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スチールボディでない車のアース線について
カー用品店に行くとアースチューンと称して色とりどりのケーブルが売っています。興味はありますがべらぼうに高いうえに電気屋の端くれの私の目から見ても何か変な配線経路に思えてなりません。 そこでちょっと気が付いたのですがボディがFRP製の車(コルベット)などではボディをベタアースに使えませんからきちんとアース線(リターン線?)を配線しているのではないかと思います。 私の推測ではオルタネータを中心としてECU,エンジン,バッテリー等へ個別にアース線を配線し、フレームへは1点のみで落としているのではないかと思うのですがご存知の方がいらしたら教えてください。
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- robocut
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hiroshi1さん おはようございます。 Q:カー用品店に行くとアースチューンと称して色とりどりのケーブルが売っています。 A:最近では大手のカー用品店でしたら車種専用から電線・端子・ターミナルブロックとばら売りまでされています。 秋葉原では店先に「アーシング用電線有ります」と看板に掲げている店がここ1年でだいぶ増えました。 Q:興味はありますがべらぼうに高いうえに電気屋の端くれの私の目から見ても何か変な配線経路に思えてなりません。 A:車種専用の物は価格が高い傾向に有ります。但し電線など単品で観ますと秋葉原とそれほど変わりません。 電線1mで500~600円ですが、8スケアの電線用、圧着ペンチが5000円程しますのでこれが高いです。 汎用のセットになった物は圧着ペンチをその電線専用の物を付属したりハンマーで代用できるブロックが入っています。これらはホームセンター等で5000円以下で売られています。 配線経路はアーシングの一番効果のでるパワー(燃費)で観ると分かりやすいと思いますが、電気がバッテリーからケーブルを介してプラグに流れプラグ先端から火花(放電)となりエンジンブロック等を通りエンジンにアースされているケーブルからバッテリーへと戻ります。この時に問題になるのが、プラグ先端からの流れでエンジンブロックから先は良電体では無い物ばかりですし純正のアースケーブルは (1)素数の少ない物 (2)細い物 (3)経年で劣化した物 (4)プラグからの距離も4気筒では1番と4番では距離も違うし流れる経路も違うので火花に差が出る。 と悪い事ばかりなのです。ここにアーシング用のケーブルをエンジンブロックからバッテリーへ直接配線すると上記の様な問題が解決されプラグからの火花が大きくなり完全燃焼になりパワーUP(燃費向上)になるのです。 (4)番に関しては配線を複数にしたほうが、火花のばらつきが減らす事が出来ますので出来るので有れば複数がより効果を発揮します。 Q:そこでちょっと気が付いたのですがボディがFRP製の車(コルベット)などではボディをベタアースに使えませんからきちんとアース線(リターン線?)を配線しているのではないかと思います。 A:なぜFRPのボディーなのか?これは軽量化・デザインを優先(板金では出来ない形状)・生産設備等の問題と有りますが、この中で軽量化を重視するとアース線(リターン線)を全ての電装品からひくとそれだけで相当重量が増えますのでアース線は無いと思います。 Q:私の推測ではオルタネータを中心としてECU,エンジン,バッテリー等へ個別にアース線を配線し、フレームへは1点のみで落としているのではないかと思うのですがご存知の方がいらしたら教えてください。 A:先程の回答の中で少し触れていますが、プラグからの電気の流れの中にオルタネータは存在しません。バッテリーと繋がってはいますが、直接は繋がっていませんのでオルタネータを中心では無くバッテリーが中心なのです。オルタネータから直接電気を採るとエンジン回転数で電圧の変化が在るからです。ですからFRPのボディの物はボディではなくシャシ(フレーム)にアースをしていると思われます。 過去に QNo.255236「アースイングをやるとどのような効果があるのでしょう?」 QNo.288460「アーシングの弊害」 があります参照して見てください。 以上robocutでした。
お礼
詳しい回答をいただきありがとうございます。 オルタネータから一旦バッテリーに充電された電力が各負荷に供給されていると考えれば良いようですね。 私の場合、燃費の改善も重要ですが、電装品の動作の安定化を狙っています。 分からないことが出てきたらまた教えてください。