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古着の「made in USA」について
最近、雑誌[free & easy]の影響もあってか、ファッションにおける古着の評価が従来よりも高くなってますよね。 自分も洋服が好きで、古着、新品問わず買っております。 最近だと、オールスターのmade in USAモノやチャンピョンのフットボールT(60\'s~70\'s)はここ4~5年でも、明らかに値段が高騰しています。 また、これに限らず、リーバイスやラルフ、ワークシャツ、軍モノのヴィンテージなども新品に負けないくらいの値段がつけられているものも多くあります。 ここで疑問なのが、古着の良し悪しを評価するにあたって「made in USA」というのが一つの基準になっている…(?)ということです。 もちろん、良し悪しの基準が生産地だけでなく、年代、風合い、希少さ、など様々だとは思いますが、なぜ、made in USAだと価値が高いのか…クオリティが高いと判断されるのかが謎です。 自分が思うに、戦後、世界的に見て、一番裕福な国は戦勝国のアメリカであり、ゆえばバブル期であったため、アパレルなどのビジネスにおいても、今の日本企業がかけれないほどのお金をかけて、服を生産し、それが現代のクオリティからでも「高品質」と認められるから?と考えています。 たまに、「今の技術じゃコレ(古着)を作るのに数万円はするよ」とかも聞きますし…。 どうなんでしょう!?
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> ここで疑問なのが、古着の良し悪しを評価するにあたって >「made in USA」というのが一つの基準になっている…(?)ということです。 結論から言うと、それらが(今では作られていない)オリジナル製品だからだと思います。 「made in USA」の価値が高いのは、あくまでアメトラやアメカジの商品群ですよね。 「made in USA」のヨーロピアン・ブランドの服なんて もし古着であったとしても誰も買わないですよね。 (例外はアイゾッド・ラコステぐらいでしょうか?) > 今の技術じゃコレ(古着)を作るのに数万円はするよ それはリーバイスのデニムやチャンピオンのスウェットなどをイメージして そのように言っているのだと思います。 昔のリーバイスのデニムやチャンピオンのスウェットをつくると なぜ高くなるか?というと、技術がないからではなく織機がないからですよね。 よく言われる話ですが、現在のデニム織機の方がずっと速く大きく均一に デニム生地を織ることが出来るそうです。 つまり工業製品としては現代の方が品質がいいわけですが 品質がよくなったために赤ミミもなくなったし、色の縦落ちもしなくなった。 そうしたら「味がない、面白みがない」とそっぽを向かれてしまったわけです。 だから、日本の岡山のデニム工場は昔のデニム織機を使うことで デニムの産地として世界的に有名になりました。 でも、昔のスピードを現在の日本の工賃でつくっているから高くなるわけです。 > なぜ、made in USAだと価値が高いのか… 今、世界的にアメトラ、アメカジが流行っています。 しかし(繰り返しになりますが)今、アメトラ、アメカジのブランドの商品は アメリカで作られていません。 アメトラを代表するブランドであるブルックス・ブラザーズがラルフ・ローレンが 生産地を国外に移したとき、多くのファンががっかりしたことを覚えています。 やはりオリジナルがイイんだと思います。
- patpuun
- ベストアンサー率45% (38/84)
まずは、「made in USA」の商品への憧れというような感情が背景にあるんじゃないかと思います。まだ日本が貧しかったころ、アメリカ製品(物に限らず、アメリカのライフスタイル全般)は豊かさの象徴で、日本人の手にはなかなか届かないものでした。それを当時経験した人たちにとっては、いまなお「made in USA」は輝いて見えるのではないでしょうか。それらを通して自らの青春時代に思いをはせたりというのも あると思います。 もちろん、「made in USA」の価値はイメージのなかだけにあるわけではありません。70年代以降、安価な海外製品がたくさんアメリカに輸入されるようになり、アメリカの製造業は厳しい時代に入ります。コスト削減のため、工場が閉鎖されたり、製造拠点を海外へ移したりということが行われるようになります。価格競争力の優先、コスト削減が重要視されるなかで、品質が落ちていったのは否めないことだと思います。 それ以前のアメリカ製品は優れた品質のものが多いです。 あとは、そのものの希少性でしょうね。これが、いまの古着ブームの値上がりでもっとも大きな部分を占めていると思います。たとえば、オールスターがアメリカ製だからって特別品質が優れているわけじゃないですし。古いものだと数も少ないため、ほしい人が多くいればどんどん値段が上がっていくのは当たり前なことです。
- willherm
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あくまで主観ですが、やはりmade in USAだと東南アジア生産品よりカッコイイということで欲しがる人が多くいることと、仕入れにおいて服の絶対数が多いため、一度で沢山手に入る=売り上げが上がるのが理由ではないでしょうか。古着が脚光を浴びている今の時代の古着のブランド料みたいなものだと思います。