こんにちわ。私、中拳経験者ですので、少林寺拳法の方とはちょっと認識が違うかも知れませんが糧になればと。
波動突きと言われるものは、横拳の衝突時の縦スナップによる衝突時間の延長、結果、力の浸透を生じるさせる方法であって、通常の突きと変わらぬ有効な打撃だと思います。
この波動突きの様な衝突時間を稼ぐ方法は、縦拳、横拳ともに存在します。
縦拳の場合は手首の縦スナップを使い拳を食い込ませますし、横拳は衝突時に縦から横に拳を捻る事によって衝突面に対する粘りを発生させます。
ちなみに、通常、縦横拳共に肘は下に向けたまま打ち込みますし、軌道も変わらないので腕単体での力の発生自体はまったく変わりません。
打撃力そのものの肩や腰の運用法は別に分けて考えて宜しいです。それまた、個人個人によって千差万別でしょうしw縦拳の方が瞬時に追撃に対応しやすいってのはありますが。
横拳時に肘を横に向け打ち込むのはあくまで、衝突までの到達距離を稼ぎ遠心力での加速を利用したものです。この場合も、腕そのものの加速で得られた力で衝突の持続時間を作り出す方法です。ただ、この場合は、拳到達までの距離が長いですし肘が外を向いてるので、攻撃後の迎撃に対して右半分(右利きの場合)及び、前半身が無防備状態に置かれる事を注意したがいいです。大抵は、フィニッシュや一発に使う人が多いですね。
ただ、直打で肘を外に向けるのは間違いですがw
後、ボクシングと棲み分けを意識したいのか分りませんが、ボクシングのパンチというのは我々とは違いグローブを着用してますので、グローブによる重さ、衝突面の拡大、衝突時にグローブが巧く衝突面に密着し素晴らしい浸透力をもたらす魔法の道具であります。
素手やフィンガーグローブの我々には自力で行う必要がありますがww
もし、波動突きの解釈が間違ってたら少林寺拳法の人すみません!
お礼
回答ありがとうございます。なるほど、見る人が見ればそこまでわかるのですね。