- ベストアンサー
エコと省エネ家電の買い替え
- エコロジーサイトが勧める省エネ家電への切り替えの効果として、CO₂排出削減とランニングコスト削減が挙げられている。しかし、まだ使える家電を廃棄してまで買い換えることで排出される二酸化炭素の量が気になる。
- 使える家電から省エネ家電への買い換えと、旧来の家電を使い続けることのCO₂削減効果について比較する。テレビ、ビデオデッキ、冷蔵庫、エアコンの削減率はそれぞれ25%、74%、55%、68%。自動車の燃費改善は家電ほど進んでいない。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
冷蔵庫に関して言えば、 http://www.gpn.jp/select/guidlines/reizoko2.html また、製品の製造から廃棄・リサイクル等のライフサイクルにおけるCO2(二酸化炭素)排出量は、1999年冷凍年度時点の代表機種(400リットル前後・4ドアor5ドア野菜真ん中タイプ(インバータ制度、アイスメーカ付))で、1台当りおよそ2.8トンになると見積もられていますが、その約95%が使用時に消費する電力に起因しています。((社)日本電機工業会LCA-WG 1999年度活動報告書「家電製品のライフサイクル・インベントリ(LCI)データ収集等に係る調査結果」(2000)」及びその一部改訂2003.1) なお、使用時の消費電力量(エネルギー消費効率)は、現時点では更に削減(効率の改善)が進展しており、それに伴い、1台当たりのCO2排出量も年々低減されていく傾向にあります。 冷蔵庫の使用年数を12年と考えて、これだけを素直に解釈すれば買い換えたほうが良いことになります。 製造運搬等 2.8t X 5% = 140Kg 年間電気料 2.8t X 95% / 12 年 = 220Kg 新しい冷蔵庫を使った場合は 220kgX55% = 1.8倍→120Kg程度 なので、数字が正確であれば2年使うだけで製造にかかった分を上回る排出量の削減をできることになります。 ただし、冷蔵庫をリサイクルに回したら、それを使う人が新しい冷蔵庫を買っても同じ効果が得られることになります。 消費電力に関して言えば、使い方が大きく影響しますので、家族構成や買い物サイクルにあったサイズのものを使うことが推奨されています。なので、今の冷蔵庫に不満があるか(今使っているものでは詰め込みであったり)、経済的メリットがはっきりありそうなら買い換えるべきだと思います。 (家計に余裕があるなら) 他の電気機器に関しては、エアコンもある程度同じような状況だと思います。 その他に関して言えばあまりかわらないような気がします。 ちなみに、ガソリンは1リットルあたり2.3KgのCO2を排出しますので、なるべく公共交通機関を使うのが一番効果がありそうです。
その他の回答 (1)
>省エネ率○○%達成 これが曲者なんだよね これは国で定めたテスト方法で測っているだけで、実使用とはかけ離れてたりします なのでCO2排出削減とランニングコスト削減のために買い換えるのは愚の骨頂 欲しいときに欲しいものを買うのがいいでしょう
お礼
ありがとうございます。 日本中の古い冷蔵庫を省エネ製品に買い換えるだけでも相当の効果が出そうですね。メーカーへの経済効果も大きいですし、電力会社も電気使用量が減ることは、電力需要の増加にたいする発電施設への投資も減りますし、いいことずくしですね。