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新幹線 VS 飛行機
最近、航空運賃の値下げ攻勢等により新幹線と飛行機の競争が激化しています。 特に、山陽方面では両者の攻防は熾烈を極めております。 既に、東京-広島では飛行機がシェアで新幹線を上回っているようです。 新幹線の優勢区間だった東京-岡山でも航空大手2社が値下げと増便のダブル攻撃をかけ、新幹線に対して攻勢に出ていると聞きます。 聞くところによると、岡山空港の駐車場が無料らしく、集客にも大きな効果を発揮しているとのことです。 JRも岡山や広島で「のぞみ朝割きっぷ」の販売に踏み切るなど対抗策を強化しているようですが、今後新幹線と飛行機の戦いはどうなっていくのでしょうか。
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新幹線があまり値下げしないのは、JR東海が乗り気ではないからです。東京~新大阪のみを担当しているJR東海としては、自社内の乗客が激減でもしなければ、別に広島や岡山のことはどうでもいいわけですから。朝割きっぷも特にのぞみ2号・4号の(東海道新幹線区間の)乗車率が悪いから東海が特別に同意しただけであって、全時間帯に拡大されることは恐らくないです。JR西日本単独ではパーク&ライドによる駐車場サービス程度しか取れる策がなく、辛いと思いますよ。 このままでは相当数が飛行機にシフトするでしょう。多分JR西日本としてはしばらくは何もできないはずです。航空会社同士の競争が沈静化するのを黙って待つだけです。最悪の場合は、東京~福岡のように飛行機が圧倒的なシェアを持つことになるでしょうね。 強いていえば、来年の秋に品川新駅開業により、東海道新幹線はのぞみ毎時7本体制になります。輸送力が向上するので、若干余裕があれば、山陽新幹線方面の事も考える余裕が出て大型の割引きっぷが発売されるかもしれません。ただJR分割民営化が本当に正しかったのか…これから試金石になるでしょう。
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- a-supli
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今度、岡山ー東京飛行機でを初めて利用する予定です。 飛行機での岡山ー東京は 早割り21(ANA)という割引を使うと、料金は11,400円です。 更に、プレ割(ネットと電話予約でのみ)というのを使と、更に安くなり、11,200円です。往復で2,2400円です! この料金体系には驚きました。当初は新幹線を考えていたのですが、即、飛行機を利用することに決めました。 ですので、岡山ー東京でいうと、飛行機が有利なのでは・・・と思いました。
お礼
回答ありがとうございます。 そうですね、早割等を使うとさらに安くなるようですね。 もっとも、こうした割引航空運賃は当日の変更が利かないというデメリットはありますが・・・ 航空運賃が安くなってきたとはいえ、今なお普通運賃は新幹線よりもかなり割高です。 当日に急きょ乗る場合は、新幹線の方が安くていいと思います。 新幹線には新幹線のメリットがあります。 本数の多さ、定時制、天候の影響を受けにくいなど飛行機にはないメリットがあります。 それと、飛行機の場合、アクセスや搭乗手続に時間がかかり、岡山や広島の場合だと新幹線も飛行機もトータルの所要時間では大差がないと思います。
- kame2
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岡山空港の駐車場は無料です。 飛行機の便数が増えたので、駐車場を増設したそうです。 東京―岡山間が10往復になり、特別便の割引運賃が ¥10,000~¥12,000、岡山―仙台間の運行もするようで、 飛行機のほうが集客に熱心のような感じがします。 JRは東京―岡山間のポイントサービスをしていたと思いますが、 乗る方としては、ポイントをためるより、割引のほうがうれしいと思います。 また、飛行機は必ず座れますし、乗車時間も短いので楽だと思います。 乗客数の戦いは、今のところ飛行機のほうが有利のような感じがしますが、 企業の収益は大丈夫なのかなと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 ANAとJALのHPで確認したところ、東京-岡山間の特割は、両社とも片道12,500円程度になっているようですね。 本当に安いですね。 新幹線よりもかなり安いですね。 ここまで安くなると、新幹線に乗る気がしなくなってきます。 Kame2さんのおっしゃるとおり採算は大丈夫なのでしょうかね。 まぁ、ANAもJALも営利企業ですから、そのへんはちゃんと考えているんでしょうけど。 でも、利用者としてはありがたい限りです。
- mayumayukko
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本件とは関係ないのですが、以前仙台⇔青森便の超近距離があり、格安で飛行機が飛んでいました。それで客が取られてJRが格安キップを販売し飛行機から客を取り戻しました。現在は飛行機は休止中です。安くなったのにまた逆戻りです。安さは長続きしないかもしれませんね。
お礼
回答ありがとうございます。 東京-岡山、広島は近距離ではありませんが、のぞみを使えばともに4時間を切ります。 仙台-青森は長続きしなかったようですが、空路の東京-岡山、広島では、のぞみ登場後も年々利用者が増えているようです。 仙台-青森とはちょっと事情が違うかもしれませんね。
お礼
回答ありがとうございます。 そうですね、東海は今の運賃体系でも東京-大阪間の旅客だけで十分すぎるほど儲かっていますからね。 値下げしてまで、岡山や広島の客を取りに行くのは得策ではない、いや打撃とさえ考えているのかもしれません。 新幹線に限らず鉄道の場合、距離に応じて運賃が上昇するシステムなので、岡山や広島のためだけに値下げをするわけにはいかないという本質的な苦しみがありますから、航空運賃のようにおいそれと値下げできないのかもしれませんね。 しかし、東海は岡山や広島のことなど、どうでもいいかもしれませんが、西にとっては山陽方面での空路の成長は痛いんじゃないでしょうか。 西にとっては、岡山・広島新幹線収入はドル箱でしょうからね。 対航空のみを考えると、JRの分割は正しかったのだろうかと首を傾げたくなります。 来秋の品川新駅開業により、のぞみの増発が可能となるとのことですが、山陽直通ののぞみがどれだけ増え、東海が割引に踏み切るかどうかが注目されますね。 しかし、東海が割引してまで岡山や広島の客を取りに行くメリットがあるのかどうか・・・そう考えるとやっぱり割引は難しいのかな、とも考えてしまいます。 そうなると、結局のところ、JRの分割問題に行き着きますね。