ケアマネでもなければ、事業者でもありませんが、介護施設で看護師をしております。
当施設での担当者会議の割合は、要介護者1人1人に対して、最低でも6ヶ月に1回行うように努力しております。
6ヶ月に1回行う理由ですが、当施設では、1年以上に及ぶ長期入所であることがほとんどです。
そこで、ケアプランの長期目標の期間のほとんどを6ヶ月としております。
担当者会議で、ケアプランの長期目標の評価も行っています。この為、要介護者1人あたり6ヶ月に一度の担当者会議を行っています。
しかし、入所した要介護者に対しては、入所後1ヶ月~3ヶ月に1度、担当者会議をなるべく行うようにしております。
これは、短期目標の期間が1ヶ月~3ヶ月程度にしている為です。
担当者会議で、初回計画のケアプランが要介護者に合ったものかもう一度検討する機会ともなります。
当施設の入所者数は、約50床です。
約50床ですので、1日あたり1人~2人の要介護者の担当者会議を行います。
カレンダーに担当者会議を行う予定の要介護者の氏名を書いておいて、担当者会議の予定を組んでいます。
勿論、カレンダーに予定した通りに、担当者会議を行えないこともかなりあります。
予定通りに行えなかった場合は、予定より大分日にちが送れて担当者会議を行うこともよくあります。
さて、予定通りに行えない理由としては…
(1) 入所者の様態が悪化し、医療行為に追われた場合
(2) 新たに要介護者が入所し、入所の対応に追われた場合
(3) 日勤の看護職員数が最低限の人数の場合
(4) カレンダーに予定を記入し忘れた場合
(5) カレンダーの予定を見落とした場合
などが挙げられます。
担当者会議を行う必要性は、必要である時もあると感じております。
特に必要性を感じると思える時は、他職種との連携が必要である場合です。
当施設は、介護保険元年以降、2度に亘る監査を通り抜けました。
6ヶ月に1度の割合の担当者会議を行っておりますが、監査では、その点は引っかかりませんでした。
当施設では、担当者会議に参加する職種が、介護職も僅かには参加するのですが、看護職のみであることが多いのです。(介護職と看護職の業務時間の都合がなかなかつかないのです。)
監査時に、他職種の参加が行われているかどうかを監査人に質問されたようです。
現在は、1ヶ月に1回、理学療法士・看護職・介護職の3職種でリハビリ合同カンファレンスを行うようになりました。
さて、私としては、もっと数多くの職種にも参加してほしいと思っております。
参考となれば幸いです。
お礼
貴重なご意見ありがとうございました。 現在、ケアカンファレンスを場所・時間にとらわれずにできないか?模索中 です。いろいろな方法で試してみていくうちに、今の環境にあった意義ある ケアカンファレンスをできる手法を見つけてみたいと思っています。 重ね重ね貴重なご意見ありがとうございました。