痴漢の犯人・痴漢冤罪者・痴漢被害者はＪＲと国を訴えることはできますか？

質問

すいている車内での痴漢は別として、満員電車内の場合、
満員であったため女子と体が接触し欲情した、
あるいは満員であったため痴漢犯と間違われた、
あるいは満員であったため痴漢の被害にあったとして、
満員を解消しなかった（しかも何十年も！）ＪＲ
もしくは国？を訴えた場合、勝ち目はありますか？

同じように、人身事故で電車の遅延に遭った場合、
これまでにも何度も何度も何度も投身や落下事故があるにもかかわらず、
駅のホームに落下防止柵をつけない（しかも何十年も！）ＪＲを
訴えることはできますか？　そして勝ち目はありますか？
集団訴訟とか。

こういう事件や事故を見聞きするたびに、
満員の電車や駅に押し込められながら我慢させられている（しかも何十年も！）日本国民が悲しく（都民だけ？）。

回答No.5

jyohojyo

痴漢の冤罪で鉄道会社を訴えるのは、現状では困難な気がします。
鉄道会社の過失や科怠があるとはいえないからです。

ただし、転落防止柵の設置については、訴えることは可能だと思います。
香港の地下鉄では、以前は自殺や転落事故が多かったため、数年の間に地上駅を除く全駅にスクリーンドアを設置しました。シンガポールの地下鉄は地下全駅、中国本土も新設路線はスクリーンドアを設置して、転落防止策をこうじています。

スクリーンドアを設置するとドアの開閉に時間がかかり、運行密度が保てなくなる、、というのが不設置の理由のひとつのようですが、２分間隔で走る香港の地下鉄を見ると、ドアとスクリーンドアの連動も良く、特段の支障はないように思います。
人命と運転遅延から生じる経済損失を考えると、整備を怠っている鉄道会社の科怠は問うことができると個人的には思います。

なお蛇足ですが、香港、シンガポール、中国本土の地下鉄は通常ワンマン運転です。東京でもワンマン運転の路線はスクリーンドアや転落防止策が設置されています。

お礼

ありがとうございました。

＞鉄道会社の過失や科怠があるとはいえないからです。

満員電車は痴漢という行為をそそのかす遠因や、その被害を受けることをわかっていながら放置した過失にはならないのでしょうか。残念です。

ドア不設置にそんな理由があること、
しかし香港では2分おきでも支障がないこと、知りませんでした。
だったらぜひ付けてほしいなあ。
混雑時のＪＲ主要駅なんてマジやばいですから。
「人命と運転遅延から生じる経済損失」はまさに！です。
1回の人身事故で人命はもちろん、毎回何万という人が影響を受けるのに。
現在都内駅のほとんどに設置されたエレベーターとエスカレーター、なぜ人命にかかわる落下柵が優先ではないのか?と不思議に思ってました。

回答No.4

yomogi7a

>ご提案の内容で鉄道会社を訴えた例は聞いたことがありません

つい最近も拾ってきたガスストーブで一酸化炭素中毒で家人が死んだから賠償せよと
8000万円ほどふっかけた人がいました。

拾ってきたストーブでですよ！！！

世の中何でもありなんだなと思いました。
前例がないなんて屁みたなものです。ぜひやってみて下さい。

お礼

ありがとうございます。
アメリカでは確か電子レンジに猫を入れた人がレンジメーカーを訴えたような。

余談ですが、昨日の、火災による中央線の7時間運行停止にともなう混雑で、
ジャケットのボタンが引きちぎられてなくなってしまいました！
これはＪＲより、日本の満員電車のひどさを知っておきながら、
混雑に耐えられないボタン付けをしたメーカーを訴えるべきか、
とも思いましたが、命にかかわらないので思い直しました。

回答No.3

nidonen

勝ち目はゼロです。というか訴権の濫用と批判されるでしょう。
民事裁判になるわけですが、原状回復すべき損害も、請求すべき
損害もありません。慰謝料を請求する根拠もありません。

