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イタリア旅行♪今ユーロが高いと聞きますが・・・

今月末にツアーで8日間、イタリア旅行に行きます♪ 念願が叶ってとっても楽しみにしています。 そこで、質問ですが、今ユーロが高いと聞いていますが、日本で換金をしていったほうがいいかとは思うのですが、九州ではどこで換金するのが一番いいのでしょうか?? また、買物も楽しみにしていますが、高額の商品はカードで買物をすることになると思いますが、カードでの支払いで何か気をつけたほうがいい点などあれば教えて下さい。 イタリアは憧れの国ですがスリが多いと聞いていますので、何だか緊張してしまいます。 イタリア旅行をより一層楽しむ為に何か良いアドバイスがあれば是非教えて下さい!!!

質問者が選んだベストアンサー

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  • Umada
  • ベストアンサー率83% (1169/1405)
回答No.1

 九州といってもいささか広いので一般論的回答が精一杯ですが、有利なレートで両替できる銀行として三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、ゆうちょ銀行(外貨両替取扱局に限る)が挙げられます。 1. 両替について  外貨両替のレートの決まり方から説明します。ニュースなどで「午前の東京外国為替市場は1ユーロ=166円75銭から80銭で取り引きされています」と報じられているレートは「銀行間レート」などと呼ばれます。その名の通り外国為替市場で金融機関間の取引に使われるレートです。  この銀行間レートは常時変動しており、窓口での両替などの際に銀行間レートを基準に処理すると煩雑になります。そこで各金融機関は銀行間レートに代えて「公示仲値」というレートを定め、1日を通して基準レートに用います(*1)。公示仲値は厳密には銀行間レートとは一致しませんが、銀行間レートを参照して決めているので乖離は0.2%程度以内に収まり、通常は同一視して差し支えありません。また公示仲値は各銀行が独自に決めるために銀行間でのばらつきもありますが、これもせいぜい0.1%程度です。  一般の顧客は銀行間レートや公示仲値での取引きはできず、外貨を買うにしても売るにしても必ずいくらかの手数料を支払います。上乗せ幅は通貨ごとに決まっていて例えば米ドル現金への両替では1ドルあたり2円70銭~3円、ユーロ現金への両替では1ユーロ当たり4円~7円50銭といった具合です。「4円~7円50銭」というのは「昨日の上乗せ幅は5円20銭、今日の上乗せ幅は4円85銭」と変動するということではなく銀行ごとに異なるという意味です。「A銀行の上乗せ幅は4円00銭、B銀行は6円00銭」といった具合です。最終的な両替レートはこれらの上乗せ分を公示仲値に加算することで機械的に計算されます。  「最近はユーロが高くて・・・」とおっしゃいますが、公示仲値やその元となる銀行間レートのを個人の力で変えることはまず不可能です。両替する銀行を変えても公示仲値の違い(ばらつき)は1ユーロ当たりせいぜい5銭か10銭です。ですから「ユーロ高」に個人レベルでできる対策はありません。  これに対し、上乗せ分の少ない銀行を選んで両替するのは個人でも簡単に行えることです。ユーロでは上乗せ分の銀行間の差異が大きく、安いところと高いところでは1ユーロ当たり3円50銭も違います。1,000ユーロを両替したとして3,500円もの差になるわけですから無視できない違いです。  ユーロ現金への両替で上乗せ幅が小さいのは、最初述べた三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、ゆうちょ銀行(外貨両替取扱局に限る)などでいずれも1ユーロ当たり4円00銭です。また九州から関西空港経由でイタリアに行く場合は関西空港内の泉州銀行を使う方法もあります。泉州銀行の上乗せ幅も1ユーロ当たり4円00銭です。  ただ三井住友銀行や三菱東京UFJ銀行の支店があるのは九州ですと県庁所在地や主要都市に限られます。ゆうちょ銀行は満遍なく存在し、三井住友銀行や三菱東京UFJ銀行よりは利用し易いとは思いますが、それでも外貨両替を扱っているのは一部の郵便局です(*2)。ゆうちょ銀行の外貨両替については[1]に案内があります。外貨両替取扱局についても[1]から検索することができます。支店の多さならやはり地方銀行ですが、お住まいの場所が開示されていませんので、具体的な銀行名や支店名をここで挙げることはできません。  九州で大きな銀行といえばまず福岡銀行でしょうが、福岡銀行のユーロ現金両替レートは正直申し上げて悪いです。例えば10月12日のレート(キャッシュレート)ですと 日本円→ユーロ現金 174.28円→1ユーロ ユーロ現金→日本円 1ユーロ→159.28円 となっています[2]。買いと売りで15円離れていますので、日本円→ユーロ片道での上乗せ幅は7円50銭と求められます。これは日本でのユーロ両替では最も高い部類ですから、福岡銀行での両替は避けるべきです。  他に金券ショップでの両替も可能です。参考ページ[3]の「大黒屋」はそのような金券ショップの一例で福岡市内にいくつかの店舗を持っています[4]。大黒屋での上乗せ分は以前は4円00銭だったのですが、現在は少し上がって4円15銭になっているようです。  ヨーロッパでの両替は避けるべきです。