• 締切済み

黒澤作品について(タイトルが分かりません)

イギリス在住の者です。 ずいぶん前にこちらのテレビで黒澤明監督の映画(エンディングだけ)を見たのですが、タイトルが分かりません。 具体的には ・おそらく合戦後で、平原でたくさんの兵士達や馬達が倒れている ・死にゆく馬が苦しそうにもがいたりしている ・赤い旗が揺らめいている。 このシーンがエンディングとしてしばらく流れる感じでした。 曖昧で申し訳ありません。 御分かりになる方がいらっしゃいましたら タイトルを教えて頂けないでしょうか? とても衝撃を受けたので、もう一度始めから観るべく このたびこちらで質問させて頂きました。

みんなの回答

  • Summaron
  • ベストアンサー率27% (40/143)
回答No.4

No3です。日本で人気がなかった理由はいくつかあります。まず、主役の交代でもめたこと。当初は勝新太郎が主人公役でしたが、勝プロのために勝手にカメラを回したことに黒澤が怒ったのが原因です。つぎに、往年の黒澤の無駄のないカット割りが無く、切れのないだらだらした印象をもったこと。海外向けは馬たちが死ぬシーンを20分も短縮して上映しました。 最後に、この年のカンヌはどちらも主人公=監督という、いわゆる私小説的映画が賞賛されましたが、日本でこのような私小説的映画に肌が合わなかった点などが上げられます。 私個人はこの作品で、古典の世界でいう「無常感」をラストシーンのカワの中に旗が揺らめいているシーンで理解したことが思い出にあり、大変好きな作品ですが、黒澤の切れ味は正直感じられませんでした。

nobody0115
質問者

お礼

とても面白いエピソードを教えてくださり、 本当にありがとうございます。 こういった撮影背景があったとは! とても博識なSummaronさんに脱帽です。勉強になりました。 ※ポイント付与を誤ってしまい、できなくなってしまいました。 申し訳ございません。

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  • Summaron
  • ベストアンサー率27% (40/143)
回答No.3

「乱」のようにも思いますが、質問者さんの印象から考えると、やはり「影武者」ではないかと思います。日本での評価は?でしたが、カンヌのグランプリを「All that jazz」と一緒にとった作品です。プロデュースもコッポラ、ルーカスらの外国資本でした。

nobody0115
質問者

お礼

日本での評価はあまり良くなかったのですね。なぜでしょう。ぜひ通して観たいです。All that jazzもこの時期の作品なのですね。とても勉強になりました。ありがとうございます。

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  • hottoite
  • ベストアンサー率34% (58/168)
回答No.2

乱にも同じような合戦シーンがありますが質問者の方の問い合わせは「影武者」です。武田信玄の死の謎と武田家の滅亡にまつわる壮大な物語を描いて1980年カンヌ国際映画祭グランプリに輝いています。終盤15分の合戦シーンは迫力があります。スローモーションでの戦場シーンは迫力があります。馬に麻酔を打って撮影したという有名なエピソードがあります。

参考URL:
http://www.asahi-net.or.jp/~zc2t-ogw/MKHome/AKHome/Film/Kage.htm
nobody0115
質問者

お礼

あの馬のゆっくりとした動きは麻酔のせいだったんですね!迫力がありすぎて、しばらくひきずりました。hottoiteさまのおっしゃる通り、『影武者』に違いないと思います。ありがとうございました。

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  • mat983
  • ベストアンサー率39% (10264/25669)
回答No.1

1985年の「乱」だと思います。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%B1_%28%E6%98%A0%E7%94%BB%29 『乱』(らん)は、1985年に公開された黒澤明による映画作品である。日本とフランスの合作。黒澤監督の第27作目であり、時代劇としては最後の作品となった。架空の戦国武将・一文字秀虎を主人公にその晩年と3人の息子との確執、兄弟同士の擾乱を描く。 

nobody0115
質問者

お礼

『乱』も近々観てみようと思いました。ありがとうございました。

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