看護師をしております。
インフルエンザ予防接種は、毎年受ける必要があります。
2007年の冬にインフルエンザに罹ったなら、今期(来年の3月くらいまで)は免疫があります。しかし次のシーズンにはもう免疫は消えています。
インフルエンザ予防接種も、そのシーズン内(3ヶ月しか持たないともいわれています)しか免疫効果はありません。
以下は余談ですが、インフルエンザワクチンを接種したらインフルエンザにかからない・・・とは思わないでくださいね。
ご存知の通り、インフルエンザには、大きくA型やB型それ以外にも新種のインフルエンザなどもあります。そのうえ、さらに株に分別されます。
接種したワクチンが流行株と一致するかどうかは、わかりません。
なので、予防接種をしてもぴったり一致しない限りは、インフルエンザには罹るのです。
では、なぜ予防接種をするのか?ということですが。
予防接種しないでインフルエンザに罹ると、症状が激しくてとてもツライのですが、予防接種すると普通の風邪のちょっと強い感じで済みます。つまり、どの型であっても、罹らないことはできないけれども、ある程度は効果があるわけです。
インフルエンザは、下手すると脳炎を発症して死亡する可能性もある病気なのです。予防接種は、そこまでの症状を予防するもの、と考えてください。
質問者様は60歳ということなので、1回の接種だけでOKですが、2回接種すると更に効果は上がるようです。
だからといって、2回打たねばならないということはありません。
・手洗いうがいを励行して、人の多いところに行く際はマスクをする。
・栄養と休息を十分にとる。
・適度な温度・湿度を保つ。
予防接種をしなくても、この3つでインフルエンザは予防することができます。ただ、ご家族が罹患すると難しいですよね。
お礼
専門的なご意見ありがとうございました。 なるべくかからないよう注意いたします。 家族及び周囲の方々に迷惑かけたくありませんので・・・ ありがとうございました。