深剃したいのであれば,まず,絶対に剃刀を持つ手に深剃をしようとして力を入れてはいけません!
剃刀だろうが,電気シェーバーだろうが同じです。また,3980円の電気シェーバーでも,15000円の電気シェーバーでも,3本100円のT字剃刀でも,替え刃が3枚刃になっているものでも,それを持つ手に力を入れ,ゴリゴリと剃ってはいけません!
では,どうしたら,深剃が出来るかと言いますと,持っていない手を有効に使うことが必要になります。
床屋さんで顔剃りをしてもらったことはないでしょうか?あれば,そのときの様子を思い出してください。
1回剃ったあと,もう一度剃りますよね?2回目の様子を思い出すと,そこに答えがあります。
顔の1箇所をいろんな方向になでてみて,ザラッとする方向に顔の皮膚を引っ張ってください。
そうしますと,1回剃っただけでは残ってしまっていた髭が簡単に立ち上がり,皮膚から顔を出しますので,それを剃れば深剃が出来ます。
このとき,T字などの剃刀を使っている場合は「刃」を寝かして,電気シェーバーを使っている場合はゴリゴリと押し付けずに(T字などの剃刀を使っていても同じです),そっと剃ってください。
なお,どうしてゴリゴリと押し付けるように剃ってはいけないかと言いますと,剃刀の場合は,刃のあたる角度が変わってしまい,皮膚を切りやすくなってしまいます。
また,電気シェーバーの場合は,上刃(カバーのようになっている部分)と下刃(Hassy6さんがお使いのもので言えば,回転する部分)との間に隙間が出来てしまい,これによって髭がきちんと切れなかったり,また,そのために髭を引っ張ってしまうために皮膚が軽い炎症をおこしてしまったりすることがあります。
そのため,剃刀(電気シェーバー)をゴリゴリと押し付けてもいけないのです。
T字の購入なら,コンビニエンスストアには必ずと言って良いほど売っています。
理容師が使っているようなものであれば,まずはその理容店に相談してみてください。
一般の方が剃刀を研ぐのは難しいので(情けないことに,最近では理容師でも剃刀を砥げない人が増えています),替え刃のものを使うと良いですよ。
スキンケアは,実は電気シェーバーでも一緒なんですか,剃ったあとはスキンミルクかクリームなどを薄く塗ってくだされば結構です。
必要なら,乾燥タオルで余分なクリームなどをそっとぬぐってください。(乾燥タオルは清潔なものを使うこと)