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ボストンはどのような雰囲気の土地なのでしょうか?

海外ドラマや映画でボストンを舞台にした作品をよく見かけます。 「比較的穏やか(場所によるでしょうが)であまり時代に左右されない硬派な街」といった印象を受けるのですが、実際はどのような雰囲気なのですか? ボストンがそういう作品の舞台によく選ばれるのは、何か理由があるのでしょうか? また、日本でいうとどこの地域の雰囲気に似ているなど、もしあれば知りたいです。 どうぞよろしくお願い致します。

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  • ベストアンサー
  • nidonen
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回答No.1

> 日本でいうとどこの地域の雰囲気に似ているなど  おそらく京都でしょう。歴史の古い街であること。高等教育が 充実していること。古い街並みと新しい開発が同居していること。 こういった面がよく似ています。  また、よそ者に冷たいとまでは言いませんが、保守的でちょっと 排他的でもあります。開放的で明るい西海岸に住み慣れた人には、 息苦しさを感じることもありますね。  たとえば、ハッカー追跡を描いた『カッコウはコンピュータに卵を 産む』というベストセラーがあります。作者のクリフォード・ストール はシリコンバレーからボストンに移り住むのですが、最初のうちは なかなか馴染めなかったと書いています。ただ彼はエンジニアなので、 学生や研究者が多い環境がそのうち気に入ったようですけどね。  実際ボストンに行くと、道はハイウェイを含めてクネクネしているし、 米国らしい広い道は少なく、高架橋の鉄骨などが細くて錆びているので ヨーロッパの古い都市のように見えます。街並みもレンガ色に茶色く、 教会の尖塔が目立ち、古い木造家屋と寺社仏閣の多い京都のようです。 > ボストンがそういう作品の舞台によく選ばれるのは、何か理由があるのでしょうか?  ひとつには大学が多く、インテリの匂いが漂う街なので、たとえば アリー・マイ・ラブのような弁護士モノには向いています。いっぽう、 さほどアグレッシブではないので、プリズンブレイクや 24 には向いて いないんですね。カーチェイスのシーンなんてまず撮影できないし。  留学生に多いアジア人を除けば、人種もわりと偏っています。なにせ 公民権運動のころ、黒人と白人が同じ学校に通うことに反対する白人の デモが激しかった街ですから。たかだか 30 数年前の話です。

igie
質問者

お礼

京都ほど観光地化してはいないのでしょうが、本当にいろいろな面でよく似ていますね。LAが原色ならボストンはちょっとくすんだセピアがかったイメージでしょうか。少し頑固な雰囲気をかもし出すストーリーにはもってこいの土地かも。 具体的な情報をたくさん教えて頂いてとてもよく理解できました。回答感謝致します。ありがとうございました。

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