C++に優位性があるとすれば、開発工数やコードの可読性ですが、
初期開発においては、この限りではありません。
既にフレームワークとして何らかのものがあるのであれば
飛躍的に開発工数は下がります。
また、C++の場合はコーディングというよりは設計工数が非常に
大きく、技術者スキルも要するために思ったように進捗が上がらない
といった自体も想定する必要があります。
C言語でもそうですが、オブジェクトチックに組んでいくと
どうしても、オブジェクト自体が汎用性を持たせた設計となるため
速度的には圧倒的に不利です。
特にマイコンの場合で、速度を要求されるシーンではC, C++に
かかわらず、オブジェクトチックなコーディングはできないでしょう
昔ながらのドライバのような組み方をしなければ、パフォーマンス
はでないからです。
そういう意味からいくと、速度を要求されないシーンではC++を
選択する余地が出てくる。
余地があるからと言ってC++決定ではなく、既存のフレームワークが
あるのであれば、採用の可能性は高いだろうし、初期開発の場合で
あれば、今後の開発において流用の可能性があるのであれば、事前
投資という意味合いで選択するというのも一つの手段と思います。
あとは、最終的にできるバイナリサイズがROM領域を圧迫するようで
あれば、C++選択の可能性は、さらに下がることになります。
お礼
C++を使うメリットをありがとうございました。