理由は大きく分けて二つです。
1.税金を集めるためと2.タバコをすう人を減らすためです。
1.税金を集めるため
つまりは、『タバコを吸うくらい余裕があるなら税金も払ってよ』ということです。
例えば、消費税を上げると、国民全員が負担となりますから国民みんなを敵に廻します。対して、タバコ税を上げるならばタバコを吸う人にだけの負担がとなるので、反対がごく一部になるわけです。
しかも昨今の健康ブームの中で、タバコは敵視されているのでタバコを吸わない人からの同情も集まり難いですし、タバコを吸う人も仕方ないかと思っている人が多いわけです。ですから上げやすいわけですね。
2.タバコを吸う人を減らすため
タバコは健康に悪いので(大麻よりも健康に悪いという人も多いです)なるべく吸って欲しくないわけです。
タバコを吸って肺がんの人間が増えると医療費がかさむわけで保険を通して国庫に負担をかけたりもします。
しかし、禁止するほど問題があるわけでなく。麻薬のように他人に迷惑をかけるわけでも無いので禁止はできない。ですから『どうしても吸いたいなら税金を払ってください』というのもあるわけです。
ちなみに15年位前まではこの考えかたは殆どありませんでした。むしろ税をとるときは『タバコを吸う人が減らないように』と配慮されていました。
昨今の禁煙ブームは、
A.タバコがどれだけ健康に悪いかが科学的にはっきりした。
B.廻りにいる人も健康被害にあうという事が分かり『吸う人だけの問題ではなくなった』
ここらが大きな要因になっていると思います。
そして、1.の観点からは『タバコなんてモノを吸う人からは金をとってもいい』という気運が高まり、さらに今まではなかった2.という目的も加わり、度重なるタバコ税の増税が行なわれたわけです。
お礼
わざわざすいません・・・ ありがとうございます。