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「古いファイルの圧縮」で絵の画質は落ちないの?
「ディスクのクリーンアップ」の「古いファイルの圧縮」をしてしまうと、昔の写真や動画の画質が落ちないのか心配してます。 素人なので教えて下さい。
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圧縮というものに、中途半端な理解をされているようです。 先の回答者の方もお書きですが、「古いファイルの圧縮」の場合、「可逆圧縮」と 言った圧縮方法が取られます。 これは、展開時に完全に元のデータに復元できる方式です。 一方、「非可逆圧縮」と呼ばれる圧縮方式があり、これは展開しても元のデータには 戻らない方式で、映像、音声、画像ファイルがこの方式を取っています。 たとえば、音声ファイルを例にとって言いますと、人間の耳は、比較的に高周波域の 成分に対する感度が良くありませんので、高周波域のデータを多少削っても、実際に 聞こえる音は余り違いが感じられないという特性を持っています。この、人間の 耳の特性を利用して、元データから高周波域のデータを削って(捨てて)しまう ことによって音声圧縮、すなわちファイルサイズの削減を図っています。ここで削減 されたデータは、捨てられてしまっているので展開しても戻りません。 映像、画像の場合も似たような原理で捨てても影響が少ないデータを削減することに よってデータ圧縮しています。これが非可逆圧縮です。 さて、「古いファイルの圧縮」の場合、圧縮対象にはプログラムの実行ファイルも 含まれます。こうしたファイルの場合、データの一部たりとも捨ててしまっては、 展開後に実行できなくなります。つまり、「古いファイルの圧縮」に非可逆圧縮方式は 使用できないのです。 ですので、「古いファイルの圧縮」で映像、音声、画像など、いかなるファイルを 圧縮しても完全に元に戻ります。 > 一般的に圧縮と解凍を繰り返すと画質が劣化する 上に書いたように、非可逆圧縮を繰り返した場合は劣化します。 繰り返すたびにどんどん情報が捨てられ続ける訳ですから。 ただし、可逆圧縮の場合は、データの保全性が確保されていますので、この話には 当てはまりません。 引用した文面から、この論理を一般論として(可逆と非可逆を分けて理解していない という意味で)とらえている様ですので、中途半端に理解されていると判断します。
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- koko88okok
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> つまり、大切な写真や動画を入れているディスクでは「古いファイルの圧縮」はしない方が無難ということですね。 大切なデータは、圧縮するよりも複数の記憶媒体に保存して、パソコンの負担を軽くしてやる方がベターと思います。 最近は、外付けのHDDやUSBメモリもずいぶん安くなっています。
お礼
ご助言ありがとうございました。
補足
<今回ご回答下さった皆様へ> 「ディスクのクリーンアップ」の「古いファイルの圧縮」の場合の、写真や動画については、下記のことを教えていただきました。 A.同圧縮は全て可逆圧縮方式なので、写真・映像の劣化はない。 B. しかし、写真・動画そのものは、そもそも同圧縮でサイズがたいして小さくならないうえ、映し出すのに時間がかかるようになる等の場合があるので、一般的には圧縮しない方がよい。 したがって、この圧縮操作をやるかやらないかは、写真・動画の視聴優先か、ディスクの空き容量確保優先かで、人によって判断は違ってくる、ということのようだと個人的に理解いたしました。 特に私の場合、「古いファイルの圧縮」をやっても150Mbほどしか解放されないようですので、やるだけの価値はないと、おかげさまで判断できました。 今回、ご助言いただいた皆さんに感謝申し上げます。
- A-Tanaka
- ベストアンサー率44% (88/196)
こんにちは。 Windowsでどちらのアルゴリズムを使っているのかは分かりませんが、たぶん大丈夫でしょう。 基本的に、デジタルデータを圧縮する方法には2つ種類があります。エントロピー符号化といって、デジタルデータを欠損無く圧縮する方法。例えば、LHA形式のファイルやZIP方式のファイルなどがあります。なぜならば、このような方式で圧縮をしても完全に同じ形で復元できるからです。 それでないと、プログラムが実行できなくなってしまうからなのです。そのため、仮説に過ぎませんが、そのような形式で圧縮されているといえるのです。 それに対して、MUSEやMPEGなどに代表されるようにデータ欠損のある符号化方式もあります。これらは、情報通信伝送において、帯域(具体的には、インターネットの通信速度)が限られていたり、不安定(専用線で無い限り、いつも同じ通信速度が保証されていない)な通信でもデータを転送できるように定められたフォーマットです。この場合には、多少のデータ欠損は目をつぶって、画像と画像の間に変化したデータだけを送信することで、帯域圧縮=データ圧縮を行っています。 そんな理由から、たぶん大丈夫でしょうということです。
お礼
ありがとうございました。 難しい話でいまいちよく分かりませんが、圧縮しても多分大丈夫、というご助言と承りました。
- precog
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OSのする圧縮は「可逆圧縮」と呼ばれるもので、ビット単位で元のデータに戻せます。 が、写真や動画はそもそもきつい圧縮がかかってるので、その上から緩めである可逆圧縮をかけてもファイルサイズはほとんど変わりません。掛けると不安定になるし遅くなるんでいいことはないと思います。
お礼
ありがとうございます。 つまり、大切な写真や動画を入れているディスクでは「古いファイルの圧縮」はしない方が無難ということですね。
- pbforce
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古いファイルの圧縮をしても、圧縮したファイルを見るためには解凍しなければ見れません。 元に戻すので、画質は変わりません。
お礼
早速のご回答、痛み入ります。 >元に戻すので、画質は変わりません。 とのことですが、「一般的に圧縮と解凍を繰り返すと画質が劣化する」ということを耳にしたこともあり、まだ少し不安です(本当に画質は変わらないのでしょうか?)
お礼
<「ディスクのクリーンアップ」の「古いファイルの圧縮」の場合は可逆圧縮の圧縮方法が取られる> <画質が劣化するのは非可逆圧縮の場合だけである> の2点を分かりやすくご説明下さり、やっと私にも理解できました。