こんにちは。
ワイマーは確かに初めて犬を飼う人には大変かもしれません。
『鳥猟犬』で代表的な犬といえば、レトリーバー系やスパニエル系、ポインター系が有名ですがその中にワイマラナーも含まれています。
レトリーバーは盲導犬のイメージで「温和・優しい・躾やすい」と先入観で思われがちですが、知能が優秀な犬種ほど作業意欲が旺盛で手間がかかります。うまくトレーニングが進めば言うことナシですが、しつけを間違えたり飼い主がコントロールにのぼせ上がり途中で断念してしまえば、なかなか手のつけられないハイパードックが完成してしまいます。
鳥猟犬種(ハンティンググループ)は性格を簡単に表すと「猪突猛進」「興奮しやすい」「アクティブ」「状況によって非常に頑固」「飼い主と喜びを共にしたい意欲にあふれる」といった感じです。小柄な部類に入る中型のアメリカンコッカースパニエルでさえ、かなり力が強く運動でストレスをとってやらないと暴れん坊将軍化します。また常に一番の愛情に飢えています。鳥猟犬は声も大きいので、都会や狭い住宅地なら吠えのしつけも幼いうちから大切になるのではないでしょうか。興奮しやすいのでしつけも思う通りに進まず、飼育に慣れていない飼い主は理想とのギャップに焦ったりノイローゼ気味になりやすいかもしれません。
ワイマラナーが一生を終える十数年間、アクティブで喜びを共有してあげられる時間と体力と環境をそろえてあげられる覚悟があれば最高に幸せな犬になると思います。
初心者だからムリ。と諦めるより、飼うとしたら何がしてあげられて何が出来ないのか・出来ない部分はどうすることが出来るのか・ちゃんと飼いきる責任が果たせるのか・理想にくじけた場合でも面倒をみれるのか・何が必要となって、何かおきた場合はどうするべきなのか。よく考えその上で自分はワイマラナーの飼い主としてふさわしいのかワイマラナーのためにも冷静になって検討してみてください。ワイマラナーについてもっと具体的に知っておいて不遇はないと思いますよ。
お礼
とても丁寧に、詳しいアドバイスありがとうございます。 その犬の幸せを第一に、今の自分を見つめ、責任を持って理想の環境が用意できるのか?を十分に検討してみたいと思います。 そして自分がふさわしいパートナーになれると判断した時に、踏みだそうかと思います。 大変だからこそ、喜びを共有できれば、さらに嬉しいのでは♪と、逆にやる気が湧いて来ました。 もっともっと勉強します! ありがとうございました。