まず、超短期売買というのは、初心者が手を出すべきものではありません。
たとえば、日計り商いをするには、朝、場が始まる前に、売り買いの気配値と株数を把握することは不可欠です。
どうやって、毎朝、それを知りますか。
日計り商いをする人は、毎朝、開店前に、担当の営業マンに電話をして、情報を取るのです。
もちろん、営業マンにそうしたサービスを要求するには、最低でも数百万の預かり資産か、信用取引をすることが必要です。
株の世界は、そんなに甘くありません。
次に、鉄鋼株で日計り商いをするバカはいません。
超短期売買というのは、もっと値動きの激しい株でやるのです。
値動きの重い大型株では、仮に常にブラスで売っても、手数料負担ばかり大きく、結局はマイナスになります。
実際には、常にプラスということはありませんから、「小さく儲けて、大きく損する」ということになります。
「ディトレできそうですね」と答える回答者の無知と無神経が理解できません。
最近のことは知りませんが、かつて証券会社が自己売買部門で猛烈に鉄鋼株の売り買いをしたのは、自社の扱い高を大きく見せるためです。
もちろん、証券会社が自分で売り買いする分には手数料がかかりませんから、「一円上がれば利益が出る」ということになります。
税金はありますが。
厳しいことを書きますが、株で儲けるのは、簡単なことではありません。
その証拠に、「証券会社の営業マン」は、ごろごろ居ます。
そんなに簡単に儲かるなら、彼らは皆、退職して、投資家になってしまうでしょう。
朝から晩まで株のことを考えている株のプロである「証券マン」でさえ、自分が儲けられる自信のある人はごく僅かなのです。
株式投資をやること自体は悪いことだとは思いませんが、ご自身で書かれている通り、初心者だと思いますので、当面は、失っても「立ち直れる」範囲の金額でやりましょう。