Summaronさん おはようございます。
ローライマジックですけど1960年に発売された自動露出機構を内蔵した画期的な二眼レフで、残念ながらマニュアルシャッターは装備されていないのでAEが不調だと置物になってしまいます。ところで本当にAEが不調なのでしょうか???ローライマジックの場合、修理しなければならない原因がAEの不調の場合とシャッター系の不調と大まかに2パターンに別れます。
ローライマジックのAEは、ゴッセンのセレン式露出計とプロントマット-Sシャッターが連動してプログラムAEを実現した構造になっています。したがって現行の一眼レフのAEと違って電子部品を使ってないので修理は可能です。ただし露出を測る露出計がセレン式な為露出計が不調だった場合はほぼ修理不能です。(部品がない為)それと露出計からの信号と連動させてシャッターを切る構造のため構造が、構造が物凄く複雑で一般の修理店ではAEが不調でなくシャッター回りの修理だけでも嫌がって断るのが現実です。
ローライの修理と言う事になると、ローライ専門の修理店が埼玉飯能の「ロイカメラサービス」です。詳しくは問い合わせてみないと答えられませんけど、AE系の修理だったら多分部品がない為修理不能といわれる可能性が高いでしょう。しかしシャッター回りの不調が原因で修理の場合は、出来る可能性が高いと思います。当時のカメラは現行の多くのカメラ式の電子シャッターでない為、構造が難しかろうとも分解修理が可能なんです。
一度ロイカメラサービスに問い合わせて見ると良いでしょう。ロイさんの場合は、駒村で修理不能とアナウンスしている機種でも修理してますから・・・。
ロイカメラサービスの連絡先:埼玉県飯能市仲町12-10 TEL042-971-3639
以上何かの参考になれば幸いです。
お礼
丁寧な回答ありがとうございます。ロイカメラサービスにはTELしましたが、にべもなく断れてしまいました。しかし、昨日思い切って前の部分のケースをハズして、中を見て自分には無理だなと判断し、元に戻したところ、ひょっこり露出計の張り顔出しました。その後はさすがはゴッセン。光の明暗に反応するようになりました。本日フィルムを入れ撮影をしました。シャッタースピードが変わっているかどうかはわかりませんでしたが、一応写真は撮れた感じです。25日の仕上がりなので、それまではわかりませんが一応動作したような感じです。いろいろとありがとうございました。