- ベストアンサー
水槽立ち上げ(刺身でアンモニアを発生させる方法)について
海水魚飼育を始めようと思い、水槽(生体なし)を運転しています。 魚を無闇に過酷な環境において殺すのはいけないと思い、生魚を入れてアンモニアを発生させバクテリアを繁殖させる方法を選びました。 60センチ規格水槽、上部ろ過、エアレーションありです。 ろ過は現在ウールマットのみにしています。 昨晩、餌を入れて運転開始したのですが、水が腐ったような臭いと水面に泡(灰汁のようなものではなく、透明なあぶくで時間がたてば消える)が出ています。 水温は29度、亜硝酸、アンモニアは昨晩(餌を入れる前)と変化なしでほぼ0、pHのみ7.7から8.0に変わっています。 水の濁りも特にありません。 単に暑いので生魚が腐ったのだとは思いますが、まだアンモニア濃度すら上がっていない状態なので、生魚を入れ続けた方が良いのでしょうか? それとも水が腐っているのでやり直さなければならないのでしょうか? どなたかご教授下さい。よろしくお願いします。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
その方法は、腐ります。 そして腐って正解とも言えます。 なぜなら、今の状況ではタンパク質分解菌よりも、腐敗細菌がアンモニアを生成するからです。 同時に、有り難くない細菌も増えるかもしれませんが... 理屈上は、腐敗させてアンモニアを生成し、濾過細菌がろ材についたところで、 水を換えて余計な細菌を取り除く...というところでしょうか。 ハマれば、魚を入れずにあと少しの段階まで立ち上がります。 後は詳しい方に任せます。 私はパイロットフィッシュの方を良しとする考えですので、これ以上の言及は不適かと思います。
その他の回答 (3)
- bouhan_kun
- ベストアンサー率19% (1032/5208)
底面ろ過してないんですよね。 一番簡単なのは、マットの上にサンゴ砂を敷くことです。海水ショップから、種砂もらってきて、それを入れてろ過を回すと言う手もあります。水も少し分けてもらうってのもいい。で、1週間ぐらいでバクテリアは沸きますから、状態はパイロットとPHセンサー、比重計などで確認してください。 それと、水温高めでは。
お礼
底面ろ過装置はないですが、珊瑚砂を9.5キロ敷いております。 質問文に書いておりませんでした。失礼しました。 機材などを購入したショップではこの方法には反対された(バクテリアの素かパイロットフィッシュじゃないと無理だと)ので、分けて下さいとは言えませんでした。言ったら分けてくれるとは思いますが、このまま続けてみます。 水温は高いですよね。部屋の冷房は付けっ放しですが29度を超えないだけで下がりはしません。ファンを買っているので設置した方が良いですね。 ありがとうございました。
- singura
- ベストアンサー率54% (534/988)
こんにちは。 この方法は、濾過の理論をよく理解していないと失敗するケースもあります。 理論的にはパイロットを使用しないでアンモニアを発生させれば良いだけの事で、立上げ時間の短縮が出来、海水には向いていると思っています。 しかし濾過能力が高いフィルターを使用することと、還元濾過を考慮しないと水換えをしないとならず、水換えをすれば当然立上げ時間は長引きます。 アンモニアは3~4日で発生し、7~8日目でが亜硝酸(NO2)発生します。これが消えるのは濾過器と濾材、入れたマグロの量で決まります。亜硝酸が発生した時点でマグロを取り出し、これが消えてから水換え不可で3日後に好きな魚の投入が可能です。 おそらく立上げ3週間で亜硝酸は消えると思います。 私自身は1ヵ月後には濾過は立上がり少ない数で3ヶ月ほど飼育する事をお奨めします。 海水飼育では水を換えずに、硝酸塩(NO3)を還元濾過を利用して維持する事が一番理想的で、水を換えることは決して良いことではありません。 >透明なあぶくで時間がたてば消える アンモニアの発生前の状況 >pHのみ7.7から8.0に変わっています。 水質は亜硝酸が消えてからの問題で、消えるまでは変化しますので特別深く考える必要はありません。 >水が腐っているのでやり直さなければならないのでしょうか? 必要ありません、水を汚すことでアンモニアを発生させるのが目的です。 その意味でマグロが良いかは別で、脂肪分のあるものは適していないと思っていますので私はアサリを潰して使用しています。 量が多すぎて、水が濁った経験が有りませんので入れる量は難しいですね。
お礼
ろ過の理論については、コーラルフィッシュの初心者向けムックを3冊購入して読んでいるのですが詳しく説明してありました。読み直しておきます。 フィルターのろ過能力は、玄人さんはあまり使っていない上部ろ過ですので自信があります!とは言えません。水槽に合わないサイズではないです。 今の所、水自体の臭いもさほどきつくなく、私の「水が腐っている」という表現は間違っているかもしれません。水自体は今透明な状態です。 別の質問でも投入するのはアサリが良いという回答を拝見したので(singuraさんのご回答かもしれません)次に挑戦する時はそうします。 別段何もする事はないようなのでこのまま様子見します。 詳しく教えて下さってありがとうございました。
- x530
- ベストアンサー率67% (4457/6603)
(刺身でアンモニアを発生させる方法)は、特に海水は夏期は臭ったりします。 「水の濁りも特にない」ようなので刺身の投入量が多すぎる事は無いようです。(少ないくらいですね。) 本当は、多少濁っても構わないのですが、夏場は臭いなどキツイと思うので、この位の投入量で良いと思います。 濁りがあれば、24時間以内にはアンモニアが発生しますが、c6251様の場合は2~3日くらい掛かるかも知れません。 毎日、亜硝酸濃度を測定して、亜硝酸が限界値まで増えたら、いよいよ、腐敗した刺身を水槽から取り出します。 そして、そのまま、毎日、亜硝酸濃度を測定していると、ある日突然、亜硝酸濃度が未検出になります。 ココで、初めて全水量の1/2(半分)の換水を行ないます。(60cm水槽では、30リットル位の換水です。) その後は、少量ずつ生体を投入してOKです。 ただし、海水は淡水よりも水作りに時間が掛かります。 生体の投入も、淡水よりも、少量ずつ時間をかけることを忘れずに! プロテインスキマーは、水槽立上げ時はバクテリアの増殖の妨げになる場合があります。 生体数と水質を考慮しながら使用してください。
お礼
質問に記載すべきだったのですが「OH!Fish水族館」さんを参考にして過程は大体理解しているつもりですが、書いてない事が起こって混乱してしまいました。確かに今も水の濁りはないので「量が少ないくらい」というご指摘はその通りだと思います。 臭いも今の所は水面に顔を近付けないとわからず、空気清浄機も反応しません。追加するのがベターでしょうか。 プロテインスキマーは現在のところ使う予定はないです。 生体も十分安定した後から投入します。パイロットフィッシュを使わない方法を選んだのに、焦って魚を入れて死なせたら意味がないですから気をつけます。 ありがとうございました。
お礼
アドバイスを頂いて安堵しました。 質問してからも、自分でも色々と考えましたがやはり腐るのが自然ですよね。 もし冬だったら?と考えても答えは「腐る」だったので…。 パイロットフィッシュの方法でできれば情報も多くて良かったのですが、飼いたい魚が小型で気の弱いものばかりで、パイロットフィッシュを気性の荒い魚ばかり(初心者なので間違いかもしれませんがそのように見えます)の中から選び、そのまま飼い続けてあげる事ができないと判断したためこの方法を選びました。 参考になりました。ありがとうございました。