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PET-CT

先日、母がPET-CTの結果、初期の肺癌の可能性が高いということで左肺の5分の1を切除する手術をしました。 最終的な検査、肺癌ではありませんでした。 肺がんでなかったことは幸運なんですが、なぜ、精度の高いと 評判のPETで悪性と結果が出たのが腑に落ちません。 良性腫瘍なのに専門家でも悪性と判断してしまう場合もあるのでしょうか??

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  • kame-chan
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回答No.3

呼吸器内科医です。 PET-CT(PETも)では、感染による炎症などでも陽性となることがあります。残念ながら100%の検査ではありません。 現在の臨床の現場においては、胸部CTで発見された早期癌疑いは、手術で切除することが一般的です。No.1、2の方が書かれている病理診断はある程度の大きさがないと気管支鏡検査で採取することは困難です。また肺の表面に近ければ、CTのガイド下に針生検を行うことがありますが気胸、出血、空気塞栓の合併症や、本当に肺癌であった場合は悪性細胞を胸腔内に撒き散らすリスクがあります。 そのためCTで早期肺癌が疑われた場合は、診断・治療を兼ねて切除することをお勧めしています。質問者様のお母様のケースとしては、肺癌でなくてよかったと思います。早期で切除できても再発するリスクは0%ではないのですから。今回の手術は検査目的であったと判断していただけると医療者側としては助かります。お大事にしてください。

ainosin
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 やはり総合的にみたら幸運なケースだったんですね。 病気には100%はないんだなあと 改めて考えさせられました。 手術は必要だったと思えてきました。

その他の回答 (3)

  • USB99
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回答No.4

PETは代謝だけを見ています。ですから、代謝のはやいものは良性でもでてしまいますし、進行のゆっくりした癌は大きくても写りません。精度という意味は分かりませんが、感度(病気を病気と診断する割合)はかなり悪いというのは国立癌センタのデータ等でわかっている事なので、PETだけを信用するのではなく総合的な診断・判断が必要です。 肺がんの場合は通常は、気管支鏡検査やCTガイド下針生検をして癌と分かってから手術をします。ただ、小さくても肺がんは再発しやすいです。小さければ小さいほど再発は少ないですから、CTガイド下生検ができないくらい小さな腫瘍で癌が確定できなくても、癌が否定できなければ手術という選択は当然、あります。もちろん、しばらく大きくなるか様子を見るという選択もあります。 たぶん、お母さんにはそのように話があったと想像します。

ainosin
質問者

お礼

詳しい説明ありがとうございます。 代謝だけ見ているとは知りませんでした。 母も針を刺して生体検査したかったのですが 場所が動脈の近くで出来なかったのです。 やはり、癌の可能性があれば切るのですね。

  • jum---
  • ベストアンサー率42% (55/130)
回答No.2

画像検査は、簡単に言えば様々なものの影を見ているだけですから。 現物をみないと何かはわからないと思います。 現在の科学技術の限界です。 試験的に一部分を生検して見るという方法でも、全部をとるわけではありませんから、 たまたま、悪い部分を取れない可能性もあります。 検査により、がん細胞がばら撒かれる危険も場合によってはあるかもしれません。 肺癌の可能性が、画像上考えられたので、いくつかの選択肢の中から 納得の上、診断と治療をかねて?手術を選択されたのではないでしょうか?

ainosin
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 確かに納得の上、手術に踏み切りました。 ただ、術後、生体の結果が出ていた日からしばらく経って 主治医の先生から「がんではなかった」と説明があったので先生が 空白の期間を作ったのに疑問を持ったのであります。

noname#52426
noname#52426
回答No.1

こんばんは >母がPET-CTの結果、初期の肺癌の可能性が高いということで左肺の5分の1を切除する手術をしました。 一般人ですが詳細が判らないので参考意見です。 PET検査は虫歯にも反応が有ると効いた記憶があります。 また、ソフトバンクの王監督も毎年PETを受けていたようですが 結局、胃がんは発見できなかったとの事 これらを考えるとXCTよりは精度が高いてことではないのでしょうか? また、もう一つの疑問は、手術前に肺生検は受けられていますよね。 内視鏡で直接患部より細胞を採取して、細胞診断をする訳ですから、 素人としては一番確実だと思ってます。 父親が肺がんを患った時、体外からの検査では良性か悪性か診断がつかず、何度も肺生検を行い確定診断されました。 あと、術中でも術中細胞診断をして、悪性か良性かを確定するのも ルーテイン検査だとばかり思ってましたので自分としては疑問が残ります。

ainosin
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 母の場合、腫瘍が動脈から4ミリしかなく 生体検査が出来なかったので、即、手術ということに なりました。 やはり、いろいろな検査をして総合的な 判断しかないのですね。