引越し関連の問題

質問

私は１部屋マンションを購入し、以前は自分が住んでいたのですが、都合により現在は他の方に賃貸としてお貸ししています。

しかし、この度また事情によりそのマンションに戻りたいのです。
ここで質問なんですが、１日でも現在入居している方に退居していただきたいんですがその場合に、持ち主である私側から退去をしてもらうようにお願いする際、入居している相手側に対してどんな保障などをしなければならないのでしょうか？

質問がややこしくなっていますが、簡潔にはできるだけ早く退居していただく際に持ち主は何か金銭的なもの(例えば、退居する際の引越し費用を持ち主が負担するなど)の保障をしなければならないのでしょうか？

知識がないので、どなたか詳しい方がおられましたら回答いただきたいです。

回答No.2

ok2007 · ベストアンサー

法律上は、定期建物賃貸借でなく、かつ、賃貸期間の定めがない・期間１年未満・期間１年以上であって中途解約に関する条項（解約権留保条項）がある、のいずれかに該当する場合には、家主からの中途解約ができます（民法６１７条１項柱書、６１８条、借地借家法２９条１項）。

この場合、解約の申入れから６ヶ月を経過したときに、賃貸借契約は終了します（借地借家法２７条１項）。ただし、必要性その他の法定要件を満たすことで正当事由アリとされなければなりません（同２８条）。家主が借主へ相応の立退料を支払うことにすれば、それは正当事由の有無を検討する際に考慮されます。

「６ヶ月」の期間を特約で短縮することは法律上できませんから（同３０条参照）、それよりも短期間で立ち退いてもらうためには、交渉あるのみです。借主が自主的に立ち退くことで、期間短縮を事実上かなえることが出来ます。借主が拒否すれば、６ヶ月以内に更新期がくるのなら格別、そうでなければ少なくとも６ヶ月は待たなければなりません。

なお、定期建物賃貸借契約であれば、家主に中途解約権はありませんから、この場合には完全に交渉あるのみ、となります。

お礼

回答ありがとうございます。
全く知識が無かったものですから、詳しく教えていただいて感謝しています。まずは、相手側と交渉してみようと思います。
本当にありがとうございました。

回答No.1

mat983

http://www.houterasu.or.jp/

回答がなければ、上記の専門家サイトでご相談下さい。

お礼

回答ありがとうございます。
こんな法律のサイトがあると知らなかったので、教えていただいて光栄です。
少し、調べてみます。