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SACDって何ですか?
こんにちは、きょうはちょっとショックから立ち直れないので質問させていただきます。 昨日、久しぶりに会う友人とオーディオについて語っていたのですが、ソイツがしきりにSACDを連発するんです。それでつい知ったかぶりして「あぁ、あれね」と聞き流してしまいました(でも、実は初耳だったのです)。一応2人とも昔は自称オーディオ通だったと自負しておりましたが、どうも最近のオーディオ(MP3とか?)の台頭ですっかりついて行けなくなっております。 先日、私の好きだった古いレコードがSACDという形で復刻盤が出たと言うのですが、普通のCDと何がちがうのかさっぱりわかりません。しかも価格が4000円もするらしいし買おうか迷ってます。そこで質問です。 1、そもそもSACDって何ですか? 2、従来のCDと何が違うんですか? 3、従来のCDプレーヤーで再生は可能ですか? 4、その際、やはり専用プレーヤーでないと違いはでないのですか? 5、もしもそうならその専用プレーヤーの購入も考えますが、将来性はありますか? 以上です。急いで勉強しないと「知ったかぶり」がバレてしまいます。一応ソイツはライバルなので、これがバレるとかなり悔しいです。どなたかお助け下さい。
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>1、そもそもSACDって何ですか? SONYとPhilipsが開発した次世代オーディオです。 Super Audio CDが正式名称。ライバルにDVD-AUDIOがあります。 CDに比べ再生周波数帯域が広くダイナミックレンジも広くなっています。 >2、従来のCDと何が違うんですか? 見た目は似ていますが、記録方式は別物です。DVDと同じく2層式で、 5.1チャンネル再生も可能です。また再生周波数も100kHz(規格では)まで 再生可能となっています。 >3、従来のCDプレーヤーで再生は可能ですか? SACDの再生は出来ません。しかし、SACDのソフトの中にはCDとのコンパチ盤 も発売されていますので、CDプレーヤーではそのCDレイヤーを再生すること で可能になっています。(スペックはCD規格) >4、その際、やはり専用プレーヤーでないと違いはでないのですか? SACDの規格再生にはSACDのプレーヤー(CD再生も可能)を用意する必要が あります。 >5、もしもそうならその専用プレーヤーの購入も考えますが、将来性はありますか? 今年の後半からユニバーサル系でも発売が決まっていますのでタイトル数は増える と思います。しかし、CDより増えるにはまだまだ先になりそうです。 音質についてはいろいろなご意見がありますが、SACDだからといって絶対に高音質 だとは限らないと思ってください。基本は「録音の質」次第です。CDでも高音質 なものもありますからね。
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完全に個人的な意見としてお読みください。 SACDにしろDVD-audioにしろスペックばかりがクローズアップされて、マルチチャンネル再生だ、高域限界が伸びているだとか、数字上のデータばかりが取り沙汰されていますが、実際にボクがいいなぁと思った、SACDのソフトは実は60年代に録音された古い、クラシックの録音なんです。 それまでのCDで再生されることが特別なことのように思われていたCD化されたものよりも、ふーん、自然な感じだなぁ、と感じられるような録音として感じられたのです。いわゆるCDの初期の頃に言われたような、クリアでも音が冷たいという印象がなく、すんなりと音楽に入っていけたという感じなんです。 実際問題として、普段はあまりSACDのソフトは買っていません。というのは現行のCDでも十分に楽しめるからです。でも、ものによってはSACDのソフトはそれなり以上の印象を与えてくれます。アナログのレコードに少々感じが似ているというところにボクとしては好感がもてましたよ。 ちなみに、ソフトによっては、レンジの狭い真空管アンプで、これもレンジの狭いフルレンジ一発で聴くSACDでもフォーマットの優位は感じることが出来ます。敢えて、専用、専用と踊らされて揃える必要はないですし、それで二の足を踏み必要もありません。 ふとどこかで、SACDなりDVD-Audioに接する機会があって気に入ったということであれば導入されてもいいと思います。
お礼
