まず初めに、マヤ長期暦に基づけば
Kin(キン) 当時:1日 現在:1日
Uinal(ウイナル) 当時は:20日 現在:1ヶ月
Tun(トゥン) 当時:360日 現在:1年
Katun(カトゥン) 当時:7,200日 現在:20年
Baktun(バクトゥン) 当時:144,000日 現在:400年
という単位で構成されています。
そして、これらの単数を計算すると
20kin = 1uinal
18uinal = 1tun
20tun = 1katun
20katun = 1baktun
になります。
問題の終末論からくる日付は、西暦2012年12月21日。
そうなると、baktunが約13回繰り返されることになります。
しかし、baktunは13回ごとに0に戻らなければならず、しかもbaktun以降の単位は存在しないのです。
マヤ長期暦における130000は現在の周期の始まり(0日)であり、前の周期の終わりでもあります(1,872,000日)。
つまり
1周期 = 13baktun = 5200年 = 1,872,000日
となります。
それに基づけば
現在の周期の始まり:
13.0.0.0.0 4Ahau 8Cumku (August. 11. B.C.3114)
次の周期の始まり:
13.0.0.0.0 4Ahau 3Kankin (december. 21. A.D.2012)
となります。
* Ahau = 0kin (長期暦におけるkinが無い場合)
Cumku = 340 日
Kankin= 260 日
つまり、現在の周期は紀元前3114年8月11日に始まり、現在の周期の終わりであり、次の周期の始まりでもあるのが、この西暦2012年12月21日にあたるのです。
中には、この終末論を世界の終わり(人類滅亡)ではなく、世界の始まり(新たな人類の誕生)だと捉える人もいます。
まぁ結論としては、当時の人々は西暦2012年12月21日以降の表記が必要になることを想定しておらず、baktun以上の単位を設定しておかなかっただけと解釈するのが普通だと思います。
僕自身もオカルトセオリー全般否定してます。
結果として 「マヤ長期暦における周期の終わりの日=人類の滅亡」 って勝手に思い込んでマスメディアが取り上げてるだけかと。
オカルトってのは娯楽上で楽しむものであって、それを現実世界や学問に持ち込んでくるのは間違ってると思います。
物証とそれを裏づけできる程の理論があるなら別ですけど、それなくして「超古代文明だ」「人類滅亡だ」「核戦争だ」なんて言ってるのは無能も甚だしいです。
まぁそういう奴らはオカルト情報誌「ム○」でも読ませてりゃいいんですよb
大半、過去を見ればオカルトセオリーなんて言うのは金儲けしたい奴が編み出すものだと分かります。
大体、そういう情報を発信してるのはオカルト誌とか、単なる特集で視聴率狙ってるようなテレビ番組。
そういうのを発信するメディアもメディアですけど、味噌糞一緒にしたり、そういう情報を鵜呑みにする国民も国民ですね。
最近は無知無能な方たちが沢山いますから、国民はすぐメディアに流されます。
17の自分でもそのくらいの戯言を否定できるセオリー持ってるのに。
5W1H(誰が・何処で・いつ・どこで・何を・どのように)が明確になっていない情報や、語尾が「~らしい」となっている情報や、明確にすべき個人情報を提示せずに特定の人物からの言葉を引用する文からくる情報はまず疑いましょう。
まぁ2012問題は気にしないことですb
駄文&長文、失礼しました。