> 満員の電車や駅に押し込められながら我慢させられている

　これは通勤時間の分散や、職住接近の推進といった社会政策で
解消すべき問題です。単に線路容量を増やすとか電車を増発する
というのは対症療法に過ぎず、根本原因の解決には繋がりません。
その意味で ＪＲ など鉄道会社を訴えるのは全くのお門違いです。

　また、「 満員を解消しろ 」という主張は、会社員の多くが
９時を定時とし、郊外から都心への通勤を行なっている現状を
肯定することにすらなります。

　ちなみに車社会の米国では、通勤時間帯のハイウェイ渋滞が
ひどいです。電車通勤なら目をつぶっていても目的地につけま
すが、常に神経を張り詰めて運転し続けるほうが精神的には
辛いでしょう。実際、片道１時間の自動車通勤はザラです。

　ソウルでも地下鉄の混雑はひどいし、地下鉄が発展しつつ
ある上海では公衆マナーがないのも相まって日本以上に殺人的な
状態になっています。それが世界の現状です。私の知る限り、
ご提案の内容で鉄道会社を訴えた例は聞いたことがありません。

お礼

ありがとうございます。
余談ですが、つい最近、エヴァンゲリオン・ファンの外国人が「主人公たちが降りかかる受難に対していつも受動的な点だけは理解できない」と言っていた、という書き込みを見ました。
日本人的諦観のなせる業でしょうか。

回答No.2

at9_am

裁判で勝てる見込みは、全くないでしょう。
少なくとも、重過失か故意があった、と認定できなければなりませんが、国にもJR各社にもそれはなさそうです。

> 満員であったため女子と体が接触し欲情した、

こういうのは屁理屈と言われてしまうでしょう。
これを認めるならば、ある人の顔を見て何となくむかついた、という理由で殴った人は、むかつかせるような顔をしていた人に非があるので、無罪になるでしょう。

> あるいは満員であったため痴漢犯と間違われた、
> あるいは満員であったため痴漢の被害にあった

満員であれば痴漢と間違えられる、あるいは痴漢にあうであろうと予測して、痴漢と間違えさせる目的で故意に満員にしているのであれば、未必の故意を問えますが、そうではありません。

> 人身事故で電車の遅延に遭った場合、

普通電車では、運行規定に、遅延の保障はしません、と書いてあります。
急行の場合は、一定時間以上遅延の場合にお金が返ってきます。

また、駅のホームに落下防止柵は、現在徐々につけられていますが、他のところに予算がかかりますし、一夜にしてつけられるような物でもありませんから、相当な時間がかかるでしょう。因みに新幹線などではほとんど付いています。

因みに、
> 満員の電車や駅に押し込められながら我慢させられている
のは関東と関西のごく一部だけです。でなければ、廃線などは起こるはずもありませんね。また、ラッシュ時間以外は、山手線でもどの路線でもそこまでのラッシュはないと思いますが、どうでしょうか。

お礼

ありがとうございました。
国に過失なしですか。
こうしてまた関東と関西のごく一部は何十年も満員電車と投身・落下は続きそうですね。

回答No.1

Yu-ki1234

両者とも訴訟に持ち込んでも、勝てないのではないでしょうか。
この訴訟で原告勝訴の判決を出すと、これからの社会生活に甚大な影響を及ぼすと思います。
たぶん、訴（うったえ）の利益がない、つまり原告不適格とされてしまうのではないでしょうか。
たとえば、満員電車の場合、原告が時間を早めにするなどの対策を講じればいいといわれそうです。
しかも、体が接触して欲情した…というのは個人の問題であり、審理の対象外になるのではないでしょうか。
人身等の落下防止策のために、ホームに防止柵をつけると、実用的ではなく、しかも落下防止のためにＪＲ等は白線の内側で待つように指示するわけですので、ほとんど無理でしょう。

お礼

ありがとうございます。
残念なことです。