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シュールな作品教えてください。

すみません。教えて下さいませんか。 シュールな小説(漫画でもOK)を教えてください。 筒井さん、星新一さん、 漫画ならはぎおもとさん(全部がじゃないですが) 位しか知らないので・・・。 無知な私にご指導よろしくお願い致します。m(_ _)m

みんなの回答

  • kutukuri
  • ベストアンサー率35% (5/14)
回答No.4

■「やさぐれぱんだ」(著/山賊)  これは本当に面白い!ぱんだと顔なしの若者の、かなりシュールなマ  ンガです。小学館から発売されています。   ■「4ジゲン」(著/にざかな)  定時制高校が舞台のマンガです。老若男女(宇宙人も)いろいろ登場  します。かなり笑えます。白泉社から発売されています。

noname#209276
noname#209276
回答No.3

例を見ている限り、もしかしたらお好みではないかもしれませんが…。 「さよなら絶望先生」 上手く社会を風刺した漫画です。 個性的なキャラたちも面白さの要因です。 「B.B.JOKER」 ジョーカーのつづりが合ってないかもしれません…。 少女漫画に連載されていたとは思えないシュールな作品です。 絵柄も少女漫画のようにきらきらしたものではありません。 「殺し屋さん」 ↑と同じ作者さんの作品です。 もしかしたらそれ以上にシュールかもしれませんが、私としてはB.B.JOKERの方がおすすめです。 よろしければチェックしてみてください。

  • ungaikyou
  • ベストアンサー率46% (132/284)
回答No.2

シュールと聞いて一番最初に思い出したのが、 『実験小説 ぬ』(浅暮三文・著)

参考URL:
http://www.amazon.co.jp/dp/4334739113
  • harepanda
  • ベストアンサー率30% (760/2474)
回答No.1

筒井や星が例として出てくるということは、厳密な意味でのシュールレアリズム運動の小説家ではなく、思考実験的な要素のある作品という、より広い意味でのジャンルをご指定かと思います。 その上で、いくつか紹介させていただきます。 ●安部公房の小説すべて。安倍公房は日本が世界に誇る天才的作家で、長生きさえすれば間違いなくノーベル賞を取っただろうと言われる人物です。特に、方舟さくら丸、砂の女、他人の顔は私もお気に入り。 ●栗本薫の小説「レダ」。彼女はグイン・サーガで有名ですが、レダのほうが優れていると思います。未来の管理社会、その中で強く生き抜く少年がテーマです。 ●大原まり子の小説「スバル星人」。私の中では、レダより評価が上。平和そうに見える日常生活の背後に潜んだ、悲劇の種。それを乗りこえて生きていこうとする主人公の力強さ(ラストシーン)。短い小説ですが密度が高く、安易に斜め読みすると、あっという間に展開が理解できなくなります。一見、POPな作風のライトノベルかと思いきや、物語後半が一気に悲劇に転じていきます。 ●楳図かずおの漫画「洗礼」と「わたしは真悟」。楳図というと恐怖漫画のイメージがあるかもしれませんが、彼の文学性の高さを侮ってはいけません。「洗礼」は広い意味での恐怖漫画にあたりますが、目に見える怖さやホラーではなく、人間の心ほど恐ろしいものはない、という意味での恐怖漫画であり、女性心理に対する洞察力と、あまりにも衝撃的な結末は見事としか、言いようがありません。「わたしは真悟」は、どちらかと言うとSFや哲学に近い作品であり、彼自身が、神とは何かというテーマにもっとも肉薄できた作品と呼んでおり、連載開始に当たっては、あの代表作「漂流教室」の10倍の感動を提供してみせると豪語しただけのことはある作品で、まさに彼のキャリアで最高傑作と評価して良いでしょう。小説家の綾辻行人は1ページ目から泣きながら読むといいますし、文学者の間での評価も高い名作です。昭和時代の作品でありながら、見事なまでに今日のネットワーク社会を予言していたのも見逃せません。 ●手塚治虫の漫画「火の鳥:復活編」。ライフワーク「火の鳥」の中でも思考実験の要素が強い作品です。通常、手塚作品には仏教的世界観に基づく説教臭さがあるのですが、これは別格です。医学の進歩により、本当に不老長寿が可能になってしまった世の中を前提としたSFだからです。まさに主人公が言うとおり、「永遠の命など、医学で手に入るし、必要なら自分の主治医を紹介する。問題は、むしろ、なぜ、どのように生きるのか、ということだ」ということになります。 ●加藤伸吉・杉元伶一の漫画「国民クイズ」。日本が民主主義を否定し、官僚支配の国になってしまい、国家が行うクイズ番組の勝者に政策決定権を与え、どんな馬鹿馬鹿しい個人的欲望も、クイズ番組の勝者にはかなえられるという政治体制を描いた作品です。馬鹿馬鹿しさの向こうに、今の日本が嫌になるほどの日本人の愚劣さを描き、衆愚政治や投票率の低い民主制よりも、人間の欲望に答えるという点では国民クイズ体制のほうが優れており、資本主義から生まれる新体制はマルクスが唱えた共産主義ではなく、国民クイズ体制であるという、無茶苦茶な理論を展開する作品です。こう書くと単に政治的な作品と思われるかもしれませんが、主人公男性の人間ドラマ、彼と離婚した財閥を率いるキャリアウーマン、母親に育てられた娘と主人公の感動的な再会シーンなど、見所は多数あります。名作かどうかは意見が割れるでしょうが、異色作であることは確かです。

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