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プロレス批判派の意見をどう思いますか?
僕は結構プロレスが好きで見に行くことがあります。このことをプロレス批判派の友達に話すと、「プロレスなんか何が面白いのかわからない。あれはやらせだから脚本があってシナリオ通りにやっているだけなんだよ。蹴っているように見せかけたりしてるだろ?ジャーマンスープレックスなんかも本当は痛くないように投げてるし。素人の俺が佐々木健介と闘っても脚本があれば俺が勝てるんだから。金を払ってまで見に行くな。」 と言われました。余計なお世話と思いましたが、プロレス批判派の人は多いのが現実です。この発言は正しいことを言っているのでしょうか?
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どんなに真剣勝負なボクシングでも武道でも、まったく興味がない人間にとっては無関心です。巷で噂の亀田の試合でも、クライマックスシリーズでも、見てない人は少なくありません。ですが、アンチ巨人と同じで、批判であっても、それは興味があるってこと。まったく批判もされない物は、見られてないということですから、もっと最悪です。そいつは、批判をしながら、結局は見てるって事です。 で、確かにプロレスはショー、エンターテイメントです。言ってみれば、映画や演劇と同じ。生の迫力と言う意味では、むしろ舞台演劇に近いでしょう。いいえ、筋が事前に公表されていないと言う意味では、それさえも凌駕していると思います。 で、真剣勝負の独自の迫力や結果重視の方は、プロレスの格闘技的側面しか見ていないと言うことでしょうから、そもそも合わないのでしょうね。別にそれはかまわないし、それを改心させようとも思いません。ただ、そういう見方ができない、本質が見えないと言うのは、かわいそうだなとは思います。 よく言われるのが、一流レスラーは箒とだって試合ができる、と言います。相手がワルツを踊ればワルツを、ジルバを踊ればジルバを踊るのがプロだと言った人もいます。つまり、一流だから、健介は素人とでも試合を組み立てられるし、その中で感動も表現できます。素人同士(一部の学生プロレスもふくめ)ではそうは行きません。シナリオどうりで試合はできるかもしれませんが、表現力が劣ってれば痛みも悲しみも人生も伝えられませんし、アクシデントがあった場合にアドリブで修正もできません。 キラーカーンがWWFでトップヒールに立てたのは、アンドレの試合中の足首捻挫を、自分の技で怪我したようにとっさにシナリヲを組み立てなおし、観客にばれないように仕上げたから、フロントサイドの絶大な評価が得られたんだと聞いています。
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- bouhan_kun
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WWEだけがシナリオがあるというのは間違えです。国内の試合もほとんどそうです。ただ、生の人間のぶつかり合いですから、予期せぬアクシデントも起きます。プラムの死も、ハヤブサや星川の頚椎骨折も、金村キンタローの大火傷も、数々の骨折、捻挫も、多くが不慮の事故です。なかには、それさえも仕組まれてる場合もありますが(特に流血を売りにしてるレスラーのそれは) 真剣云々と言う人の多くは ・総合では決まらない技が決まる プロレスは相手の技を受けて見せ場を作る必要がある。しかし、いいかげんに当てたり締めたりしてるわけではないし、たとえそのつもりでも予期せず当たることもあり、それでも耐える肉体、精神力を作る必要がある。 ・ロープに振ったら戻ってくる 空手に型があるように、プロレスにも型がある。真剣勝負であれば疑問なものもあるが、攻防や技を美しく見せるための仕掛けやタメであって、言ってみれば歌舞伎の見栄と同じ性質のものである。 ・あんなに投げたら死んじゃう 柔道もえげつない角度で落とすが、それでも死なない。要は、受け身のとり方。柔道出身者が見ればわかるが、攻撃されて倒れても、それなりに有効な受け身を取って倒れてるので、ダメージは最低限で済む。 ・シナリオがある どこまで綿密なものがあるかはわからない。若手の試合はガチも多いようだし。ベテランも、フィニッシュだけ決まっていて後はアドリブだったり、ポイントだけ決めていたり、その場で変更されたりというのもあるらしい。一挙手ごとというのは、事実上難しいとは思う。通になると、その辺を見極めるのも一興だとか。
- 03390483
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その友達はプロレスをもともと知らないでものを言っているので、耳を傾けるだけ無駄ですね。プロレスの歴史をまったく知らないのですから。 「あれはやらせだから脚本があってシナリオ通りにやっているだけなんだよ。蹴っているように見せかけたりしてるだろ?ジャーマンスープレックスなんかも本当は痛くないように投げてるし」 この発言は現在のWWEのみ全てあてはるけど、それ以外は必ずしもシナリオがあるわけではないのですから。日本に限って言えば、試合結果がお約束の試合があります。これは大阪プロレスなんかでよく見られるけど、お客さんを笑わせて次の試合につなぐための試合をしてます。よく知っている人なら友達のようなことを言わないで、「お約束だから」の一言で片付けるんですけど。