日本のマスコミの卓球報道はアホか?
日本卓球界の悲願であったメダル獲得ができて本当に良かったと思います。
しかしながら今回の五輪の卓球の報道(TV)を見ているとアホかと思います。
どの放送局も
「三選手がみんなかわいい」
「三姉妹みたい」
「監督を加えた4人は仲の良い父娘に見える」
「合宿中には福原選手がおにぎりを作って皆に食べさせていた。福原選手の作ったおにぎりの味はどうでしたか?」(そんなの試合と関係ない)
「20年かけて銀ですが、どうですか」(要するに金メダルじゃない、って言いたいんだろ)
「ではここで愛ちゃんの幼稚園時代のVTRを見てみましょう。あら、泣いちゃってますね、かわいいですね」(ワイドショーでさんざん見た。もう結構)
と試合や競技に関係ないことばかり報道したりインタビューしたり、アホかアホかアホか!
五輪トーナメントで決勝戦までは世界ランキング1位の中国チームと対戦しないために反対側のヤグラ(一番遠いトーナメント開始位置)に入るために、世界ランキング2位の座を勝ち取るのにどれだけの時間とどれだけの苦労を重ねたか、とか、
そのランキングを取るためにリスクを承知でジュニアの大会にまで参加して、ポイント獲得した、とか、
一年中遠征続きで、自宅にいることの方が少なく、五輪以前からずっと世界中を遠征で飛び回っていた、とか
”卓球サイボーグ”、”卓球兵士”みたいな訓練をしてくる中国選手団のスパルタ訓練の様子とか
その”落ちこぼれ”で海外に流出して、他国の国籍を取ったいわば中国第二代表、第三代表みたいなアジア各国の選手団を倒すのにどれだけ苦労したか、とか、
という事をなぜ紹介しないのでしょう?
こういうことを日本のバカテレビは知らないんでしょうか?
三選手のルックスがいいから(確かにかわいい。それは充分認める。卓球普及への貢献度は不明だが)、その点だけを取り上げないと視聴率が取れないのでしょうか?
ならば卓球選手がブスだったら、前述のような”ルックス以外の報道”をちゃんとやってくれるんでしょうか?
お礼
なるほど、なんとなく納得です。 有難う御座いました。