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犬の結石手術後の尿の出方
4日前に雄犬の結石の摘出手術をしていただいたんですが、 同時に虚勢手術もしなければいけないとのことでしたので すぐに了承し、無事、手術を終えました。 術後はすごく元気になり、安心していたのですが、今日女房が 散歩に行くと、尿が手術後の傷跡から出ていることに気づき、 すぐに問い合わせてみたら、「そのように手術した」との事で、 「何も聞いていなかったのでびっくりした」旨を伝えると、 「言い忘れていました」との返答だったそうです。 そんな大事なことを手術前にも手術後も伝えてくれないなんて、 おかしいのでは?と、怒りがこみ上げると同時に不安になっています。 人間であれば大変なことですよね。 ペニスから尿が出ないで、今後傷跡から尿が出るようになるとの事 です。 そんな術式あるのでしょうか? 冷静に病院と話をする為にも、何でもいいですので参考になることを 教えていただきたいと思います。 そういう術式があるのであれば、何も言わない方がいいとも 考えています。 どうか、宜しくお願いいたします。
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こんにちは。これ、もし人間に置き換えて学会発表したら、注目の的でしょうね。尿路変更手術が2ミリの尿管結石に対する術式としてはないと思います。術前、症状が強かったんですか?なんぼワンコでも2ミリの結石って自然排石はみこめなかったんでしょうかね?なんか、特殊な状況だと言うことがわかりました。 患側尿管を皮膚瘻にしたんでしょうね?尿管皮膚瘻手術? 健側尿管は絹糸で縫合して健側腎からの尿を出なくしてしまったんでしょうかね?ただ健側の腎臓が無形成とか低形成とかの腎機能のない、先天的異常だったらありうるかな?膀胱は空置膀胱になってるんですね? 1.今でも前立腺液、精液は分泌されます。ワンコでも一緒だと思います。去勢してるのでその液は少量ですが、尿道を縫合切断していた場合、行き場がなくなったので膀胱に貯留するでしょうね。吸収もされるとは思いますが、下腹部が張って膿瘍形成がくるかも知れません。 2.おしっこは常時コントロールされずに皮膚切開創から出ます。ここも定期的に観察しないと皮膚狭窄合併によって尿が出てこないこともあり得るかと思います。まあ、この辺は泌尿器科のナースであればわかっていただけるかな?また尿管皮膚瘻だったら尿が再吸収されることはないですが、ただ単に尿管切開部から後腹膜腔を通って尿がしみ出してるだけだったら、再吸収されうるのでミネラルバランスにも気をつけたくなりますね。 3.ワンコって2ミリの結石を手術するんでしょうかね。よっぽど出血が止まらないとか、腎盂腎炎の原因になるとか、腎機能低下が長期にわたるとかあったんでしょうね? 1.2は乗りかかった船なので今後のワンちゃんのためにカキコさせていただきました。当事者でない小生はこれ以上のカキコは遠慮させていただきます。
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- arry_k
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獣医師です。 回答者さんが勘違いされているようですので、僭越ながら回答させていただきます。 恐らくは結石が存在した場所は尿管ではなく、尿道です。 オス犬の尿道結石で水圧で逆行性に膀胱内へ結石を押し戻す処置が不可能だった場合に尿道内の結石を取り除くために尿道切開を行うことがよくあります。 その際に、陰嚢前方での切開を行うことが一般的(この部位で閉塞する事が多いため)ですが、今回のケースではより近位での閉塞だったため、去勢をして陰嚢部での尿道切開を行ったのではないかと推測します。 その際に、切開創を縫合せずに二期癒合させることもあります。これは縫合することで尿道の狭搾を避けるためです。縫合せずに切開創を開放創としていた場合でも、数日から数週間で元の通り外尿道口からの排尿が可能となります。 尿管切開してそのまま側腹部に開放させる手技はまず用いません。 質問者さんが尿管と尿道の表記を誤ってしまったと思われます。
お礼
ご回答有難う御座います。 「尿管切開してそのまま側腹部に開放させる手技はまず用いません。」 との事ですが、結果言いますとから言いますと、側腹部に開放しています。 私の中では、傷口もきれいになっており、尿の出方もスムーズで、1回のオシッコで以前と比べると大量に出してくれるようにもなったので、 良かったかなと、考えています。 稀なケースであったんだと理解して、解決したとも考えています。 今回本当に、専門家の先生方にご回答いただいて感謝しております。 有難う御座いました。
- shibaryuta
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こんにちは。 尿管結石でしたか?両側尿管結石ではないですよね?小生は絶対、膀胱結石だろうと思ってしまいました。尿管結石をとるために尿管に切開を入れます。結石を取り出した後、切開した部位を吸収糸で縫合しないといけません。尿管の場合、(前回のコメントにカキコしましたようにどうしても圧力がかかりますので)短期間、そこから尿洩れが出る可能性高いです。糖尿病や局所感染がなかったら、通常は7日間くらいでこの尿洩れはグンと減りますので、「傷跡から尿が出るようになる」は解消すると思います。 但し、反対側の尿管(何もなかった方の尿管)は手術では触っていないでしょうから、反対側からの腎臓からの尿はこれまで通り、ペニスからでているはずです。ね?
