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リアブレーキの構造でふとした疑問です。
先日、沢山の回答をいただきまして、無事解決した、リアブレーキピストンの固着の件で、無事修理完了した後ふとした疑問がわきました。 当方の車体は、ピストンの戻りが悪く、走行していると、だんだんとピストンが戻らなくなっていきパッドとディスクが引きずっている状態になりタイヤがロックして動かなくなる。という症状でした。 その際、ディスクの温度は異常なまでに熱くなっていました。 今回修理後、30kmほど走行しましたが、ディスクの温度はまぁ熱いけど異常なほどではない(前回の回答から熱くなるのは必然とのことで)ぐらいの温度で、今まで10km前後で固着が発生していたのが、修理によって直りました。 そこで、質問なのですが、このタイヤのロックの原因はピストンの戻りが悪いからであって、ピストンが戻らなくなり、ディスクが擦ってしまいリアロックするわけですよね。また、ディスクの温度が異常なまでに熱くなりすぎて、フルードの温度が上昇しすぎて、膨張してしまうから?との回答もいただきました。 では、修理後、ピストンの戻りが正常でも、長く走行してディスクがかなりの温度になってしまったら、リアロックになってしまうのではないか?という疑問がわきました。 以前、リアブレーキを一切使わず走行したのに、リアロックしたことがありましたので、いくらピストンの動きが正常に戻っても、温度が上昇したら、結局また同じ症状がでてしまうのでは??と疑問になりました。 回答いただけましたら幸いです。
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温度が上がってフルードが膨張したとしても、ピストンが勝手に出てロックする様な事は有りません。 ブレーキペダルを踏まない状態では、キャリパー内の圧力が上がる事がそもそもありません。これは、マスターシリンダーのピストンがストロークしていない状態ではキャリパーからリザーブタンクまでが通じており、膨張したとしてもリザーブタンクの液面が上がるだけで圧力は掛からない構造だからです。 そうでないと、パッド交換時等にピストンを押し戻せません。 ※但し、ブレーキペダルを踏むとフルードのリターンポートは塞がれる為、ピストンは押し戻せなくなります。 実際の車両でピストンを抜いて見れば分かりますが、リザーブタンクのフルードまで抜けてしまいます。 質問者さんの場合、ピストン自体の戻りが悪くなった為に引きずりが起き、最終的にはロックするまでに至ったと思います。この場合は、ブレーキを掛けた時に出たピストンがそのまま戻らなかった為に摩擦熱で焼き付いたのであり、フルードの膨張でピストンが出たのでは無い筈です。
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- cuntach
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発熱と放熱があって、両者がつりあったところで温度が一定になります。 以前の状態は放熱よりも発熱の方が大きかったために高温になったのであって、今の状態が故障したままでないのであれば、少し温度が上がったところで一定になり、それ以上に温度が上がってしまうことは在り得ません。(意図的にブレーキをかけ続けたりしなければ...ですが) もし、また高温になれば、それは故障が直ってないのです。 少し温度が上がるぐらいは正常なので、気にせず乗って下さい。
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回答ありがとうございます。 一定の温度以上上がらないのですか。大変興味深いことを勉強させていただきました。よく皆様の回答で、目玉焼きができるぐらいの温度などの表現があり、だいぶ熱くても大丈夫なのかなぁと心配していたのですが、今後安心して乗れそうです。ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございます。フルードの膨張自体が問題なのではなく、やはりピストンの戻りが悪い点に問題があったのですね。とても参考になりました。私は、ディスクが熱くなっていくとまた同じ症状になるとばかり思っていましたので、ピストンの戻りが正常ならば、ディスクはある程度の温度まで普通は上昇するので、気にしないでのっても大丈夫ということをしり安心しました。