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北ドイツのハンザ都市の建築について
北ドイツの多くの都市は、天を突き刺すような尖塔を持つ建築が多い様に感じます。 ハンザ都市盟主・リューベックなどに非常に多く見られるあれらの尖塔です。ロストックも然りです。 しかし南ドイツには際立って目立つように思わない建築様式だと思うのですが、私の思い過ごしでしょうか? それとも何か北ドイツ特有の歴史的・地理的意味があるのでしょうか? ご教示お願いいたします。
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南ドイツ特にオーバーバイエルンの教会はタマネギの型(Zwiebelhaube)をした教会屋根が目立ちます。これはバロック(Barock)式の特徴です。 また、南ドイツの州でもフランケン地方(ヴュルツブルクやローテンブルクなどとケルン、リューベックなどその他のところはゴシック式の尖がり屋根が多いですね。 ミュンヘンの聖母教会の塔の屋根はバロック式です。 ミュンヘンの市庁舎はNeugotikで旧市庁舎はゴシック式です。 Gotik様式(11~12世紀)の建築について http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B4%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF%E5%BB%BA%E7%AF%89 Barock様式(16世紀末~18世紀初頭)の建築について http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF 南ドイツはカトリック信者が多いことも関係しているかも知れません。