコードとしての成立要件を満たしていない複音になります。 パワーコードはロックなどの伴奏で多用されるもので、メジャー・マイナーの区別がないために、その上で比較的自由にフレーズを展開できる利点があります。また、過激に歪ませるエレキギターなどでは、歪ませた状態でたくさんの音程を鳴らすと音がぐちゃぐちゃに混ざり合い、音程も不明瞭になりがちで響きが汚くなることがあります。そうした場合などにも、パワーコードは調和しやすい二つの音程しか鳴らさないので、響きが濁りにくいという利点もあります。 実際の使用例では、伴奏パートでルートの単音弾きではいまいち迫力が出ないように感じられる場合に、パワーコードにして響きを補強し、迫力をつけるというケースなどがあるでしょう。 オープンコードについては俗語的な用語で、主にローポジションで、開放弦を含む形のコードフォームや、そのコードフォームで鳴らすコードのことを指します。これは特に音楽的な意味合いではなく、ギターのコードフォームのことをさす用語です。 オープンコードの対義語としては、バレーコードなどがあります。こちらは人差し指で複数の弦の同フレットを押さえて鳴らすコードフォームや、そのフォームで鳴らすコードを指します。 他に、ローコードやハイコードなどという用語もありますが、ローコードは低いフレットポジションで押えるコードフォームやコード、ハイコードは高いフレットポジションで押えるコードフォームやコードのことを指します。 蛇足が多くなりましたが、参考になれば。
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これらを理解するためには、少しだけ理論的な事を知っておく必要があります。 出来る限り分かりやすく説明してみます。 全てのコードと言われるものは、三つの音を合わせることで初めてコードとなります。まずこれが大原則です。 GならG・B・D(ソ・シ・レ)の音を合わせることで、初めてGコードと呼べます。 オープン・コードとは、開放弦を含むコードの事です。 極論を言えば0f~3fあたりで押さえるコードのことだと言えます。(かなり語弊がありますが・・・) 逆にセーハを伴うコードの押さえ方をクローズ・コードとも言います。(実は、これとは違う意味で音域に関してクローズコード、オープンコードと言うこともあるのですが、今回は無視していいです。) Gコードのクローズドも、Gコードのオープンも押さえ方の違いだけで同じGコード(G・B・D)の音しか弾いてません。当然押さえてるポジションは違うので、音の高さは違いますが鳴らす音の種類はすべて一緒です。 一方パワー・コードとは、コードを構成する三つのうちの一つの音を(真ん中の音、GコードのパワーコードならBの音を)省いたもので、2つの音しか組み合わせないコードの事をいいます。 仮に6本の弦すべてを使ってGのパワーコードを弾いても、音の高さが違えど結局二種類の音(2つしか)しか鳴っていないはずです。 一般的に、真中にある音はコードの特徴を決めるのに最も影響のある音になので、ロック系などではこれをあえて外してメロディーに自由感を与えることが多々あります。 簡単にまとめると、単純にコードと呼ばれるものは3種類の音で構成されている。 パワーコードはその中の真ん中の音を省いて2種類の音で構成されている。 オープンコードとはいくつかあるコードの押さえ方の呼び方で、開放弦を含むコードの押さえ方のこと。 ・・・・以上、分かりにくいかもしれませんが、少しでも参考になれば幸いです。