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感染症とチエナムについて

母の感染症について教えて下さい。 母はリンパ節かくせいを伴う卵巣癌の手術後、二度目の抗癌剤治療を終えた 所ですが、一週間前から8~9度の発熱で入院しました。 元々最後に閉じたドレ-ンの所にリンパ膿ができており、また足も多少浮腫 んでおりましたので、医師は最初からリンパ節炎を疑いセフェム系のマキシ ピ-ムとミノマイシンを5日投与しました。 しかし熱はじりじり上がりつづけ、CRP値も当初17から22と上がりました。 血液培養結果、かびも最近もなしで、結局一昨日からチエナムを一日2回 投与し、回復傾向にあります(熱8度以下、CRP17) チエナムが効かないようなら、患部を切開するとの説明を受けていた為、 一応はホッとはしておりますが、ネットでチエナムについて検索した所 にわかに不安になり質問致します。 ○チエナムは非常に広範囲かつ強い抗生物質で安易に使用すべきではない  との事ですが、今回の抗生物質の選択は適正だったのか?  また、今後母がまた同様の事態に陥った時、治療可能な薬剤はあるのか? ○そもそも、何に感染したのか分からず、その経路も不明です。考えられる  可能性はどういったものがありますか?  そのあたりをつけなければ、今後どういった事に気をつけて生活すれば良  いのか分からず、とても不安です。 CTによると母のリンパ膿は直径10cmで厚みは2~3mm位で腹部全体はチリ チリするそうですが、押してもそう痛くはないそうです。足の浮腫は入院で 安静を保っているためか、ありません。 お願い致します。

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  • jean8941
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回答No.3

ご指摘の通り、チエナムは無効な菌を挙げたほうが早いほどの 超広域の薬で、耐性菌が生じやすいのが欠点です。 MRSA等の厄介な多剤耐性菌を生じやすいことから、第一選択 としては避けるべき薬剤でしょう。 しかし、抗生剤を投与する目的は、耐性菌を生じさせない事 ではなく感染の制御ですので、使用を躊躇し続ければ被害を 被るのは患者さん自身なのです。 昔からこの業界には「患者は死んだが治療は成功した」 と いうのジョークがあります。 チエナムを使った結果、耐性菌が生じ、その後の治療が難航 したとしても、使わないで患者を見殺しにするよりはるかに マシだからこそ、この薬の存在意義が認められているのでしょう。 抗生剤は、5日も使えば効果の有無は分かります。 CRP22は、明らかに重篤です。 この時点で菌の同定(菌の種類とどんな抗生剤が効くかの判定) が出来ていなければ、ペネム(チエナム)を考えるのはベスト チョイスではないかと思います。 決して安易な選択ではないと思いますよ。 膿瘍は、抗生物質で完治しにくいものですが、再度開腹するより 侵襲が少ない為、しばらく様子を見ることになると思います。 心労お察ししますが頑張って下さい。

yh0330
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。私の疑問、心配に的確にお答え頂きすっきり致しました。母の熱は現在の所平熱まで下がっております。CRPはまだ高値ですが見守りたいと思います。

その他の回答 (2)

  • nika
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回答No.2

膀胱炎を起こし、いろいろな抗生物質で治療をおこないましたが、患部の熱感が消えず、チエナムによって熱感が消え完治しました。 投与したときの間隔は、身体に冷却水が流れるように、すっとした爽快感があり、患部の熱感がうそのようにきえました。 細菌培養で細菌が特定されていましたが、他の抗生物質では、なかなか治らない効果がチエナムには、あったような気がします。 主治医曰く、「やはり効くなあ、最後の砦だ。」 副作用もあるみたいですが、わたしにはなかった。

yh0330
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 母も腹部がチリチリとして熱を持っていたようです。 それにしても、「最後の砦」なんてちょっと怖い。 砦の次には何があるんでしょう???

回答No.1

先ず、リンパ節廓清+抗ガン剤投与で免疫能は相当ダメージを受けています。 こんな時には、日和見感染が起こりやすい。 発熱(感染)の原因としては日和見感染か、局所感染(膿瘍形成)が考えられる。 チエナムの選択については、効果もあるようですしbestと言わなくともbetter で有ると云えます。安易な選択出はなく、良い選択と云えるでしょう。 因みに、抗生剤投与中の血液培養は菌が検出出来ないものです。 下肢の浮腫は、リンパ節廓清に因るものならなかなか引かないでしょう。 患者として気を付ける事は、栄養と安静と適度な運動(離床)と希望を持つ事。 それと小さな体の変化も医師に正しく伝える事。 お大事にしてください。

yh0330
質問者

お礼

早速回答頂きありがとうございます。ホッと致しました。 抗生剤投与中の血液培養は菌が検出出来ないというのも、考えてみれば 当たり前の事ですが、動転していて全く思い当たりませんでした。 よろしければ、もうひとつ教えていただけませんでしょうか? 局所感染(膿瘍形成)というのは、具体的にどういう事なのですか? 患部周辺の清潔を保つという様な外的要因で対処できる事なのか、もっ と免疫力に関わるような内的な要因が絡んでくるものなのでしょうか? そして、出来てしまったリンパ膿瘍は医師の話ではいずれ消失するとの事 でしたが、そんな気配は今の所ありません(術後2ヶ月半)硬いままです。 (リンパ浮腫のマッサ-ジは毎日頚部から下肢にかけて行っております) これがある限り、常に同様の事体に見まわれる危険があるのでしょうか? よろしくお願い致します。

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