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密葬という友人への香典
お世話になります。 同窓で、今は年に2・3回会う友人より、 父が亡くなり、密葬で家族だけで葬儀を済ました。 なので年賀状は失礼する。 と連絡がありました。 私としては、せめてお花を手向けたいと、香典を郵送したい気持ちがあるのですが、密葬という形を取ったご家族に、お送りするのはいかがなものなのでしょうか。 知りながら何もしないというのも抵抗があり、送るだけ送ってしまおうと、今は思っています。 その前にこちらで、経験された方、お詳しい方のご意見を伺えればと書き込みさせていただきました。 よろしくお願いいたします。
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曹洞宗の僧侶です。 「密葬」は本来、準備に時間がかかるなどの理由で、「本葬」を行う前に、仮に近親者のみで「野辺おくり」だけを済ますというものです。「本葬」を行わない「密葬」というものはありません。 最近、家族だけで葬送を済ませてしまう「家族葬」を「密葬」と呼ぶ場合もありますが、まったく異なるものです。 「家族葬」を「密葬」と混同して使ってしまう理由のひとつに”密”という字の印象があるようです。「秘密」「密室」といった言葉からイメージされるように、「他者に知られず」「他者を排除して」行うという都合のよい葬送に”密”という字がマッチしているように感じるのでしょう。端的にいえば「他人がごちゃごちゃ寄って来るのは面倒くさい」という事です。 しかし、人間は家族だけで生きているのではなく、社会人として生きています。ですから、故人の葬送りは家族だけのものではなく、社会的な出来事でもあります。知人、近隣、仕事関係に知らせ、会葬をお願いするのは、それが社会的なものであるからです。 それを拒んで、私的な葬送で済ませてしまった先方に、何か供物を送ることは「会葬お断り」の会場に押し掛けるのと同じで、礼を失する恐れがあります。「家族葬」の弊害で、どこかで故人の不幸を聞きつけた人から、いつまでたってもダラダラダラダラさみだれ式にお悔やみの供物が届き、家族はそのたびにお返しに気を使わなければなりません。 会葬依頼が無かったということは、「来なくていい」「何も送らなくていい」と言われたのと同じですから、なにもしなくていいのです。 「知りながら何もしないというのも抵抗がある」のは、誰でもそうでしょうが、先方はそのような気遣いを無用と考えているのですから、気にする必要はありません。 次回に会う時に、口頭でお悔やみを述べるにとどめる事をお勧めします。
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- mat983
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http://www.sougi-soudan.com/faq/attendant/musyukyousou.html 友人なら香典は大丈夫です。 上記サイトを参考にしてください。
お礼
ありがとうございます。 参考にさせていただきます。
- pekomama43
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端的に言えば、密葬でお父様をお見送りになった事と、香典等を辞退するか否かは別の事だと思います。 一方的な思いで送るのも悩むところですが、お手紙にお悔やみの言葉とともに、ご自身の何かさせて欲しいと思ったお気持ちなどを認められ、お香典(忌明けが済んでいれば表書きは「ご仏前」「御供」などに)、若しくは御供えの品や、お花をお送りになられても宜しいのではないかと思います。(個人的には先方様が気を遣わない程度の品物やお花の方が無難かと思いますが・・・)
お礼
アドバイスありがとうございます。 先方に気を使わせない、ということにしたいのですが、 こちらが行動を起こせばそうも行かなくなるのかな、と思うところが、 なんとも悩ましいところです。 考えすぎずに、考えてみます。 ありがとうございました。
お礼
ありがとうございます。 葬祭にそう接することがないところで、専門家の方のアドバイスはとても参考になります。 きっとそういうご意志もとに、家族葬という形を取られたのだと思います。 友人は密葬という言葉を使っていましたが、実際はどのようなお気持ちなのかは慮るしかありません。 ですが、聞かされた方としては、何かの形で弔意を表したいと思います。それが友人と言うことでしょうし、我が身におきかえると、居ても立ってもいられない気持ちです。 そんなに気持ちを伝えたいのなら、手紙でも、となるのかもしれませんが、そこに便せんだけでなくどうしてもお金を添えなければ形にならないと思いこむのは、変に慣らされてしまった習慣なのしょうか。 それが社会的ということだと思いこんでいます。 こちらが何かを送れば先方は返さざるを得なくなってしまいますものね。 なにか気を使わせない方法をと考えますが、まずは先方の意志を尊重することが第一ですね。 ありがとうございました。