現像するには暗室や暗室灯(印画紙に焼き付ける時の印画紙が感光しない暗い専用ランプ)が要ります。暗室は夜に窓から光が入ってこないカーテン等で窓等を全て覆えば、間に合わせる事ができます。半畳の押入れの上段を現像の焼付け、下段を現像のパレット(現像、停止、水洗水)をおいて使うと、普段現像用具一式をまとめて置いておけますので便利です。
印画紙は押し切りで予め、写真の大きさにカッティングしておきます。
保存が黒いビニール袋に入れて、それをさらに大きい遮光の袋や箱(内側が黒塗りで厚手の紙)に入れた状態で、普段は冷蔵庫に保存しておきます。暗室灯の光の中または真っ暗の中で取り出したり、袋と箱に保存封入して扱います。
また、現像には現像液が20度前後に保つ必要がありますので、室温をその位に冷暖房する必要があります。そうでないと現像焼付けの時間が一定しなくなったりうまく行かなくなったりします。冷暖房しない場合は、春秋の気温が夜20℃位になる時期であれば最適です。
フイルムの現像タンクへのフイルムの装填は夜、部屋の電気を消して、やぐらコタツの布団の中でスイッチを切って行えば十分です。
フイルムは印画紙に比べ感度が高いので少しの光で感光してしまいますので、取り出したフイルムが現像が終わるまでは、真っ暗の中で行わないといけません。現像時間の10分前後かかりますのでその間現像液の温度を20℃前後に維持しないといけません。
室温をその位に保つ冷暖房をするか、その位の気温の季節の時期に現像すると良いですね。
写真用具店で、現像機器・用具セットや現像薬品一式をそろえられると良いですね。勿論印画紙も必要に応じて購入して、使い残した薬品や印画紙の保存に専用の小型冷蔵庫があると良いですね。廃液処理のポリタンクを用意し、廃液処理のことも考えておかないといけませんね。とりあえずポリタンクに保存して繰り返し使用しますが、ある程度使用したら廃液ポリタンクに保存して、最終的には処理業者に処理してもらわないといけないでしょうね。
暗室が作れればいいですが、上記のようなことで間に合わせられます。
四季を通して現像するには、現像液等を温めること、室温を20℃前後に保つ設備、または工夫が必要になるでしょう。また定着後の印画紙の水洗(30分以上)する為の水道水のちょろちょろと流しっぱなし水洗しておく水道設備が必要になります。ポリバケツに水道水を一杯にしてそこに停止液につけたあとの印画紙を入れて水道水をちょろちょろと流し込んでおけば十分です。30分以上経ったら、印画紙乾燥機の両面の焼付け金属板に印画紙を貼り付けて乾燥機で決められた時間かければ、印画紙を覆った布の乾燥具合やパリパリッという金属板から印画紙が剥がれる音がしますので、音がしなくなって写真が全て剥がれた頃合を見計らって乾燥機の電源を止めます。乾燥できた写真が仕上がり写真になります。
現像は現像タンクを使って、真っ暗の中でフイルムを装填して蓋をすれば、明るい所で現像タンクを扱えます。後は現像液、停止液、定着液を専用小型ポリタンクに予め作っておいて、現像時は20℃より少し高めに、タンクごと湯につけて暖めておきます。室温が20℃位だと冷めないので都合が良いですね。寒い時期が温度管理が大変です。現像液バットをそれごといれる更に大きいお湯を入れたバットにつけて、そのバットにお湯を注いで現像液の液温を下がり過ぎないようにします。特に現像はフイルムも印画紙も液温管理と現像時間をきちんと守らないといけませんね。印画紙の場合の現像時間は見ながらできますので現像時間はある程度調整が可能です。
僕の場合はハンザの現像セット一式をかなり昔、購入しました。
印画紙や現像液、定着液、停止液はある程度の回数使えますので、冷蔵庫(普通の家庭用冷蔵庫を写真専用にします)に保存して繰り返し使います。
お礼
大変丁寧にありがとうございます。 やっぱり難しいそうですね・・・。 でも、これを参考に試行錯誤しながら がんばります!!! ありがとうございます!!!