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日本の無期懲役が海外の終身刑と比べて軽い印象があるのは
http://r25.jp/magazine/ranking_review/10003000/1112007070506.html >申請には最低10年の服役が必要 >04年に仮釈放された無期懲役囚数は全無期懲役受刑者1467人中3人 >仮釈放許可人員の平均服役期間は27年2カ月 日本の無期懲役が海外の終身刑と比べて緩い印象があるのはなぜでしょうか?
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- Devil-Ear
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偽善者が多いからじゃないですか?
- 236735
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概ね、最高刑は国によって ・死刑がない場合は終身刑(一生出られない) ・死刑がある場合は無期懲役(出られる可能性あり) 表現の仕方は多少異なるでしょうが、こんな感じ分けられるかと思います。 軽いように見受けられるのはよほどの事件を起こさない限り最高刑(死刑)になる可能性がなく、また死刑制度そのものの是非が議論となることが多いので、死刑をなくした場合の最高刑である無期懲役について度々クローズアップされるからでしょう。実際10数年で出てくる例もまれですが、ここだけメディアが大きく取り上げ、出れたからといって保護観察についてもあまり触れず、仮釈放=自由と勘違いする人も出てくるかと思います。 ちなみに日本が死刑制度を辞めず、終身刑をしない理由のひとつとして、囚人を生かせておくと多くなれば刑務所がいっぱいになる、比例して看守なども増やさなければならないなど食費や人件費などが発生すると言われていますね。現在死刑確定しながら執行されていないのは100人程度いると言われ刑務所もいっぱいでこれを境に確定者が増えるたびに執行、という状態のようです。 終身刑を設ければ、刑務所を増やし看守も増やすことになるので、その費用は我々の税金がさらに負担が大きくなるのがネックのようです。極悪な犯罪を犯した人のために我々が税金を払うのもどうか、といったところですね。
- taunamlz
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言葉の響きはあると思います。実際は 無期懲役=終身刑 と言い換えても何も変わりないと思います。 他にはマスコミの情報操作、一般人の残虐性。 殺人犯が有期懲役、無期懲役の場合、「何で死刑じゃないんだ」と言う人の多い事。 犯人を殺したいが為に、無期懲役という刑が軽すぎると言う印象を持たせて死刑を正当化しようとしているんだと思います。 ちなみに、 刑法28条 (仮釈放)第28条 懲役又は禁錮に処せられた者に改悛の状があるときは、有期刑についてはその刑期の3分の1を、無期刑については10年を経過した後、行政官庁の処分によって仮に釈放することができる。 なので、当日に釈放されることはありえないと思います。
そうですね。 日本の無期懲役と、ヨーロッパの多くの国が採用している終身刑はほぼ同じものであるのに、なぜか日本の無期懲役のほうが軽いと思われている人は多いですね。終身刑を、「何年かすれば釈放される」というような都市伝説のような話がまことしやかに広まってしまってせいでしょうか。 無期とは「期限を定めないこと」ではなく、文字通り「無期限」ということであり、「死ぬまで終わらない」刑です。あるのは「仮」釈放であり、死ぬまで保護観察処分。仮釈放後に問題なくすごせば終わりになる有期懲役とは根本的に違います。ところが、これがまるで途中で終わるかのように思われているのはちょっと不思議です。 平均服役期間が27年というのも、これは現状であり、年々長くなる傾向にありますし、ここ数年、百名以上の無期懲役囚が増えているのに仮釈放されるのは年間ほんの数名程度ですから、かなり厳格な運用がなされていると思います。が、こうしたことはあまりに知られていない気がします。 これは「無期懲役」という名称に問題があるようにも思いますが、司法がきちんと広報してこなかったことも遠因でしょう。 が、最大の問題は、「こうした問題についてやたら威勢のいいことを声高に叫ぶ人たちは、そもそも自分の意見が正しいかどうかなど調べようとはしないのだ」という点にあるのではないでしょうか きちんとした資料よりも、なぜか人は巷の噂のほうを信じてしまうみたいですね。お上が作った資料なんぞより××さんがいってるんだからそっちのほうが正しい、みたいな。最近のブログブーム(?)がそれに拍車をかけている気がします。ネットを検索すれば、山のようなブログの記事。そのほとんどは、何の論拠もない噂話程度に過ぎないのですが、あちこちのブログに同じようなことが書いてあるのを見るとそれを「正しいんだ」と思ってしまう人は多いようです。
- debukuro
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無期とは期間を定めないことであり極端な場合は判決の当日に釈放されることもあり得るからです 言い換えれば司法から刑期を決定する権限を奪って行政が実権を握っていることになるのです
- chipatan
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「服役中に無難に過ごしていれば、一生そこで過ごすことがない」ことが最大の原因ではないでしょうか。 死刑と無期懲役の間には、とても「差」があるように思えます。「無期」とはいえ、若い方であれば人を殺していても、第二の人生を謳歌することができる可能性があるということは、被害者遺族にとっては非常に許しがたいことのように思えるかと思います。 個人的考察に過ぎませんが。