- ベストアンサー
飛行機プラモのトップコート
デカールを目立たなくさせるためにトップコートを初めて試みてみようと思っています。 そこで、キャノピーですが、ここにもトップコートをかけるものなのでしょうか? もしマスキングすると窓枠部分がトップコートをかける部分と色調が変わってしまうことが考えられますし、キャノピーにトップコートをかけると透明感が損なわれる気がするのですが・・・。 どのようにすべきものなのか教えてください。 初心者ですのでよろしくお願いします。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ANo.2です。先の回答にお礼を頂き有難うございます。その内容に関して、少し補足させて下さい。 >キャノピーの窓枠は、結局何度も塗装することになるのでマスキングも何度か繰り返すわけですね? それとも、一度に機内色、機外色、トップコートを塗装しても大丈夫でしょうか?⇒マスキングは通常、一度行なうだけです。出来の悪い、昔のキットなど、キャノピーと本体との接着時に隙間や段差が生じる場合は、塗装前に本体にキャノピーを接着し、パテ盛りなどで段差や隙間を修正しますが、この時は、窓枠だけ残してマスキングすると言うことはなく、サイディング保護の為に、ビニールテープなどで、全て覆ってしまいます。修正が済んだあと、窓部分をマスキングし、機内色を下地塗装し、その後、本体色を塗装します。最終的に全体塗装が終了し、デカール貼りなども終わったあと、艶を整える為のクリアを吹きます。デカール保護の意味合いもあります。 最近の国産キットなどでは、隙間や段差が発生すると言う事はありませんが、その場合、キャノピー単体でマスキング、塗装と言う工程になる場合が多いと思います。キャノピーのマスキングは、マスキングテープを細切り(1ミリ程度)し、窓枠内側のラインに沿って貼ります。その後、窓部分を覆うようにマスキングテープを重ね貼りしたり、マスキングゾルを使って目詰めします。キャノピー内側もマスキングテープを貼って、塗料が回り込まないようにしっかりマスキングして下さい。マスキングが完了したら、あとは上に書いたように、機内色を下地として塗装し、その後、本体色を塗装します。(下地のみ塗装後、本体に接着し、その後、本体色を塗装する事も出来ます。)塗装完了後、キャノピー内側のマスキングのみ剥がして、余分な塗料が付着していないか確認後、本体に接着します。(外側のマスキングは剥がさないように!) 外側のマスキングが完了したら、そのまま本体に接着(こうする事で、コクピット部分のマスキングが不要となるので、私がよく行なう方法です。ただし、隙間や段差の発生しないキットに限ります。)し、機内色を塗装後、窓枠部分も含めて、全体塗装を行ないます。特に、迷彩などが施されている機体で、窓枠部分に迷彩の境目などがある場合は有効です。) プラモ製作には、こうしなければならないと言う決まりはありません。自分の作りやすい方法で、製作すれば大丈夫です。キャノピーのマスキングは飛行機キットの最も面倒でもあり、重要でもある所です。最近では、キャノピーマスキングなどのアイテム(参考URL)も登場していますので、こう言うアイテムを使うのも有効でしょう。(エデュアルドと言うメーカーからはキャノピー枠にちゃんと切られた状態のマスキング材も出ています。) 以上は、エアブラシ利用と言う前提で書かせて頂きましたが、筆塗りでも勿論OKです。(昔は筆しかなかった!) キャノピーの塗装で、はみ出してしまった場合は、塗料が完全に乾燥後、爪楊枝に塗料用シンナーを付けて、こそぎ落とす事で除去出来ます。(エナメル塗料用のシンナーは使用しないように! 透明部分が白くなってしまいます。) デカールの件ですが、先の回答の内容はあくまでも段差を消去する場合の方法です。塗装とデカールの艶の違いを整える場合は、クリアを吹けばOKです。ただ、この場合、艶は統一出来ても、デカールのニス部分(透明部分)を目立たなくさせるのは中々大変です。出来るだけ、デカールの余白部分を切り取って貼るようにして下さい。艶消し面にデカールを貼ると、シルバリング(デカールの余白が目立つ状態)が発生しやすくなりますので、出来れば艶あり状態にして貼る事をお薦めします。(艶はあとで調整出来ます。) 補足が長くなりましたが、まだ何か質問があれば、補足要求して下さい。 PS.何のキットをお作りでしょうか?
