あまかけるりゅうのひらめきは
「天翔龍閃」と書きます。まえに回答のあるとおりですね。
これは、抜刀術で切るのは一回です。
剣を鞘に納めた状態で、飛天御剣流の超神速をもって
前に踏み出しつつ
刀を抜くときの腕の動きに合わせて、敵を切るわけです。
(斜めに切り上げるような感じになるのかなあ。)
作中で出てきた説明では、
従来の抜刀術は、右利きの場合。
鞘は左の腰につけます。
この状態で、剣を抜く時に踏み出す足を右足にすると
自分の足を間違って切ってしまう事はないんですが、
天翔龍閃の場合、そこから更にもう1歩、左足を踏み出します。
(これが切る瞬間に、敵に向かって更に加速接近できる理由らしい)
こうなると、当然自分の足を切ってしまう恐れがあります。
ここで、その1歩間違えば・・・の恐怖を克服する精神力が
技の威力を高めているのだそうです。
9つ打ちこむのは、九頭龍閃(くずりゅうせん)です。
切る基本の9つの型の方向、その全てを超神速で時間差を少なくし
全て打ちこむと、9つが一度に放たれる様に見えます。
全ての方向から同時に打ちこまれると、防御不可能です。
この技を破るには、九頭龍閃よりも先に
すばやい一撃を、相手に切りこむ必要があります。
で、その技こそ、天翔龍閃なんですね。
あと、九頭龍閃と同じ乱撃系で、龍巣閃というのがありますが、
これは、特に9つ打ちこむとか、方向が全方向だとか、
そういうことは、意識してなくて、ただの乱撃なんですね。
げ、長くなっちゃた。
お礼
こんな質問に熱く語っていただき、ありがとうございます。 天翔龍閃はただの居合切りだったんですね。 でも、剣を抜くのは腰の所なのに本当に足なんて切るのかな とも思いますが、解りやすいご回答ありがとうございます。