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ドクターヘリの”120km圏内”について

ドクターヘリについてなのですが,よく”120km圏内でしか飛行できない”と言う事をよく耳にします. しかし,その”120km圏内”って,何を根拠にして言っているのかわかりません.ので,わかる・知っている方がおられましたら,教えて下さい. よろしくお願いします.

質問者が選んだベストアンサー

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  • KITAIKKI
  • ベストアンサー率55% (462/838)
回答No.1

 こんばんは  120キロ圏内の根拠というか出典がどこにあるのか、私も初めて聞いたので分かりませんが、現在自治体レベルでのドクターヘリは複数の自治体、つまり都道府県をまたいで運用されている例もありますので、120キロ圏内しか飛行できないということにやはり首を傾げざるを得ません。  単純にヘリコプターの航続距離の問題かなとも考えますが、現在のヘリの性能から言えばそれも回答にはなりにくいと思います。ただひとつヒントがあるにはあります。  ちょっと昔のことなんですが、川崎医科大学の小濱啓次教授(1994年当時)が「日本エアレスキュー研究会」のシンポジウムでこう発言しています。 「日本には現在99か所の救命救急センターがある。その主なところ16~20か所を中心に半径100キロの円を描いていくと、ほぼ全国がカバーできる。言い換えれば、16~20機のヘリコプター配属で全国的な救急体制を作ることが出来る」  つまり100キロ圏内に1機のへりがあれば、ヘリコプター救急システムが構築されるということです。言い換えれば120キロも飛行して救急が必要な現場に行く必要はないとも言えるのではないでしょうか。なおかつ医療に関して自治体の管轄権や行政の縄張り争いは現実的ではないので、120キロ圏内しか飛行できないという規制はありえないはずです。  案外この辺の話が一人歩きして、別の解釈になってしまったのかもしれません。  ただしこれらは私の勝手な推測ですので、他の賢兄の皆さんの名回答も楽しみにしたいところです。以上、なにかのご参考になれば幸いです。ちなみに、現在このようなドクターヘリに対して関心をお持ちの方たちがまだ数少ないこともあって、質問者さんのような方がいらっしゃることがすごく嬉しく思います。

T-G-V
質問者

お礼

ご回答,ありがとうございます. 「日本には現在99か所の救命救急センターがある。その主なところ16~20か所を中心に半径100キロの円を描いていくと、ほぼ全国がカバーできる。言い換えれば、16~20機のヘリコプター配属で全国的な救急体制を作ることが出来る」 この発言は知りませんでした.日本には現在,”ヘリコプター”と言う大きなくくりで言えば1,000機以上,保有していると言われていますので,是非,20機くらい,ドクターヘリとして配備して欲しいと思いました. とても,参考になる回答,ありがとうございます. また,質問させていただく事もあると思うので,その時はよろしくお願いします.

その他の回答 (2)

  • aki43
  • ベストアンサー率19% (909/4729)
回答No.3

飛行距離120k圏ですが 県間規制でもなく自治体の関係の事でもないようです  命の時間の問題だそうです  緊急要請が出て 医師の人達が搭乗し離陸までの時間が 3分ほどの時間を要すそうです  で15分位で到着出来ないと病状によっては命に関わる事が有るそうです もちろん最短距離のヘリを要請するそうですが  全国の配備状況については お話が出ている様な配備を考えているようですよ 今は7県の配備の様です

T-G-V
質問者

お礼

ご回答,ありがとうございます. カーラーの救命曲線と照らし合わせてみると,生存率とヘリの航続距離で圏域を決めているようです... そこまでは,気がつかなかったです. ありがとうございました. とても,参考になる回答,ありがとうございます. また,質問させていただく事もあると思うので,その時はよろしくお願いします.

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回答No.2

普通クラスのヘリコプターなら 200~500kmしか飛べませんので 往復で100km程度になるでしょう。 (ヘリの燃料は特殊であり、しかも給油に時間がかかるので  実状上 100km余り圏内での航行になるでしょうね) 距離が稼げないのなら 機数でカバーすれば良いだけの話。

T-G-V
質問者

お礼

ご回答,ありがとうございます. 確かに,”機数でカバーする”と言うのは考えましたが,費用の面で問題がある為,安易には言えないのが現状です. また,質問させていただく事もあると思うので,その時はよろしくお願いします.

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