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圧縮音源の影響で聴覚が鈍る?
最近はCDよりも、MP3などの所謂圧縮音源がiPodや音楽配信などで一般化しています。 (圧縮されているとはいえ)手軽に楽しむ分であれば確かにCDとほとんど音質の差は感じません(128kbps以上のビットレートの場合)。 しかし、圧縮音源ばっかり聴いていると「耳の本来の自然な音を聴き取る感覚」が徐々に鈍化していくのではないか?と最近心配するようになりました。 ですので成長期であるうちの娘達には(たとえアニメソングであっても)圧縮度の少ないCD音源で聴かせるようにしています(本当はレコードなどのアナログ音源がベストでしょうけど現在では新譜での発売がないので)。 これについて詳しい方のご意見お待ちしております。
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あまり気にすることはないのではないかと思われます。 まず、mp3は約16kHz以上の音は記録されていません。同じく普通のCDでも約20kHz以上の音は記録されていません。SACDとかDVD-Audioならその倍以上の周波数を記録できます。とはいえ、子供の頃は22kHz辺りまで聴こえたヒトの聴覚も、加齢とともに可聴周波数の上限はmp3で記録できる上限以下まで下がってゆきます(認識はできなくとも50kHz手前までは知覚はしているとの説もありますが)。 が、日常で鼓膜に飛びこんでくる音はメディアに記録された音楽ばかりではないはずですし、むしろそちらの占める割合のほうが少ないはずです。実際、あなたが発する声や風の音、衣服の衣擦れ鳥のさえずり(ああ、我が家の上空を通過しながら白鳥がカオカオ鳴いてる)などは圧縮もされていないし再生周波数の制限もない本物の音なのですから、耳にするごく一部でしかない音楽に聴覚が影響されるとは考えにくく思われます。 また「耳の本来の自然な音を聴き取る感覚」は音楽を聴くためにあるのではなく生存のためにあるのだから音楽など一切聞かせず、森の中でご先祖様が聞いていたのとおんなじ本物の自然の音しか聞かせない…んじゃやっぱりヘンですよね。 まして、音楽を聴いているのは耳だけではなく、脳が過去の経験と照らし合わせながら聞いた音の意味を探り、それが音楽かどうかを認識するのですから、ハードウェアとしての耳の能力よりも、脳にどれだけ多く(むしろ広くかな)の音楽を学習させるかのソフト面のほうが大きいように思われます。まぁ、音楽耳に育てたいのでしたら、娘さんになにか(倍音成分の多い)生楽器を習わせるというのもありかもしれませんね。 とはいえ、年若いうちに大音量で音楽を聴くと聴細胞に好ましい影響は及ぼさないので、ヘッドフォンは使わさせずにそこそこの音量で音楽を楽しむのがいいのではないかと。 ──徹夜明けなので支離滅裂な文章となったことはどうかご容赦の程を。
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- gungnir7
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これは失礼しました。 MP3と書かれていたので、そちらのつもりで返信してしまいました。 確かにAACはよくできたコーデックで高音質です。 こちらについてはbitレートごとの比較をしたことがないので詳細は割愛します。 以前の返信は一部訂正させて頂きます。
お礼
丁寧に有難うございました。
- ponpokona-
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ちょっと気にしすぎだと思います。 そういうノリでいくと、CDを聴かせるにもラジカセじゃだめで高額なオーディオじゃないといけないとか、 オーディオでもこのスピーカーじゃなく、こっちのスピーカーでないといけないとか、 いや、生演奏で、しかも世界の超一流じゃないとダメとか、 そういう話になっていきませんか? そういうことができるご家庭ならそうすればいいかもしれませんが、 子供ができるはずの体験を親が狭めてしまうような気がしてなりません。 何で聴いてもいいと思います。 いろんな音楽を生活の中で楽しんで聴くことが一番じゃないでしょうか。 後は、本の読み聞かせみたいなもので、親がいいと思う音楽を身近においておくことですね。 ただ私も、イヤフォンやヘッドフォンには気をつけたほうがいいと思います。 なるべくスピーカーにした方がいいでしょう。
お礼
有難うございます。 問題ないようで安心しました。 まあ私も「普通に聴こえる」ならそれでいいと思いますが、 「圧縮で劣化した音」は(アナログのように)「ノイズだらけで劣化した音」とは意味が違う、などとどこかで読んだもので。 耳に聞こえない部分が聴き心地に影響するということもありますし。 乱暴な例えですが、味付けが濃いだけで栄養のないお菓子を「美味しいけりゃいいじゃん」と食べ続けているのと同じことかと。
- gungnir7
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128kbpsではCDと大差ですね。 私の体感では粘りが全然感じられないのです。 粘りとは自己表現で申し訳ないのですが、深みがない状態と思って下さい。 それだけビットがカットされてしまっています。 これが192kbps以上になると大幅に改善されます。 192kbpsの音源とCD音源の違いが聞き分けられる人はただ者でありません。 子供の頃の聴覚はあまり心配しなくても大丈夫です。 例えばお酒の味とか名画鑑賞とか、作品を見る目は年齢を重ねてから理解できるようになります。 ただし、理解できるようになるにはそれなりの教育も必要ですから 本物の音源を聴かせるというのは姿勢として間違いないでしょう。 それよりも子供の頃は正しい音を理解させることが大切です。 おおよそ5歳までに音感が正しく認識できないと音痴になるそうです。 子供のおもちゃで音程がメチャクチャな木琴などがあったら考え物です。
お礼
有難うございます。 >これが192kbps以上になると大幅に改善されます。 192kbpsの音源とCD音源の違いが聞き分けられる人はただ者でありません 私のiPodにはAACの128kbpsでインポートしております。 MP3の128kbpsよりも高音質と聞きましたが・・・??
お礼
詳細な回答有難うございます。 >年若いうちに大音量で音楽を聴くと聴細胞に好ましい影響は及ぼさないので、ヘッドフォンは使わさせずにそこそこの音量で音楽を楽しむのがいいのではないかと そこが問題なんですね。