その他の回答 (4)
- gc8
- ベストアンサー率39% (164/419)
No.3です。 タミヤ1/32零戦にはキャノピー用マスキングシールが付属しています。 (私も買いましたがまだ手をつけていません) 【デカールについて。】 デカールを浸す水に木工用ボンドを少し混ぜ溶かすといいです。 さらに熱めのお湯をティッシュに付け、デカールを貼った後押し付ける様にするとよくなじみます。(やけどに注意) シルバリング対策にどうぞ。
お礼
ご回答ありがとうございます。 デカールについてもいろいろノウハウあるのですね! とても参考になりました。
- gc8
- ベストアンサー率39% (164/419)
塗装に関しては#2の方と同じなので割愛します。 >それとも、一度に機内色、機外色、トップコートを塗装しても大丈夫でしょうか? ↑キャノピー内側が機内色で枠外側が機体色の場合、と言うことですね? これに関しては、しっかりマスキングすれば一度で大丈夫だと思います。 ただし缶スプレーだとマスキングの隙間に塗料が回りこみはみ出る場合があります。できればエアブラシ塗装をお勧めします。 はみでた場合完全に乾燥する前に、傷が付かない程度に爪楊枝でこそげば落ちてくれます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 重ね塗りは十分に乾燥させながら行うのが基本と考えていましたので長時間マスキングを剥がさないのは不安に感じていました。 どうもありがとうございました。
- Arado
- ベストアンサー率53% (1199/2225)
飛行機にもよります。私のように、大戦機ばかり作っている人間は、キャノピーの窓枠を残した状態でマスキングし、全体塗装(窓枠も含む)完了後、デカール貼り、墨入れなどを行なった後、半艶あるいは艶消しクリアを吹きます。ですので、キャノピーだけを別塗装した場合も、同様に半艶あるいは艶消しクリアを吹きます。(キャノピーの透明部分=ガラス部分にはトップコートがかからないようにマスキングする必要があります。) デカールの段差を目立たなくさせるには、艶有りで塗装後、デカールを貼り、完全に乾燥後、クリアを吹き、サンペ(1000番以上)で水研ぎを行ないます。これを何度か繰り返す事で、デカールの段差はなくなります。最終的に、半艶や艶消しのクリアを吹いて、全体の艶を整えます。 市販のトップコート(水性)の缶スプレーはどうしても厚塗りになってしまいがちですし、下手すると白く浮き出してしまう場合があります。少し手間ですが、自分でクリアとフラットベースを調合したものを薄め液で希釈し、エアブラシで吹くのが最適でしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 キャノピーの窓枠は、結局何度も塗装することになるのでマスキングも何度か繰り返すわけですね? それとも、一度に機内色、機外色、トップコートを塗装しても大丈夫でしょうか? トップコートを何度も繰り返すというのは初めて知りました。 サンペで研ぐのは難しそうですがトライしてみるつもりです。
- Scull
- ベストアンサー率26% (248/951)
トップコートをする「光沢」にもよると思います。 トップコートがグロス(光沢)であれば、キャノピーにしても構わないと思いますが、マット、セミグロスであるなら、キャノピーの「透明部分だけマスキング」をしてからトップコートをすべきでしょう。このときには期待に「仮止め」をしておいてからトップコートをしないと、機内のつやが変わってしまうので注意しましょう。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 私の場合、大戦機ファンなのでほとんどマスキングしなければならない訳ですね。 ありがとうございました。
お礼
詳しく、かつ解りやすいご回答ありがとうございます。 >キャノピーのマスキングは飛行機キットの最も面倒でもあり、重要でもある所です。 がんばってみようと意欲が湧いてきました。 質問以上にいろいろ教えて頂きとても参考になりました。 >PS.何のキットをお作りでしょうか? ハセガワ 1/48 零戦21型です。 15年ぶりに作るプラモですが、凝り性なもので、既に手を加え過ぎて現在原型をとどめておりません;; この後、タミヤの1/32 零戦21型を作る予定で練習の意味も込めて作成中です。