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距離感について
最近イラストを書いています。 いろいろかいているのですが、どうしても難しい絵というものがあります。 なんと書いたらいいのでしょう絵をかければいいのですが、 例えば奥行きのある距離感といいましょうか。 なんとなく、平坦になってしまったり、窮屈なイラストになってしまう。う-n写真とかあれば説明しやすいんですが 100円ショップにおいてある、土台のついた鏡で鏡の回転する所を→斜めにして、回転する鏡を支えているベールのRみたいなもの うまく説明できないのですが ネットとかに無いでしょうか。 フォットソフトを使用してイラストを描いてみたいのですが。 しょうかWEBページありますか。
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平坦になってしまったり.......、平坦になってしまうおもな原因は2つ。ひとつはなんでもかんでも同じ調子で描いてしまうことにあります。絵というものは中心となるものがあって、その周りは「適度に控えさせる」ことが大切です。周りを適度に控えさせることで、中心となるものが浮き出てくるのです。 もうひとつは奥行きの描き込みがないことです。これについては後で述べます。 窮屈なイラストになってしまう.....、中心になるものをどの位置にどのぐらいの大きさの割合で描くか、中心になるものの周囲に何を描くべきか.....、絵というものはそこから考えて描かなくてはなりません。これがよく言うレイアウトということです。このあたりのことはいわゆるセンスの問題、ただ練習するだけでは上達せず、いろいろな作例などを見ながらセンス(感覚)を養うしかありません。 「100円ショップにおいてある、土台のついた鏡で鏡の回転する所を→斜めにして、回転する鏡を支えているベールのRみたいなもの、うまく説明できないのですが......」、この意味がまるで分らないのですが、この部分のご質問の趣旨は「遠近感」ということだと思います。 遠近感とは奥行きを感じること、奥行きを描き表すにはいろいろな手法がありますが、大方の場合はそれらを総動員して遠近感のある画風にするものです。 まず最初はパース....。正しくはパースぺクティヴといいますが、手前のものが最も大きく、奥にあるものほど小さくなり、最後はバニッシュポイントと呼ばれる一点に収斂してしまうという描き方です。この場合、すべては一点から出た放射線に沿って描かれなくてはならず、これを無視すると絵がどこかで歪んでしまいます。 最も簡単な絵ではバニッシュポイントが奥行き方向に1つの1点図法ですが、ちょっと斜め上あたりから見下ろしたといった角度で描くばあいはバニッシュポイントが2つある2点図法になり、高層ビルなどを見上げる角度で描くような場合はバニッシュポイントが3つある3点図法を用いることもあります。 また、絵の世界では、奥にあるものほど輪郭がぼやけたように描いたり、細かなところを省略して描くことが多いものです。といっても、姿そのものは正しく描かれなくてはならず、遠くのものだからいい加減に....といった感覚で描くと、いつまでもそのいい加減さが目にとまってしまうなどといったことにもなりがちです。 同様に、絵の世界では、奥にあるものほど色が薄く描かれる傾向があります。これは、実際に春霞にかすんだ春の風景でも見られることで、こんなことにちょっと注意して描きますと一段と奥行き感が出てきます。 あとは、絵をすっきりと描きあげるには、できるだけ余計なものを描かないといったことも大切です。まして遠くにあるものほど無駄な描写をしないことです。 最近の人はとかくパソコンのディスプレイの世界だけで勝負をしたがるものですが、やはり自分の目で物事をよく観察し、それを自分の手で紙の上に描く.....、こうした昔からの方法を経ないと絶対に上達はしないものです。 よく見て、何度も見て、見飽きるほど見て、そこで「そうかっ、なるほど~」とある日ハッと気が付いたら、それをそのまま絵にする、そんなことを繰り返しながら沢山描いてみてください。上手くなる方法はただそれだけです、近道はありません。(デザイナー)
お礼
とても参考になりました。 自分も、まだ未経験なので参考になります。 後は、自分でも勉強してがんばります。 ありがとうございました。