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キヤノンのインクの価格差
現在BJF870を使用しており買い替えを検討しています。 今回もキヤノンのハイエンド(MP960かその後継)を狙っているのですが、BCI-6系統と-7系統では価格差が2割以上あり、ランニングコストが上がるのではと心配しています。 ・1ヶあたりの容量が増えたのでしょうか。または消費量が減っているのでしょうか。 ・MP960をあきらめて、BCI-6系統を使えるそれなりの性能のものはあるでしょうか。 ちなみに、画質はBJF870で十分満足していますが、印刷が遅いのは不満です。
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プリンタの修理屋です。 インクは、BCI-3(e)→BCI-5→BCI-6→BCI-7→BCI-7eと変わってきました。 BCI-7まではインクの材質の変化がありました。高速化に対応したり、発色特性、対候性の改善と言うのが理由です。 BCI-7のインクが出たときは分子レベルでの改良があり対候性が上がったと聞いています。 価格はこのときに大幅に上がり20数%上がりました。 しかしながら、BCI-7は発売から1年くらいでモデルチェンジしBCI-7eとなり、現在に至っています。 この「e」の変更はICチップをつけることが目的だったようです。 価格がBCI-7に比べると若干下げました。 ただ、市場価格は色々あるようで、仕入れ価格に薄利をのせて販売している店では大きな価格差が出ているようです。 ところがキヤノンのネットショップではBCI-6もBCI-7eも同じ価格で販売しています。BCI-7はかなりディスカウントして販売しているようです。 プリンタの商売は本体の利益ではなく、インクや用紙などの消耗品で稼ぐのが常識です。それでも、昔は本体もインクもキチンと利益を出していたわけですが、数年前は本体の利益はほぼゼロ、最近の機種では赤字と思える機種も見かけます。 そういったことを繰り返してきて、利益が出なくなってきたために値上げされたと認識しています。 平たく言うと詰め替えや社外インクとの戦いで劣勢を強いられていると言うことです。 数年前までのキヤノンは詰め替えも社外インクも使い放題でしたが、ICチップが付いてから、使いにくくなりました。 しかしながら、こういった処置に走ったのはキヤノンが一番最後で、他社はもっと早くから実施していました。 ユーザーさんの動向で追い詰められたとも考えられます。 なお、現在の機種でBCI-6が使えるものはありません。 ランニングコストが上がるのは確実と思っていただいたほうがいいでしょう。 ただ、私は上がったと言う実感はありません。新製品の研究もかねて、時々新機種に入れ替えて使い、当然インクは純正品だけを使っています。 ここで良く見かけるヘッド関係のエラーも出たことはありませんし、快調に動いています。ただし、使うのは通常文書がほとんどで写真印刷は皆無です。 インクジェットプリンタは本来ランニングコストの高い機械です。 大量に使うとプリンタ自体の故障率も上がります。 ランニングコストを考える必要があるという時点でインクジェットプリンタははずしたほうが良い、という考え方も出来るでしょう。
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- kazuof23
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おそらくBCI-6系もBCI-7e系もインクは ほぼ同じものと思われます。大きな違いはBCI-7e系のインクタンクにはICチップとLEDが追加され、インク残量検出が光学センサーによる検出以外にICチップによるドットカウントが追加されたこと、インクが不足すると空タンクのLEDが点滅し直ぐ判るようになった事ですね。(反面、ICチップをリセットしないとインクを詰め替えしても再使用出来ないようです) またBCI-7e系インクを使用するプリンターにはBCI-3、BCI-5、BCI-6、BCI-7系のインクカートリッジは取り付かない(差込部の形状が若干異なるようです。 BCI-6系プリンターにはBCI-7eは取り付きますが価格が上がるので無駄ですね。
お礼
了解です。 詰め替えインキは個人的に使用しないので、ランニングコストが上がるのは 間違いないのですね。
Amazonで見る限りBCI-6もBCI-7eもたいして変わりませんよ。 http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AD%E3%83%A4%E3%83%8E%E3%83%B3-%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%AF-%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%81%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%AF6P-BCI-6-1777B002/dp/B000H2NH7Y http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AD%E3%83%A4%E3%83%8E%E3%83%B3-Canon-%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%AF-BCI-7e-6%E8%89%B2%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%81%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%AF/dp/B000BN15SM/ref=pd_sbs_e_4/249-3016916-0909935 MP960はこれに顔料インクがプラスされて7色になっているから高くなるのです。 私は比較してませんが品質はかなり良くなっているらしいです。 純正インクと同等品質の詰め替えインクもありますよ。 http://www.tumekaelink.com/hinshitu/ 品質の悪い物は写真印刷に耐える色ではないし詰まったりしますが、高品質なものなら純正と変わりません。 MP960用ならこの製品です。 http://www.tumekaelink.com/eshopdo/refer/refer.php?sid=pxasv10&cid=2&scid=44&vmode=3 BJF870と比較するなら今の4色+顔料のプリンタの方が綺麗なぐらいですよ。 時代の進歩、1ピコリットルのすごさです。 http://www.canon-sales.co.jp/pixus/lineup/mp810/index.html
お礼
ご回答ありがとうございます。 ですが、パックで300円の差は大して変わらないとは思えません。また、単色で6系なら800円台が7系で1000円台は、容量が違うか、消費量が違うのでないとやはり高いと感じます。 あと、4色でも十分かと思いMP600でサンプル印刷させていただいたことがあるのですが、印刷時間はともかく、画質はBJF870に及ばないと感じました。(BJS500系以降の高速エンジン特有の粗さがある)
お礼
ありがとうございます。 最近のインキの動向がよく分かりました。6系を使用できるプリンタはないのですね。 レーザープリンタも検討はしているのですが、消費電力が跳ね上がりますし、今回は簡単に写真印刷できるものがほしいのでインクジェットになりそうです。 インクジェットはEPSONのMJ-700V2Cからそれこそ15年以上買いつないでいますが、互換インキは使ったことがありません。純正は高いと言いますが、それだけの開発費をかけているわけですから、単に安くなればよいと互換インクを使うことには抵抗があります。hpやLexmarkに比べればずっと安いですし・・・