evidenceさん、再度のお立ち寄り、誠に嬉しく思います。 全く同感です。やれS/N比が0.1でも高いものだとか、やれワウ・フラッターも測定不可能なものだとか、人間の耳なんかそんな数値は感知できないにもかかわらず、少しでも上級なものを欲しがりますね(あ、またわたくしの恥部が・・・。反省)。 結局、大金はたいてみたものの、娘の持ってるポータブルMDプレーヤーの方が、よっぽど自分にとっては好きな音だったりします(爆)。 レコードからCDに移行する時期(かれこれ20年近くなりますか)には、わたしもかなりの抵抗をしたものです。実際、同じ音源のレコードとCDを近所のジャズ喫茶で聴き比べて「アナログ派vsデジタル派」紛争が勃発したものでした。確かに発売当初のCDの音には冷たさというか薄気味悪さがありましたね。ノイズひとつないキチッとした音には空々しさを覚えたものです。 近所に、たまに立ち寄る一杯飲み屋があります。そこの店主は、気分がいいと、決まってカウンターの下から昔懐かしいテントウ虫型のレコードプレーヤーを引っ張り出して、キズだらけになった江利チエミのテネシーワルツのEP盤をかけるんです。大半の店の客は迷惑そうにしてますが、わたしはその音がとても好きです。 「♪I was dancin'・・ガサガサ・・・ with・・ my・ darlin' ・・ブチブチ・・to the Tenne・・バチッ・・・ Waltz・・」 な~んて感じですがね、わたしとそこのとぼけた店主だけは、なぜかこれを「最高な音だなぁ」なんて感心しながら酒を飲むのが好きなんですよ。なにせ、所詮わたしも娘のMDプレーヤーで充分感動する人間ですからね(笑)。 おっとっと、話しがだいぶ逸れましたが、是非皆さんのご意見を参考にしながら、SACDやらと一戦交えようかと思います(まぁ、当面は手持ちのCDプレーヤーで・・・)。 またまたこれを機に御ひいきくだされ~。 ありがとうございました。
- Schultzendorff
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締め切られていないようなので再び書かせていただきます。 >SACD用のアンプが必要になり・・・・ >専用アンプも必要になるということですか このような専用アンプは存在しません。(デジタルアンプは別) ですから基本的にはどのアンプ・プリメイン・・で問題ありません。 しかし、売る方としては「SACD対応」とか書いていますが。これは カセットテープに「For Digital」と書いてあるのと同じと考えてください。 たしかにSACDを再生するには規格的には100khまでフラットに再生しなければ ならないかもしれませんが、逆に100khまで記録されているソフトはテスト用ぐらい しかありません。ほとんどが30khまで入っていれば良い方ではないでしょうか? これぐらいならば一般のアンプで大抵は再生できます。 要するに能書きだけでは良い音(音楽)は出ないのです。最終的に良い音(音楽) が再生できれば、CDだろうがDVD-Audioだろうがかまわない。最近は能書きばか りの製品が多すぎではないだろうか。
お礼
Schultzendorffさん、再度お立ち寄り頂いて感謝です。 なるほど。じゃあ#4の方がおっしゃっているアンプというのは、きっとそのデジタル・アンプのことだったのですね。も~これだからわたしのような自称オーディオ通は看板を返上せんといかんなぁと、つくづく思います(笑)。 さてさて、「いい音」の定義は難しいですよね。二十歳前後のヤンキー兄ちゃんなら「高音と低音がバリバリに効いた大音量なら何だってイイ音に決まってんジャン!」と言い、初老のクラシック・ファンなら「やはり、コントラバスから出るピチカートの表現力ですかな」と言い、ジャズ・ファンなら「いやいや、テナーサックスのサブトーンの生々しさでしょう」と言う。 つまり、一定水準に達していれば、そこから先は、きっと好みの問題なんでしょうね。それを、ヘタに知識を身につけたばかりにメーカーが一方的に表示する規格性能やグラフ特性の数値にこだわって、いいように踊らされてしまうところが、自分にとっての「いい音」を見失ってしまう原因なのかも知れません。おっと、斯く言うわたしもその典型でした。ハイ(笑)。 またまた、今後とも御ひいきに願います。 ありがとうございました。
- moriken34
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12cmメディアの覇権争いで生まれたもの DVDオーディオ規格が決まっていながら、逸脱して新たに作られたもの 音質を売り物にしている 簡単な説明は,SHARPの1ビットアンプを参照 ハード面でも、争いをしている 互換性 デスクを多層にして 棲み分けをしているのもあります CD層は、従来の規格の、音質 パイオニア。マランツがDVD,SACD再生可能 高価 専用機は、規格提唱メーカーと数社 マニア向けが多く 高価 ソフトも、数は多いが、リマスターが多く 真価を発揮していない インポート品で音質優先が、有ります 販売経路が少なく、入手に苦労する DVDオーディオも、ソフトメーカーが、 音質に疑念を持っていて新譜がでない 機器の接続は、どちらも、光出力はできない 5.1chはアナログケーブル接続でAVアンプに接続 今年チップメーカーが,IEEE1394ケーブル1本でできるようにした ベータが消えたように、淘汰されていくのでしょう どちらになるか 個人的には 聴きたいアーティストの音楽を良い音で聴きたい その為に、振り回される ビデオとは違う無念さを感じます
