3月下旬から4月上旬だと、国内のスキー場ではどこに行っても水分の多いザラメ雪でしょうね。季節はずれの寒波が来ると、北海道や北東北、信州の標高が高いスキー場では、雪が降ることもありますが、その当日はともかく、すぐにザラメになるでしょう。
おんたけは標高は高いですが、南東斜面なので標高の割には雪質はよくありません。ご質問の内容から、名古屋からだと思いますが、御岳周辺なら北西斜面のチャオ御岳がおすすめでしょうか。数年前にチャオから高鷲SPにハシゴした事がありますが、まだチャオの方がましでした。ただ、ダイナや高鷲SPに比べると緩斜面が主体ですから、滑走感では劣ります。
時間とお金があるなら、志賀高原の一ノ瀬・寺子屋や奥志賀あたりですね。隣接する焼額山は、少し南を向いているので、雪質があきらかに劣ります。冬には楽しい西館山もベースの標高が低いので、全体的には雪質がいまいちですね。白馬方面は、ゴンドラで上がった上なら、まだそれなりの雪質ですから、ダイナや高鷲SPの斜度がお好きなら、八方尾根のリーゼングラートやうさぎ平、黒菱の方が楽しめるかもしれません。
この時期の中部地方では、南向きではない標高1600m以上が、雪質の一応の目安になると思います。高鷲の場合はベースが約1000mでトップが約1600m、チャオの場合はベースが約1800mでトップが約2200m、八方尾根ではベースが約800mでトップが約1800m、志賀高原奥志賀はベースが約1500mでトップが約2000m、一ノ瀬・寺子屋ではベースが約1600mでトップが約2100mです。
スキー場の標高は、スキー場ガイドブックによく書かれていますから、1冊手元に置いておくと参考になりますよ。こういうデータは毎年変わるわけでないので、少々古くなっても使えますから便利です。
お礼
かなり詳しく解説していただきましてありがとうございます! 斜面ですか!!標高は視野に入れていたのですが、斜面の方角までは計算していませんでした。。。おんたけは標高高いからいいのではと思っていたのですが意外です。非常に参考になりました。ありがとうございます。