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CD-RWの利用効率
CD-RWは、一度焼いたファイルの上書きが出来ず、いったん削除し新ファイルを書き込むという手順が必要と聞きました。 ところで、CD-RWはこの過程で、ファイルのフラグメンテーションを起こしてしまわないのでしょうか?HDみたいにデフラグは可能なのでしょうか?それとも、CD-RWは削除・再書き込みを繰り返すたびに、実質利用可能領域が減ってしまうというメディアなのでしょうか?
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CD-RWにおける削除とは、その領域を開放することを意味しません。その領域をスキップするだけです。ハードディスクやフロッピーで言うところの、バッドセクタ代替処理のようなものだと思ってください。フォーマットすることで全ての領域が初期化・解放され、また新たに書き込めるようになります。 CD-RWは書き換え耐用回数が数千回しかないため、ハードディスクと同じファイルシステムで管理していると、その領域に書き換えが集中し、あっという間に書き換え回数を使い果たしてしまうので、上記のようなやり方で妥協しているわけです。 書き換え回数の問題はフラッシュメモリにも存在しますが、こいつはあちこちに書き込みを分散させ、全体を均一に使うようにして回避しています。CD-RWでもこれと同じことをすれば、フロッピーのように使うことも可能かも知れませんが、これはシーク時間が存在しない半導体メモリだからこそ実用になるテクニックで、CD-RWだとまず実用にならないでしょう。フロッピーより遅くなりそうですね…
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CD-RWに対しその様な心配をする必要はないと思いますよ。 書き換えの手順を書くと、 1.書き込まれているファイルを削除する(HDで言えばフォーマットのようなもの) 2.空になったメディアへ新しいファイルを書き込む。 という手順で行われると思うので、 そもそもそのフラグメーションが起きる事は無いかと思います。 HDからデータを読み出しCDへ書き込む際も 例えHDに保存されているそのファイルに断片化が起きていたとしても そのまま断片化された形のまま読み込まれCDへ書き込まれる事も考えられません。 CDやDVDは書き込みの際中央から外側に向かって 渦のようにグルグルと書き込んでいきます、 HDのように歯抜けのような形でファイルが保存される事は構造上無いので 断片化は起こり得ないと思います。 ちなみにCDやDVDは書き込まれた内容を削除し書き直すという事は出来ますが、 デフラグのように場所を置き換えたり高速で削除書き込みを行う事は出来ません。
お礼
ご丁寧に説明いただきましたが、なかなかイメージがつかめないでおります。例えば、メインフレームが主流だった時代のコンピュータ言語であるフォートランには、ずばり、rewind(巻き戻し)とかいうコマンドがあって、メディア(当時は磁気テープ)への書き込みの場所を指定するということをやっていました。CD-RWと磁気テープが同じものかは知りませんが、フラグメンテーションが発生しないというのは、不思議な感覚があります。フロッピーディスクは、もろにデフラグが可能です。CD-RWは、なにが違うのでしょうか?
お礼
なるほど!ということは、CD-RWについては、何度も書き込み・削除・追加といった作業をしないほうがよさそうですね。やればやるほど、領域のへるメディアなのですね。