お礼
ややっ? 辛らつなご意見。しかし、なぜか妙に納得できます。 結局、ゲームソフト業界の過当競争よろしく、好きなアーティストの音を楽しむために、いちいちそのソフトに合わせたハードを購入させられる構造によく似ている気がします。 いま、私の家には、まだまだ使えるはずのオープンリールテープレコーダーやベータ・デッキ、そしてそれらのテープが山のように積まれて押入れに眠ったままです。オーディオ技術が進歩し、自宅でよりいい「音」で再生できるのは嬉しいのですが、反面、どんどん忘れ去られる「音」もまた存在します。とても寂しさを感じますね。 とても参考になりました。 また宜しくお願い致します。 ありがとうございました。
- hiro-kazu
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SACDは、CDに比べて周波数帯域が広かったり、5.1CH再生が可能などということはありますが、そのためにはSACD用のアンプが必要になり、お金がかかります。そして、いくらSACDやアンプが周波数の幅を広く再生しても、スピーカーが反応してくれるでしょうか?という疑問もあります。さらに、だいたいCDが人間の平均的な可聴周波数帯域内で再生はできているので、SACDがいくら再生しても人間の耳には聞こえないので、CDと聞き比べして、それから買うか判断してくださいね。
お礼
う~ん、この時期に鳴り物入り(?)でデビューした割には、消費者側のリアクションはイマイチってとこでしょうか? へぇ、そのSACDの本領発揮を狙うには専用プレーヤーのみならず専用アンプも必要になるということですか(それともそのアンプは専用プレーヤーに内臓なのかナ)? いずれにしても、今ごろ周波数特性を広げたりしてもあまり魅力に感じないんですけどねぇ。結局、一部のマニア向けの贅沢品というに過ぎない商品なのでしょうか・・・ ま、しかしわたしの好きだったレコード(日本のジャズですが)がSACDという形にせよ復刻盤で出たことは個人的にはありがたいので、モノは試しって感じで一枚購入してみます。 参考になりました。今後とも宜しくお願いします。 ありがとうございました。
- MASATAKA725
- ベストアンサー率36% (27/74)
こんにちは。 SACDはSuper Audio CDの略で、 CDより、ずっと音質が向上していると言うものです。 もちろん原理自体も革新しています。 HPがあるので、チェックしてみてはいかがでしょうか。
お礼
この原理の革新というのが難解ですよね~。 音質もCDより格段的に向上しているようですが、果たして一般的オーディオ機器でも歴然と違いがあるものなんでしょうかねぇ。 デジタルオーディオについて行くのは大変ですね。(笑) もう少し勉強します。 ありがとうございました。
こんにちは。 急ぎですね。ここで、うだうだと書き込むよりも、手っ取り早くSACDのURLを参考にしておきますので、そこで徹底的に勉強されてはどうでしょうか? で肝心の音ですが、いいです。 さらに、DVDオーディオのページも付けておきますので、次世代CDと呼ばれるメディアの研究をしてください。 これも音、いいです。でもソフトがありません。 では。
お礼
ふむふむ。参考URLを拝見しました。難解な専門用語が多く、よけいに自信喪失です(笑)。 いや~、自称オーディオ通だったつもりですが、どうもデジタル時代に入ってからは、日進月歩の業界について行くのは大変ですね。でも、昨日の時点よりはかなり理解できました。 また今後ともよろしくお願い致します。 ありがとうございました。
お礼
お答えくださってありがとうございます。 わたしの質問に個別具体的にお答えくださって感謝です。ありがとうございました。 おかげ様でわたしの初歩的な疑問はほぼ解消されました。わたしは専ら今となっては殆ど廃盤になった古い音源を聴くことが多いので、おっしゃるように結局は「録音の質」の問題ですよね。しかしあえてSACDという形で復刻盤が出たのも意味があるのかも知れません。一枚だけ、試しに購入してみる勇気が出ました。 また、今後とも宜しくお願い致します。 ありがとうございました。