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直接金融と間接金融
「貯蓄から投資へ」直接金融が今、重視されてますがなぜ昔は銀行などの借り入れの間接金融重視で現在は直接金融重視に変わったのですか?直接金融のほうが優れているのなら昔から直接金融重視であればいいのにと思います。
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前回「直接金融のメリット?」と言うご質問に回答した者です。 ご存知とは思いますが、直接金融とは企業が株式や債券を発行して、直接資金供給者から資金を調達するものです。 当然それなりに信用力のある会社でなければこういった直接金融による資金調達は出来ません。 今でこそ日本にも立派な企業がたくさんありますが、昭和30年代はトヨタでさえ倒産しそうになったくらいで、直接金融で資金調達できる企業は限られていました。 また、直接金融を担う証券市場もそれほど発達していませんでした。 日本の経済が成長し、企業が大きくなっていく過程では、当然ながら政府系を含めた金融機関からの間接融資に頼る必要があったわけです。