必要に迫られ就学前の幼児期からハードコンタクトレンズを使用して40年になる者です。
昔のコンタクトレンズは 酸素透過性コンタクトレンズではなくただのプラスチック・コンタクトレンズでしたが 現在は酸素透過性ハードコンタクトレンズにして25年くらいになります。
その私で 角膜内皮細胞数は1800~2300/mm2くらいです。(計測部位によって誤差有り)
質問者さまの年齢・コンタクトレンズ暦はわかりませんが 角膜内皮細胞数が1600/mm2台とは かなり少ないといえます。
やはり ソフトコンタクトレンズの影響かと思われます。
ソフトコンタクトレンズは 含水分がある分 どうしても酸素透過性ハードコンタクトレンズに比べると酸素透過率が低く 使用時間・使用期間によっては角膜内皮細胞が割と早い期間に減少します。
角膜内皮細胞は 加齢・酸欠・怪我や手術などで死滅していはますが。
そして 一度減少した角膜内皮細胞は再生しませんので 一般に1500/mm2以下になるとコンタクトレンズの使用不可とする眼科医は多く 1000/mm2以下になると角膜が白く濁り(角膜混濁)重大な視覚障害につながります。
このまま ソフトコンタクトレンズを使用されていますと歳を取って白内障などの手術が必要になった場合でも 手術ができないということもあります。
以上のことから このままソフトコンタクトレンズのご使用されるのことは私もお薦めできません。
酸素透過性ハードコンタクトレンズをご使用されるなら 人工涙液など使用されではいかがですか?
それでも どうしても酸素透過性ハードコンタクトレンズが使用できない場合は 眼鏡に変えられることをお薦めします。
また もし酸素透過性ハードコンタクトレンズをご使用される場合でも 定期的に蛋白除去をされたり 数年で新しいコンタクトレンズに変えるなど いつでも酸素透過の良い状態でご使用ください。
お礼
ありがとうございます。29歳、女性、コンタクト歴は9年です。昨年秋までOL(事務職)でしたが、結婚して現在は主婦になりました。 とてもためになる御説明で、助かりました。今まで言われたことがなかったので、実は「??」と困惑してました。 メガネもあるので、できるだけメガネを使う生活に切り替えたいと思います。 ソフトコンタクトレンズを今日買ったばかりなので、しばらくしたら、ハードコンタクトの購入も検討しようと思います。