お礼
ご心配いただき、本当に有難う御座います。 昨日女房が担当の先生に話を致しましたところ、 最初から、そういう術式だったそうです。 ペニスはもう飾りでしかないようです。(苦笑) 女房は実は元看護師で、泌尿器科にも勤務していましたから、 専門的に自分の知識を駆使してつっこんで聞いてみたそうです。 人間では考えられない告知無しの手術ではありましたが、 そこは、平謝りに謝罪していただいたようです。 ワンコの場合、そういう手術が普通に行われるかどうかは 私としては、納得行かない部分も有るのですが、 ワンコも元気になりましたし、もう良いかと思います。 力になっていただき、有難うございました。 この質問が、今後ワンちゃんネコちゃんが、同じような手術を 受けないといけない事態になったときに、少しでもお役に立てばと 思います。 本当に有難う御座いました。
- shibaryuta
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こんにちは。小生は泌尿器科医です。獣医ではありません。赤柴犬オス生後11カ月を飼ってます。最近、獣医学書を読んでますが、つくづくワンコって人間に近いなーと思ってます。大変な状況で非常に困ってはるようなので推定しながらカキコさせていただきます。自信があるわけではありませんので参考程度に。 ワンコの年齢は?結石の大きさは?存在部位は膀胱?尿管?尿道嵌頓?どれでしょうか?全部とれたんですか?残石はないんでしょうね? 膀胱結石の場合、開腹手術では膀胱にも切開を入れて膀胱結石をピンセットでつまみ出し、膀胱切開創を吸収糸で縫合し、ガーゼカウントして腹部の皮膚を縫合閉鎖しますが、ヒトの場合、結石の大きさ(すなわち膀胱切開の長さ)にも寄りますが、7日間程度はペニスから尿道カテーテルを膀胱にまで留置して、自然に尿が膀胱外に流れるようにして、膀胱に圧力がかからぬようにします。膀胱閉鎖部位はオシッコが充満して圧力がかかるとはじける可能性があります。基本的にワンコでも同じだと思いますが、術後3日間は皮膚の切開創からもれてなかったとすれば、(術後3日間はペニスから出てたんですね?)この辺がどうしてはるんでしょうね?ワンコだったらしないのが一般的? また結石が結果的に尿道へ嵌頓していれば、さらに高齢犬で前立腺癌でもあれば比較的困難な手術になって、尿道に穴が開かざるを得なかったのかも知れません。そうなると尿道は使えず(ペニスからオシッコは出せず)、切開創から出さざるを得ないかも知れません。去勢手術をしなければならない理由はなんでしょうか?精巣は両方とも術前に触知できましたでしょうか? 再度、手術医からしっかり説明を受けて下さいね。獣医さんのカキコが待たれますね。良い方向に進みますように。
補足
早速のお返事有難う御座いました。 昨日読ませていただいたんですが、書き込む時間が無くて、 遅くなりました、申し訳ありません。 うちのワンコは、今年11歳です。 尿管に2mmぐらいの石が2個詰まっていたようです。 石は全部取れたということでした。 去勢手術をしないと、摘出できないと言われたので、 OKしたと言うことです。 あと、最初から、ペニスから出ていなかったようです。 家に帰ってきて、2回目の散歩のときに気づいたそうです。 電話で聞くと、最初からペニスから出ないようにしたとの事でした。 ペニスを使わない術式もあると聞いて、少し安心しました。 傷口のかさぶたもまだまだ取れていない状態ですので、今は 様子を見ています。 お返事有難う御座いました。
お礼
ほんとうに、有難う御座いました。 心配をいていただいたのに、私のほうで勝手に納得してしまった ような事で、本当に申し訳ありませんでした。 ワンコは元気にしていますので、本当にご回答いただいて 有難う御座いました。