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未成年でも少量だったら百薬の長?
私はお酒が大好きです。お酒は楽しいばかりか、「お酒は百薬の長」と言って、すごく体にいいのだそうです。 百薬の長というぐらいなのだから、ごく少量だったら、中高校生はもちろん、小学生や赤ちゃんにもストレス解消になったり、健康にいいのでは?と思いました。しかし、未成年には、害があるから、飲酒してはいけないことになっています。 どうして、大人では健康にいいのに、未成年の場合は体に悪いのでしょうか? 本当は、未成年もごく少量だったら、飲んだほうが健康にいいのではないでしょうか?
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- nobitaika
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もともと日本では酒は20歳からと決まったのはかなり近い時期(明治時代だったようです)また、敗戦の影響で酒に逃げる大人も増えたりした時代背景もあるようです。単純に、子供が飲んじゃだめ!というものではありませんが、日本人の4%は完全に飲めない人というのが分かっていますし、大人と子供では酒の量の(毒性域?)限界が決定的に違います。高校生くらいならともかく、小学生と大人では比べるのは無理なのです。体が小さいと、血液の量の少なくアルコールの分解をする肝臓の機能も違います。極端な言い方をすれば、100ccの酒で急性中毒を起こす人もいれば、平気な人もいるという事と。酒を飲める人はすごいなーと褒める文化?みたいなのが少なからずある事です。毒にも薬にもなるのですから、気おつけるに越した事はないという事だと思います。
- 1972nyanco
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高校生くらいなら、飲ませるのもストレス解消の役にはたつかも。フランスでは、小学生位の子供も薄めたワインを飲みます(違法かどうかは別にして)。 ただ、先にも書かれているように、「アルコール自体には何の効能もない」です。子供なら、他の方法でストレスを解消するべきでしょう。また、理性の弱い子供の飲酒は、常習化->中毒となり易いです。 アルコールは、スポーツのドーピング検査にも引っかかる位で、けっして「脳」にとって良い物質ではないです。
- at9_am
- ベストアンサー率40% (1540/3760)
とりあえず、「酒は百薬の長」というのは、アルコールが健康に良いという意味ではありません。語源からいうと、紀元前後の中国の漢の時代の言葉です。酒に税金をかけようとしたときの詔が起源です。 ではなぜ「百薬の長」といわれたかというと諸説ありますが、一説には「成分がアルコールだと上手く抽出できるから」なのだそうです。ある種の薬効成分は水よりもアルコールに溶けやすいというのは昔から知られていて、今でも薬酒として利用されているものを目にすることが出来ます。 この説が正しいなら(ギリシャ辺りでも「酒=薬」説はあり、こちらでは薬酒は関係ないので正しくないような気もするが)、酒が身体に良いというわけではなく、酒に溶けている薬効成分が身体に良いということでしょう。 酒そのものは、昔から健康に良いというわけでもないということは昔から知られていて、徒然草などには 「酒は百薬の長といわれているけれども、病気も酒から出ているのだ」 という意味のことを書いています。 純粋に医学的な話をいうと、アルコールによって一部のコレステロールなどが下がったり、ストレスを発散したりするのに大きな効果がある、また血行を良くすることがある、と肯定的な面がある反面、飲み過ぎればアルコールに直接触れる喉や食道、胃などにダメージを与えたりガンの原因になるほか、肝臓などの臓器に大きなダメージを与える原因にもなります。 こういったリスクは、大量に飲むほど、期間が長いほど高くなりますし、なにより小学生にはアルコールを処理する能力はそれほどありませんから、ダメージは大人に比べれば大きくなります。まぁ、20才を境にしてどうこう、というのは制度上の問題なので、その境目が何か重要な意味を持っているわけではありませんが。 因みに言えば、酒は百薬の長、の続きは「めでたい席で嗜む良いもの」であるとなっていて、2000年前から社交ツールとしての側面が大きいのだろうと思います。この意味では子供にはあまり必要ではありませんね。
- nourider
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お酒は「すごく健康にいい」というわけではありません、「百薬の長」というのはあくまで比喩です。タバコよりはマシ、くらいに思ってください。タバコだってちょっと前まで「健康にいいんだ」と医者が言っていたのです。 アルコールはもともと人体に毒物ですが、肝臓で分解して無害な物質に変えてくれているおかげで心地よい酔いが感じられるのです。生まれつき肝臓でアルコールを分解できないひとも人工の25パーセントくらいは居ます、飲めない人すぐに悪酔いするひとはこれにあたります。 まして成長過程で、自己の体に責任の持てない子供に(しかもアルコール分解酵素を持たないかもしれない子供に)飲ませるのは非常に危険な行為です。
- 川原 文月(@bungetsu)
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アルコールは主に「肝臓」で分解されます。 さらに、血流に乗って「脳」にも到達します。 未成年で肝臓や脳の発達段階でアルコールを摂取すると、肝臓機能や脳の発達に、著しい「負荷」がかかります。 従って、未成年以下の摂取は禁じられているのです。 ただ、19歳であっても20歳であっても、これ位の歳になれば、呑んでもいいようにも思いますが、どこかで線引きをしなくてはなりません。そこで、20歳の成人式を一つの境としたのです。 中高生、小学生、ましてや、赤ちゃんに呑ませたりするのは「言語道断」です。