まあ、このあたりがショー的といわれる部分であることは否定できまぜん。 痛くないようにといってるけど、先日全日本で試合していたブルート一生が鈴木みのるに腕を壊されて引退してます。JWPのプラム麻里子は不幸にもリングの上でなくなってます。その友達はそのことを知らないでしょう。 馬場さんの必殺技であったランニング・ネック・ブリーカー・ドロップは試合中に偶然生まれた技です。シナリオがこのころもあったら日の目にならなかった技です。 元凶のWWEがシナリオを作って時には勝敗を決めているけど、こうなったのはひとえにもショー化の悪影響で、今のようなスタイルにしないと視聴率が落ちて大きい収入源であるテレビを失いかねないという判断だと思います。実際、そのほうがアメリカ紺内では受けていますからね。 こういうことをみんな知っていてそれでもいう人ならもうちょっと具体的なな批判の言葉がでると思います。だから、そんな友達の言うことは内容のない批判なんで気にしなさんな。
プロレスに格闘技を求めるのは無理だと感じますが(その点でご友人の発言はポイントがずれていると思いますが)、胡散臭さも含めてとても人間的でそこが面白いと感じます。 だから、プロレスは試合だけで見るというものではないと思っています。 ゴシップ記事や色々な噂、選手の生活・性格みたいなのも含めてトータルでプロレス的世界というものが構成されているように僕は思っています。 そうすると、プロレスと言うものがとても他にはない強烈な面白さを持つものだと言うものがわかると言う感じでしょうか。 一つ断っておきますが、僕は総合格闘技のファンで、武術を追っている人間ですけどもね。 プロレスの試合は、有象無象のばらまかれた情報を一番ダイレクトに観客の前で少しづつリンクさせる意味合いを持つもので、また、試合でも繋がらないものをどう観客が捉えて見て行くかという部分もプロレス観戦の楽しみ方だと思います。 だから、プロレスは格闘技とかそんなものではなく、総合芸術とか言うようなもので、メディア情報、都市伝説、観戦者の私的な妄想なども含めて展開される舞台みたいなものだと思います。 だから、いつか、プロレス人気が盛り返す時期が来るのではないかなぁと思いますよ。 ああ言った胡散臭いものがメインストリームでまことしやかに展開される社会の方が健全だと僕は感じるんですけどもね。
- teloon
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その友達はプロレスというものをよく知らないのでしょう。 脚本があってシナリオ通りにやっているだけなんだよ。 プロレスは1シリーズ中(約一ヶ月半~二ヶ月)、一日約7試合~10試合で ほぼ毎日のように試合が行われている。それだけの試合数の脚本を作らな ければならない。 細かい動作も入れると短い試合でも、かなり多くの筋書きになる。20分、 30になるとなおさらである。 プロレスラーは違う脚本を毎日覚えなければならない。しかも相手やタッ グパートナーとの打ち合わせも必要となり、ベテラン、若手、言語の違う 人間がからむことも多い。 映画撮影ではないのでNGは許されない。しかも監督もいない。 こんな状況で演技するのはベテランの俳優さんでも困難だと思います。 蹴っているように見せかけたりしてるだろ? 舞台とは違い、観客に周りを囲まれているのである。どの角度から見ても 実際に蹴らないで蹴っているように見せるのは困難ではないか。 ジャーマンスープレックスなんかも本当は痛くないように投げてるし。 重力に逆らう必要があり、それだけ背筋力が必要となる。それに観客を満 足させるために、マットぎりぎりまでスピードをつけ、寸前でスピードを 落さなければならないので、腕、脚等にもかなりの筋力が必要となる。 素人の俺が佐々木健介と闘っても脚本があれば俺が勝てるんだから やってみたらいい。多分持ち上げることも出来ないし、スタミナが続かな いでしょう。その友達が充分な体格があって、何か格闘技をやっているの なら分からないが。 つまり脚本を作って、その通り演技するほうが難しいと思います。
- kokuramon
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この発言は正しい部分もありますが、間違っている部分もあると思います。 プロレスは合法的な商業活動ですから、批判される由縁はありません。 その友人も、個人的には好きではないという意見に留めるべきで、machtechさんに命令するようなものではありません。 批判派だと判っている人にプロレスの話をするのは辞めたほうが良いですよ。
- myeyesonly
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こんにちは。 その人が何を見たいかって事じゃないでしょうか。 プロレスは興行ですから、出来るだけ面白いように考えて内容を作ってますし、安全に危険な技をかける?為に、それなりの合図があったりもします。 単純に勝ち負けにこだわり、それを面白いと思ってみる人からみたらそんなの八百長じゃないか、って思うでしょう。 #もちろん中にはシナリオや結果を決めないでやる勝負も入ってますが。 私はプロレスは勝ち負けを見るものじゃなくて、肉体のぶつかり合いや技の応酬、力比べなどを見るものだと思ってます。 勝ち負けじゃなくてそこに至るまでのパワフルさ、あるいはスピード感、テクニックのやり取りが面白いのではないでしょうか。