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脳梗塞の薬
専門の方のなるべく詳しい回答がほしいです。先日新聞やニュースでも報道されました「脳梗塞の薬」について・・・母が昨年1月に「脳梗塞」になりました。幸い軽いものだったので右顔面に少しだけ「ひきつり」があるだけであとは普通通りの生活をしています。しかし、医者から処方されている薬があの話題の「薬」です。母は8年ほど前に「C型肝炎」も患っており「インターフェロン」の治療を受けました。それも幸い母にあったのか・・肝臓の数値などは今の所落ち着いています。しかし最近数値が少しづつ上がってきたのと、身体が少し怠い時があるそうです。医者に言うと「薬をやめて脳梗塞になってもいいのか」とちょっと脅しめいた事を言われます。副作用の恐い薬をこのまま飲み続けて大丈夫なのでしょうか?もし、肝臓になんらかの影響が出てきたときまた、治るのでしょうか?教えてください。
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チクロピジン(商品名はパナルジン等)ですね。 正解は「副作用はたしかに怖い,ただ脳梗塞はその100倍怖い」 チクロピジンを内服している人は数10万人,そのうちの年肝障害で17人死亡(他の副作用もあります) 脳梗塞の予防効果は概算ですが約10%/年の再発率をその20~30%抑制するとおもわれます。つまり少なくとも100倍のインパクトの差があります。(脳卒中内科医告らん先生の概算) われわれ脳外科医の意見も同様で今回の報道で販売中止になったら脳梗塞が激増するのではないかと憂慮する人が多数います。 肝障害は定期的に検査することで対処できるとおもいます。 副作用死した患者さんの経過や合併症などについても詳細をみてないのですが,主治医の先生は当然念頭において治療されているでしょう。 言ってることはこけおどしでもなんでもないと思います。
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- futukayoi
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通りすがりの者ですが・・・。 すでに専門科のinoge先生より立派な回答がありますし薬の専門科でも無いので一般人の自信無しなので恐縮なのですが一言だけ・・・。 先ず参考URLに緊急安全医薬品情報のページを載せておきますので良く読んでいただきたいのですが現在パナルジンの推定服用者数は100万人おり今回問題になった副作用による死亡例は1年間に17人です(肝障害以外も全て含めて)。単純に計算して58800人に一人が死んだ計算になります。しかもその発症は9割近く服用開始から2ヶ月以内なのです。 mamimami555さんのお母さまは昨年1月に脳硬塞になられたとの事ですからもう1年半位は服用している事になりますよね?絶対に無い訳ではありませんが確率としてはこれからパナルジンによる重篤な肝障害を起こす可能性はかなり低いと思われます。 以前高脂血症の治療薬のメバロチンの横紋筋融解症のリスクを過大に心配する方がマスコミの報道で増えた時がありましたがこれも確率から言えばそれに近い状況だと思われます。 大切な事は脳硬塞の危険と比べれば少ない確率の死亡ではあってもその更に9割の方は服用開始から2ヶ月間の間2週間に一回ぐらい採血して肝機能を調べておけば死なずに済んだ可能性が高いと言う事でありまたこの事はずいぶん前から警告されていたのに周知徹底されていなかったと思われる事から今回こういう形の発表になったのだと思います。 どうしても心配な場合は別の抗血小板薬もありますからそちらにかえる事も可能ですがあんまり心配し過ぎない方が宜しいかと思われます。 C型肝炎のフォローのため定期的に採血しているのでしょうからパナルジンに関してはかえって他の方より安心だとも言えると思うのですが・・・。 お母さまの御健勝をお祈りいたしております。 疑問点解消の一助になれば幸いです。 それでは。
お礼
ありがとうございます。随分不安は消えました。HPの方もゆっくり見てみたいと思います。母も心配で薬を飲むのを怖がっていますがそれはダメという事がよくわかりました。
- -mizuki-
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薬の名称が分かりましたらお教えください。
お礼
ありがとうございます。私達はとかく「副作用」という言葉にとても敏感になってしまいます。それ以前に「治療」という事を前提に考えなくてはいけないのですね。副作用は恐いですが・・治療をやめるわけはいかないですもんね。 あと「C型肝炎」の事が気になりますが大丈夫でしょうか?