上乗せ分が1ユーロ当たり7~15円程度と高く、これに加え両替額の1~3%程度の手数料が差し引かれます。ユーロ建てトラベラーズチェックはレート自体は現金よりよいのですが、そのまま受け取ってくれる店はヨーロッパでは少ないので銀行等で換金して使うことになります。そしてその際1~3%程度の手数料を差し引かれますので、結局は最初からユーロ現金を持っていった方が有利ということになります。 2. クレジットカードについて  クレジットカードを海外で利用した場合、請求額は所定のレートで日本円に換算した額になります。この「所定のレート」ですがクレジットカード会社が勝手気ままに決めているわけではありません。  クレジットカード会社の元締めの処理センターは、海外利用分の処理のために各通貨間の換算レートを毎日決めています。決定に当たっては外国為替市場の銀行間レートを参考にしています。これは銀行の公示仲値と同様です。また一度決めた換算レートは一日を通して使われます。クレジットカード会社の換算レート、銀行の公示仲値、銀行間レートの三者の数字は厳密には一致しませんが、基本的には同一視して差し支えありません。  クレジットカード会社は請求の際、「海外利用に伴う手数料」として1.60~1.63%程度を上乗せします。クレジットカードの利用明細では、最初からこの1.60~1.63%の手数料を上乗せしたレートが表示されます。クレジットカード利用分の請求額は「クレジットカード会社の換算レート+1.60~1.63%」、一方でユーロ現金両替レートは「公示仲値に1ユーロ当たり4円(現在のレートで2.4%)上乗せ」ですが、クレジットカード会社の換算レートと公示仲値は同一視してよいことは上で述べました。つまりクレジットカードですと1.60~1.63%上乗せ、現金ですと現在のレートで2.4%上乗せですから、クレジットカード払いの方が有利だと分かります。  カードで支払う際に気をつけるべきことは、何といっても「伝票に記された金額が正しいことを確かめる」です。日本では伝票の金額をごまかされることは滅多にありませんが、海外ではクレジットカードの伝票の金額をわざと多くする例も珍しくありません。後で気付いてクレジットカード会社に掛け合っても、その伝票に本人のサインがあるとなると「承知の上でサインした」とみなされてお金を取り戻すのは非常に難しくなります。  以前のイタリアリラだった時はとにかく数字の桁数が多く、本来の金額にゼロを一つ加えた伝票にサインをさせる手口もあったようです。今はユーロになったので紛れにくくなりましたが、それでもごまかしがないとは言えません。イタリアに限らずサインの前の金額確認は習慣付けることをお勧めします。  類似の手口で「伝票の処理に失敗したから、新しくもう一枚サインしてくれ」というのもあります。素直にサインすると後で2枚分の請求が来たり、ひどい時には「失敗した」と称する方の伝票にとんでもない金額が書き込まれていたりします。「もう一枚サインしてくれ」と言われたら引き換えに最初の伝票をこちらに渡すように要求し、それを受取らない限り新しい伝票へのサインはしないことです。  また詐欺とは関係ないのですがヨーロッパでは昨今、IC内蔵のクレジットカードを使う場合、サインに代えて暗証番号を打ち込ませて決済する方式も増えています。暗証番号が分からないとそのクレジットカードでは支払えないことになります。お手持ちのカードがIC内蔵式でかつ暗証番号を忘れてしまっている場合、出発前にクレジットカード会社に問い合わせて暗証番号を確認しておくことをお勧めします(*3)。  高級店で買い物をする場合、陳列されている品物にいきなり触ったり手に取ったりするのはマナー違反とされます。品物を手に取って確かめたい場合は必ず店員に頼んでください。  それではどうぞ、楽しいご旅行を。 【まとめ】 (1)ユーロ現金への両替でレートがよい(手数料としての上乗せ分が少ない)のは、三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、ゆうちょ銀行(外貨両替取扱局に限る)などです。地方銀行でこれらと同等の有利なレートを出していることもあります。 (2)クレジットカード利用時に注意することは、何といっても「伝票の金額が正しいかを確認する」です。「処理に失敗したからもう一枚サインしてくれ」にも注意が必要です。 (3)IC内蔵式のクレジットカードの場合、サインに代えて暗証番号での処理になることもあります。暗証番号が分からないとカードで支払えないことになりますので、もし忘れているなら出発前に確認することをお勧めします。 参考ページ [1] http://www.jp-bank.japanpost.jp/kojin/tukau/kaigai/tc/kj_tk_kg_tc_index.html [2] http://www.fukuokabank.co.jp/gaitame/gaitame.htm [3] http://gaika.e-daikoku.com/ [4] http://www.e-daikoku.com/info/shop_list_base_kyusyu.html *1 金融機関によっては一日数回の改定を行う場合もあります。 *2 ゆうちょ銀行ではユーロ現金を常備している局は県庁所在地の中央郵便局などごくわずかで、それ以外の局では外貨両替取扱局であっても取り寄せになり時間がかかります。地方銀行の支店でも同様の事例があり得ます。 *3 問い合わせは電話でもできますが回答は郵送になります。出発前にお早めに手続き下さい。

