ハイジの第1話、冒頭のナレーションで、「ハイジの両親は、ハイジが1歳のときに亡くなり・・・」と紹介されています。
その後、ハイジは、お母さん(名前はアーデルハイト:ハイジは、ロッテンマイヤさんからはこう呼ばれる)の妹であるデーテおばさんに5歳まで育てられるのですが、デーテおばさんによい勤め先が見つかります。が、そこにはハイジを連れて行くことはできません。
困ったデーテおばさんは、ハイジの父親方の祖父、アルムおんじにハイジを預けることにします。
それから3年、ハイジは山の中で自然に囲まれながら育ちます。
さて、フランクフルトでは、病気のために車椅子生活の12歳のクララに「個性が強く、明るい女の子を友達として傍に」という話が出ていました。
これを聞いたデーテおばさん、8歳のハイジをロッテンマイヤさんに強く推薦します。
ハイジは、「おじいさんにタバコと、ペーターのおばあさんに白パンをお土産に」と日帰りのつもりでデーテおばさんに喜んで連いて行きます。
が、ロッテンマイヤさん(ちなみに、声優さんは「サザエさん」でお母さんのフネさんを演じておられる方)、行儀も学もないハイジが気に入りません。でも、クララお嬢様は、自由奔放で明るいハイジを非常に気に入ってしまいます。
「仕方ない、それでは・・・。」ということで、フランクフルトの名家、ゼーゼマン家の一人娘様に相応しくするべく教育しようとするのですが。。。
放送は、というところまでなのですかね? それでは、ここまでで(笑)。
私はリアルタイムで見ていたクチですが、今にしてみれば、ロッテンマイヤさんにはロッテンマイヤさんなりの「クララが喜ぶように」という思いがあることがおぼろげながら理解できます。
その1シーン。
放送は随分と後日になるかとおもいますが、クララは山にでかけます。そのときに雨が降るのですが、ロッテンマイヤさんはクララを心配し、我が身を顧みずに雨の中、滑りやすくなった山道を登ってクララを探しに行きます。
まあ、ハイジにとっては確かに「ひどい仕打ち」ですが(笑)、ロッテンマイヤさんにしてみれば、「クララお嬢様までが品のない、勉強嫌いになったら困る」なんですよね、多分。味方しているわけではないですが(^^)。
それに、ロッテンマイヤさんが勉強を強制したおかげで(といっても、やる気を出したのはおばあ様がいらっしゃってからですが)、ハイジは字を読めるようになったし(笑)、学校に行くようになったし、そのせいでアルムおんじは村の人と交流するようになるし。
余談ですが、ペーターはハイジの5歳上、クララの1歳上です。でも、アニメでは、クララの方がずっとお姉さんに見えてしまいます(笑)。
お礼
皆さん大変ありがとうございました。 ハイジについて認識が深まってより楽しく見られると思います。 日本でいうと江戸時代末期の頃なんですね。びっくりしました。 ロッテンマイヤーさんが小さいときは大嫌いでしたが今回再放送を見ると かわいそうな方だな・・・と思い私自身の感じ方も変わったのに驚きました。 しかもフネさんの声の人と同じなんですね。 サザエさんを見て、複雑な気持ちです・・・爆笑 とにかく大人になってからみても心表れるようなアニメです。 ありがとうございました。