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のぞみとひかりの違い
東海道山陽新幹線に「のぞみ」が誕生したとき、停車駅は確か、名古屋・京都・新大阪・岡山・広島・小倉だけでした。その分、所要時間も「ひかり」に比べ短く、料金も割高になっていると思っていました。最近新幹線に乗って気付いたのですが、のぞみも停車駅が増えてますよね?新横浜とか新神戸とか、その他にも停車駅は増えているようですが、ダイヤ上、のぞみとひかりの明確な違いというのはあるのですか?もしいまでもまだのぞみが割高料金であるならば、一番早いひかりと一番遅いのぞみの料金差について利用者は納得できているのでしょうか。漠然とした質問ですみません。
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東海道新幹線(東京~新大阪間)では、「のぞみ」は品川・新横浜・名古屋・京都・新大阪のみ(品川と新横浜はどちらか一方のみ停車の場合もあり)停車となっており、その他の駅には停車しません。 「ひかり」は、「のぞみ」の停車駅に加えて、小田原・熱海・三島・静岡・浜松・豊橋・岐阜羽島・米原のうち2~4駅に停車する形になっており、両者の区別ははっきりしています。 これに対して山陽新幹線(新大阪~博多間)では、「のぞみ」と「ひかり」の差は不明確です。「ひかりレールスター」の中には、「のぞみ」より停車駅が少なく所要時間が短い(しかも、指定席の座席は2&2シートで「のぞみ」より快適)ものもあります。 これは「のぞみ」の割増料金は元々はJR東海が独自に設定し、「のぞみ」運転開始1年後に山陽新幹線に乗入れた際に、制度上の統一という点だけのためにJR西日本も同じものを導入したのが理由になっています。 山陽新幹線の場合、福岡空港が便利な場所にあるために航空会社との価格競争が激しいので、実質値上げとなる「のぞみ」料金設定にはJR西日本も躊躇したようですが、結局は制度統一を優先した形になっています。 阪神大震災で3ヶ月間不通となっている間に航空機にシェアを奪われる形になったため、その後に登場した「ひかりレールスター」では「のぞみ」ではなく「ひかり」にして、料金を抑える形にしました。 「ひかりレールスター」は登場時は「のぞみ」より停車駅を多く設定していましたが、山陽新幹線に乗入れる「のぞみ」が増えたことで姫路・福山・新山口に停車する「のぞみ」が登場した反面、「ひかりレールスター」の方は航空機との対抗策の目玉として停車駅を絞った列車が登場したため、今では逆転現象が起きています。 山陽新幹線内で「のぞみ」の停車駅を新神戸・岡山・広島に絞ってしまうと利用率はかなり下がるでしょうから、このあたりは仕方ない面がありますね。 現状の山陽新幹線の今の料金設定に矛盾があるのは誰の目からも明らかですので、そろそろ修正が必要かもしれません。 東海道新幹線開業時は「ひかり」と「こだま」でも料金格差があったのですが、山陽新幹線が岡山まで開業した際に、新大阪から西では「ひかり」「こだま」は同一料金となり、新大阪を境に料金制度が違う時期が一時期ありました(その後、新大阪以東でも「ひかり」「こだま」は同一料金に変わりました)新大阪を境に、東側は「のぞみ」と「ひかり」「こだま」で料金格差有り、西は格差無しという制度でも何も問題はなさそうですが。
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- FEX2053
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あと、実質的に「ひかり」「のぞみ」の料金差を埋めてしまう 「エキスプレス予約」がどんどん普及していますので、なし崩し的に 「ひかり」「のぞみ」の料金差はなくなっていくんでしょうね。 実際、現在は自由席より「エキスプレス予約」の指定席の方が安い という逆転現象が起きており、平日の自由席は以前に比較してかなり 空くようになっています。