まずホームセンタに行き、
・差筋アンカー(鉄筋の先にアンカーが着いているもの)
作業台の足とのことなので、多分奥行き方向に2個並べたのだと思います。
であれば、ブロックは端用(片面がフラット)のものを2個並べればよいので、アンカーは片側2本、左右で合計4本あればよいでしょう。
・ハイモル等の接着剤樹脂の入ったモルタル
あと、必要な工具は、
・上記アンカーの径にあったコンクリート用ドリルの刃
(ハンマードリル又は振動ドリルで穴を開けますので、どちらか使うほうの刃を用意)
ハンマー又は振動ドリルをお持ちでなければレンタルで借りてください。(ホームセンターで貸し出しているはずです)
・差筋の長さが丁度良いものがないようであれば、切断のためにディスクグラインダーも必要です。
作業ですが、まず密着性を上げるため、ブロックを施工する部分のコンクリートをタガネとハンマーで少し削ります。そうすることで汚れていないきれいな面を出すことが出来、また表面がざらざらに荒れますのでモルタルのとの密着性が上がります。
次に端用のブロックの端の穴はアンカーを指すための穴がありますので、その穴の中心の位置にしるしをつけて、アンカー用の穴を開けます。
コンクリートの粉をきれいに除去したあとアンカーを差し込んで叩き込めば差筋は固定されます。鉄筋の長さが長すぎる場合には切断下さい。
次にコンクリートブロックと施工するコンクリート部分をよく水でぬらします。
コンクリートは水により化学反応して固まるものなのですが、乾燥しているところにモルタルを施工すると、そのモルタル内の水分がブロックやコンクリートに吸い込まれて水が不足し、硬化不良となるのできちんとくっつきません。
次にその状態でモルタルを作り、モルタルを塗ってその上にブロックを置き、モルタルの穴にもモルタルをつめていき、特に穴のモルタルは他の鉄筋などの棒でよくつついて充填してください。数段積み上げる場合には一段目が終わったらその次にまたモルタルで積んでいきます。ブロックはどんな場合でも水に十分ぬれた状態で施工してください。
鉄筋が入った以外の穴は後でモルタルを入れても構いませんし、そのままでも構いません。(ただし雨が入り込む可能性があればモルタルで埋めたほうが良いです。
以上で作業が終了です。
お礼
とても詳しく説明されてるので段取りが立てやすいです。 このアドバイス読んでて、コンクリ部を削らなかった事、水を 十分に染み込ませなかった事などが失敗の大一因だと思われます。 このアドバイスを参考に再チャレンジします。 本当に丁寧な説明ありがとう御座いました。