その他の回答 (1)

  • anacreon
  • ベストアンサー率24% (24/100)
回答No.2

もし可能ならば、現地についてから空港などで換金するほうがよいと思います。というのは、日本で換金する場合の、ユーロ札には運搬のための費用なども上乗せされているからです。 トラベラーズチェックの方が面倒ですが、レートがよいのはそのへんの事情があるみたいです。もちろんチェックでもいいですが、チェックは利用しにくいので、私はあまり使いません。 どの程度現金を使用するかわからないのですが、不安であるなら最小限を換金して、後はまた後でというほうがいいのではないかと思います。ホテルの両替のレートは高めなのでおすすめしませんが、街中でもけっこうレートのよいところもあります。あと私がよく利用するのは、銀行のキャッシュカードに、「PLUS」や「cirrus」などのマークのついたものだと、海外のATMで現地通貨がおろせるので、便利です。 ちなみに国内での両替で、九州の銀行事情は不案内ですが、昔は郵便局のレートが比較的よかった記憶があります。今はよくわかりませんが。。 買い物のとき、クレジットカードは奥で清算させたりすると、二重に決済されたり、情報が盗まれる可能性があるので、目の前でやってもらうのが一番です。いかがわしいところでは現金払いにしてください。金額のチェックも忘れず。 スリは多いです。お金のありかがわかるようにしないように。ジプシーの子供などもまとまってやってくるので、毅然とした態度で追い払うと逃げていきます。文句は日本語でもよいですから。 当たり前ですが、気を抜かないように。 おまけ クアント コスタ (quant costa) がいくらですか?ですからお買い物のときにどうぞ。

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